ブックマーク / www.minpo.jp (2)
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5月8日から、新型コロナの感染症法上の位置付けが2類から5類へと移行した。2020年早春に始まったパンデミックは、3年余りの月日を経て、ようやく一つの区切りを迎えたことになる。感染規模の大きさ、死者数、そして当たり前の生活がこれほどまでの長期にわたって制限されたことは、一つの歴史として刻まれるだろう。 日本国内だけで、2020年春から2023年5月頭までの感染者数はおよそ3377万人、感染による死者数は7万4千人を超えている。ちなみに、100年前の大正時代、1918年から1921年に流行したスペイン風邪は、やはり同じ様に3年余り続き、日本での感染者数はおよそ2380万人、死亡者数はなんと38万人を超えていた。数字の上では、感染者数は今回のコロナの方がはるかに多く、そして死者数は医療の進化もあって、今回は大きく抑えられたと言える。 今回のコロナ禍の中で、お付き合いのあった方お二人を感染症で見
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移住した双葉町の駅西住宅で、福島の復興に協力したいと誓う浜田さん 東日本震災と東京電力福島第1原発事故発生の直後から福島県の復興に携わってきた元復興副大臣の浜田昌良さん︵65︶が双葉町に移住した。家族3人を横浜市に残し、8月に避難指示が解除された特定復興再生拠点区域︵復興拠点︶にあるJR双葉駅西側の駅西住宅で5日から暮らし始めた。﹁今度は町民として福島の復興に協力したい﹂と決意を抱く。 引っ越しから一夜が明けた6日午前。室内にはまだ段ボールが並ぶ。復興副大臣として復興拠点の認定に関わり、何度も町内を訪れたときとは違う町民としての新生活。既に県産の魚や野菜を自炊して食べ、福島の食の魅力を実感した。﹁これから地域の現状がさらに分かるはず。楽しみ﹂とほほ笑む。 大阪市出身。2004︵平成16︶年7月の参院選で初当選し、2012年12月から2年9カ月にわたり復興副大臣を務めた。2017年9月にも再
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