脳に電気ショックを与えることで、脳卒中による脳へのダメージを抑えることができるようだ。高精細︵HD︶陰極経頭蓋直流電気刺激︵C-tDCS︶と呼ばれる非侵襲的な治療法により、急性虚血性脳卒中︵AIS、脳梗塞︶の原因となった血栓周辺の血流が増加し、脳にそれ以上のダメージが及ぶのを防げる可能性のあることが明らかになった。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校︵UCLA︶David Geffen School of Medicine神経学分野のMersedeh Bahr-Hosseini氏らが実施したこのパイロット試験は、﹁JAMA Network Open﹂に6月21日掲載された。