基本、タイムトラベルものはあまり好きじゃないです。 読んでてやきもきするし、そのわりにワンパターンなので好きじゃない。 現在or未来を変えるために過去であれこれする→うまくいかない→もっかいあれこれする→今度はうまく行った、みたいな。 以下、私のタイムトラベル小説遍歴︵しょぼい︶。 ﹃夏への扉﹄どこがどう名作なのか説明してほしい ﹃ふりだしに戻る﹄情景描写は好き ﹃時をかける少女﹄1967年刊だって!初出は﹃中学三年コース﹄。なるほどそれはいいかも ﹃ドゥームズデイ・ブック﹄パンデミック怖いね 映画だけど﹃エターナル・サンシャイン﹄ ジム・キャリー普通にモテそう ﹃商人と錬金術師の門﹄︵﹃息吹﹄所収︶ これ好き。私の嫌いなタイムトラベルっぽさ︵前述︶がすっきり解決されてて、しかも余韻が長い。 こういうのでいいんだよ、こういうので。