<最新の研究で分かったグラスの巨大化は、ワイン消費量の増加にも貢献しているようだ> グラス1杯のワインを飲むという経験は、300年前と今では全く違う。現在の一般的なグラスに注がれるワインの量は、1700年代のグラスの7杯分近くに相当するという。 昨年12月に医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表された研究によると、平均的なワイングラスの容量は1700年代の66ミリリットルから、今では449ミリリットルに増えている。 ケンブリッジ大学のテリーザ・マートウ教授(健康行動科学)の率いる研究チームは、イギリスの博物館や小売店が保有している1700年代から現代までのワイングラス411個のサイズを測定。この期間にグラスのサイズは着実に大きくなっていると結論付けた。 「食器が大きくなると1度に提供される量が増え、気付かないうちにより多くの量を食べたり飲んだりしている」と、彼女は本誌
昨日の論文紹介をもう一度まとめると、上部消化管の上皮細胞内に存在する腸管内分泌細胞の一部が迷走神経節細胞末端と直接シナプス接合をもち、グルコースやショ糖(分解されてグルコースになる)に反応し、直接脳へ短い間隔で刺激を伝達するというものだった。ただこの論文を読んで、このような回路が存在する意味がもう一つピンと来ないと私は結んでしまった。というのも、腹からの感覚は、良い感覚というのがない。満腹でも膨満感だし、腹が気になる場合はすべていい感覚ではない。お腹が快調という場合は、要するにお腹を意識していない場合を指す。と考えると、これほど速い反応をわざわざ開発しても、あまり意味がないように感じたからだ。 こんな疑問を出してすぐ、昨日論文を読んでいると、迷走神経回路の中にご褒美回路を直接刺激するシステムが存在することを示し、昨日の私の疑問を少しは解いてくれる論文に出会ったので、今日続けて紹介することに
先日、あるテレビ番組でタレント・いとうまい子さんとご一緒した。彼女は、二つの顔を持っていることで知られている。 一つはテレビタレント、そしてもう一つは「研究者」の顔。早稲田大学人間科学部大学院博士課程に在籍し、自ら作成するロボットで介護予防を実現することに情熱を燃やしている。 梶原「新宿音楽祭でいとうさん(当時は伊藤麻衣子さん)と仕事したのは何年前でしたっけ?」 いとう「歌手デビューした1983年ですから35年前です」 梶原「ひえ?!」 1983年といえば、スマートフォンどころか、携帯電話(肩掛けタイプ)登場まであと2年、バブル経済の始まりの前であり、もちろん昭和で20世紀だった。まだ生まれてもいなかった読者も少なくない、そんな「昔」だ。 本論から横道にそれるが、新宿音楽祭とはラジオの文化放送が年に1度、日本武道館を会場に開く、その年にデビューした新人歌手を対象にしたコンテストだ。文化放送
ノシセプチン受容体およびμオピオイドペプチド受容体に対する2機能性のアゴニストは霊長類において有害な作用のない鎮痛薬になりうる 木口倫一・Huiping Ding・Mei-Chuan Ko (米国Wake Forest School of Medicine,Department of Physiology and Pharmacology) email:木口倫一 DOI: 10.7875/first.author.2018.091 A bifunctional nociceptin and mu opioid receptor agonist is analgesic without opioid side effects in nonhuman primates. Huiping Ding, Norikazu Kiguchi, Dennis Yasuda, Pankaj R. Daga,
From his production company founded in the late 1970's, Leo Fender labored to produce the highest quality stringed instruments ever made. After his passing in 1991, Leo's company, now in the qualified hands of John McLaren of BBE Sound, continued to push the envelope by producing quality instruments with unique innovations. From the Dual-Fulcrum Vibrato's mellow bend to the Magnetic Field Design p
「スマホ(モバイル)顕微鏡」をご存じだろうか。スマートフォンのカメラの上にレンズ付きの小さな器具をおくだけで、スマホが顕微鏡に早変わり。器具の改良とスマホの性能向上で、おもちゃの域を脱し、今や科学研究にも使われる。開発に携わってきた合同会社、Life is small.(LISCO=リスコ、横浜市)の白根純人さん、永山国昭さんにモバイル顕微鏡の進化を聞いた。「偏光顕微鏡、蛍光顕微鏡など普通の光
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