ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (2)
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について書かれた論文をクルーグマンが激賞している。論文のタイトルは﹁Macroeconomic Implications of COVID-19: Can Negative Supply Shocks Cause Demand Shortages?﹂で、著者はVeronica Guerrieri︵シカゴ大︶、Guido Lorenzoni︵ノースウエスタン大︶、Ludwig Straub︵ハーバード大︶、Iván Werning︵MIT︶。クルーグマン自身も3月末に同様の点について考察した小論を上げているが、こちらの論文の方がより深く緻密に考察している、としている。 論文の一つの結論は以下の図に集約されている。 以下はその図についての説明。 Figure 1 illustrates this logic for two sectors, 1 and 2, where sector 1 ge
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とイスラエルのゲーム理論の大家アリエル・ルービンシュタインがThe Browserインタビューで述べている︵Mostly Economics経由︶。 その内容を簡単にまとめると以下の通り。 ゲーム理論というネーミングで、フォン・ノイマンは数学だけではなく広報宣伝での天才ぶりを発揮した。そのネーミングにより、何か単純なものが経済危機や核抑止力政策といった複雑な状況に応用できるという幻想を人々に抱かせた。自分の見方は同僚より極端かもしれないが、ゲーム理論は現実に直接応用できるという主張には与しない。 自分が比喩として良く用いるのは論理学。論理学は哲学や数学の興味深い一分野ではあるが、それがより良い人生を送る助けになるという幻想を抱いている人はいないと思う。良き裁判官は論理学を習得している必要は無い。論理学はコンピュータ科学の発展に役立ったが、友人との討論や、裁判官、市民、もしくは科学者として与
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