7月4日、南米3カ国が国境を接する大瀑布(だいばくふ)、イグアスの滝からの轟音(ごうおん)が聞こえるホテルに南米の首脳が集まっていた。ブラジル大統領のルラが高らかに宣言する。「我々の国と国の間は共通通貨で決済しよう」南米一の経済大国、ブラジルと2位のアルゼンチンは1月、両国間の共通通貨構想を発表していた。ルラは「なぜ(貿易決済で)自国通貨でなく、米ドルを使用すべきなのか?」と貿易決済のドル1強
北海道大学や金沢大学などの研究チームは、たんぱく質に似た折りたたみ構造を高分子を使って人工的に作ることに成功した。樹脂の一部を改変したところ、急角度に折れ曲がった構造をもつ高分子を合成できた。生体内で働くたんぱく質のように様々な機能をもつ高分子の開発につながる。たんぱく質はアミノ酸が連なった天然の高分子で、らせん状やシート状といった構造をいくつも組み合わせることで様々な機能を発揮している。人工
【この記事のポイント】・139円前後で推移した8月末から1週間で5円下落・日米の金融政策の方向性の違いが円売り材料に・財務相「最近の動きはやや急速で一方的」7日の外国為替市場で円相場が下落し、一時1ドル=144円台を付けた。1998年8月以来およそ24年ぶりの円安水準。今週はオーストラリア、カナダ、欧州など主要国の金融政策を決める会合が相次ぎ、大規模な金融緩和を続ける日銀に焦点が当たりやすくなっ
河野太郎消費者相は4日のフジテレビ番組で、霊感商法の被害対策をめぐる消費者庁の有識者検討会について「(宗教団体の)解散命令まで消費者庁が関わったり、解散命令まで踏み込めと文部科学省に働きかけたりすることになるかもしれない」と述べた。消費者庁の所管を超えて政府全体に提言を出すよう求めた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)などによる霊感商法に対し「(消費者庁が)後手に回ったという思いがある」と話し
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