![英語圏の腐女子文化~知られざるスラッシュフィクションの世界 - wezzy|ウェジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fcde5f3187c2713a2da1a7fc221813502999d6b8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwezz-y.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F05%2Fslash0510.jpg)
アメリカの人気テレビドラマ『glee』でひときわ印象的な場面がある。将来ブロードウェイ・スターになると公言し、glee部(合唱部)でも堂々リードボーカルをとるヒロイン・レイチェルが、純朴ハンサムジョック(体育会系)のフィンを巡って、学校一の美人でチアリーダーのクィンと争う場面だ。 クィンはレイチェルを「フィンのことは諦めなさい、あなた都会に出てスターになるんでしょ。あなたには才能があるじゃない、キャリアと男、二つを同時に得るなんてできないのよ。一つを手に入れたら片方は諦めなきゃいけないの」と説得しようとする。 このクィンを演じる女優が、HKT48の新曲『アインシュタインよりディアナ・アグロン』の中で歌われているダイアナ・アグロンである。 「アインシュタインよりディアナ・アグロン テストの点以上 瞳(め)の大きさが気になる どんなに勉強できても 愛されなきゃ意味がない スカートをひらひらとさ
前回、高校の吹奏楽部員たちを描いたアニメ等の作品『響け!ユーフォニアム』に関する議論を参照しながら、“男根のメタファー”について考えました。 “男根のメタファー”のリテラシー/メタファーとメトニミー 武器や楽器を男根のメタファーとしてのみ解釈するのならば、非ファルス的な武器とはなんなのでしょう? 男根的でない武器は、あり得るのでしょうか。 そもそも、「男性=攻撃的/女性=博愛的」という二元論があるがゆえに、また、歴史的に兵士や戦争を主導した人物は圧倒的に男性が多いため、男性的なイメージを帯びていない武器というものは少ないのです。 では少ないながらも「女性的な武器」とはどういうものか? 生物兵器や毒薬、ハッキングなどは非ファルス的な武器(攻撃)だよなあ。とぼんやりと考えていました。 カトリーヌ・ド・メディシスやルクレツィア・ボルジア、ブランヴァリエ公爵夫人など、世界史には毒薬に詳しかったとさ
2015.08.29 「アイドルを消費する」日本に、『マッドマックス』が投下したもの 西森路代×ハン・トンヒョン 2015年6月の公開以降、繰り返し上映期間が延期され、いまだ大好評上映中の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。本作はアクション映画としてだけでなく、奴隷となった主人公のマックスと、「産む機械」として扱われている5人の女性たち(ワイブス)を解放するために立ち上がったフュリオサが、独裁者イモータン・ジョーから逃れるために、男女を越えて連帯しているという、フェミニズム的な視点からも高く評価されています。 一方、『マッドマックス』に対する評価は多様でもあります。例えばライターの西森路代さんは、本作を「男性によるホモソーシャル」ではなく「男女によるホモソーシャル」のようだと考え、社会学者のハン・トンヒョンさんは「女性によるシスターフッド」ではなく「男女によるシスターフッド」であると感
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