linuxとkvmに関するtaninswのブックマーク (3)
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第1回では、仮想マシンとは何か、その生い立ちや機能について簡単に紹介しました。今回から、x86システム仮想マシンがどのように実現されているのかを解説していきたいと思います。 x86システム仮想マシンには、VMwareによる仮想化製品をはじめHyper-V、Linux KVM、Xenなどがあることは、すでにご紹介したとおりです。この連載では、その中でも最近とくに注目を浴びているLinux KVMを中心に、x86仮想マシンの実装を見ていきましょう。今回は、Linux KVMの概要、および構成するソフトウェアについて解説します。 コンピュータを構成する3大要素 仮想マシンを理解するために、まず実際のコンピュータがどのような構成になっているかを知っておくと良いでしょう。コンピュータは、CPU、システムメモリ、I/Oデバイスの3つの要素から構成されています。 図1 コンピュータを構成する3大要素C
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次世代デスクトップ転送技術、SPICE入門‥Inside Linux KVM︵1︶︵1/2 ページ︶ この連載では、オープンソースの仮想化ソフトウェア、Linux KVM︵Kernel-based Virtual Machine︶とそれを支える技術の最新開発動向を紹介していきます。︵編集部︶ はじめに この連載では、オープンソースの仮想化ソフトウェア、Linux KVM︵Kernel-based Virtual Machine︶とそれを支える技術の最新開発動向を紹介していきます。KVMは、完全仮想化機能をカーネルに付け加える仮想化ソフトで、Linuxカーネルに標準で含まれることから、いま開発者の注目を浴びています。 Linux KVMのメリットは、ハイパーバイザを持たず、Linux自体をホストOSとするため、ほかのハイパーバイザに比べて性能的に優位なことです。一方で、まだ課題もあります。
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アナウンス後わずか2カ月でLinux Kernelにマージされたことで一躍注目を浴びることになった仮想化技術﹁KVM﹂。しかし、その具体的な仕組みや使用方法となると、意外と知られていないのではないでしょうか。この連載ではそんなKVMについて紹介します︵編集部︶ KVMは、Linux Kernel自体をハイパーバイザとする仕組みで、正式名称を﹁Kernel-based Virtual Machine﹂といいます。KVMは現時点では、Intel VT-xやAMD-VといったCPUの仮想化支援機能を必要とし、完全仮想化によりOSの仮想化環境を提供します。 この記事では、﹁KVMの名前は聞いたことはあるが詳しくは知らない﹂という方、﹁興味はあるけど使い方がよく分からない﹂という方を想定し、全3回でKVMの概要と基本的な使い方、今後の課題について紹介したいと思います。OS仮想化技術のおさらい サー
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