Work by Moataz1997 ロシアがイスラム教を受け入れなかったのは酒が原因…? キエフ公国のウラジミール大公がルーシにイスラム教を取り入れることを良しとせず、キリスト教(正教)を受け入れたきっかけとなる有名なお話があります。 ウラジミール大公の元にあるムスリムが現れ、多神教信仰を棄ててイスラム教に帰依するように訴えた。その教えは大変魅力的で、大公は乗り気だったが、ムスリムになったら「豚と酒が禁止される」ことを聞いてこう言った。 「ルーシは酒を飲むことが楽しみなのだ。酒なしには生きている甲斐がないのだよ…」 そうしてウラジミール大公はイスラム教ではなく、酒が許される正教の導入を決定したのだった。 実はこれ以外にもウラジミール大公と様々な宗教使者のエピソードが色々あり、どれも半ばネタじみて作り話っぽい感じで、本当かどうか分かりません。 ルーシ国家は伝統的に南のアッバース朝との中継交
長年著作権問題があったハッピーバースデーの歌 誰かの誕生日には必ず「♪ハッピーバースデー トゥーユー」で始まる歌を歌うと思います。 これはアメリカや日本だけでなく、歌詞やメロディーが変わっても結構どこの国でも同じで、世界中に普及した非常に有名な曲です。 実はこの曲が作られたのはそんなに古い時代ではなく、現代でも一部著作権が生きています。著作者は著作料を得るのですが、その報酬はかつて年間2億円以上もありました。 そしてこのあまりに有名になりすぎた曲の著作権が認められるかは、長期間に渡って法廷で戦われていました。 1. 元の曲「Good Morning to All」 ハッピーバースデーの歌の元となった曲は、1893年にアメリカ・ケンタッキー州ルイビルで幼稚園を経営していたパティー・ヒルとミルドレッド・ヒルの姉妹が作った「Good Morning to All」という曲です。 www.yout
あまりに恥ずかしいあだ名の数々 リチャード獅子心王。ルイ14世太陽王。エンリケ航海王子。 世界史の教科書には、カッコいいあだ名がついた歴代のヨーロッパの王様がたくさん登場しますね。 一方で、カッコいいあだ名があれば、逆に不名誉すぎるあだ名もありました。 どういうわけか教科書には出てこないんですよね。面白いのに。 ということで今回はcracked.comより、可哀想なほど酷いあだ名を付けられた王様たちを紹介します。 下ネタもあるので一部隠します。 1. "不潔王" ハーラル1世(ノルウェー) ハーラル1世は22歳でノルウェー王国を創設した男。 伝説によると、彼は神様に願をかけて、王になるまで髪を切らなかった。 22歳ともなるともう頭はボウボウで、野獣の王のような風貌でした。 体も頭もシラミだらけで、確かに「不潔王」だったようです。 2. "裏切り王子" アンリ3世(フランス) 英語では、"p
本当に「聖」なる人なのか 「聖人(Saint)」とは、キリスト教会が認定する「他のキリスト教徒の模範となるべき偉大な信者」のことで、これに認定されることを「列聖」といいます。 カトリックや正教会など、流派によって選定の基準は異なるらしいのですが、 例えばカトリックの場合、聖人になるには2回「奇跡」を起こす必要があります。(不治の病を直したりとか) なので、列聖されている人たちはみんな、スーパーミラクルすごい人たちなのかと思うのですが、 よくよく列聖者リストを見てみると、「本当にこの人が聖人なの?」と首を傾げるような人がちらほら見うけられます。 キリスト教関係者に怒られそうですが、このエントリーでは「列聖されてるのが不思議な人たち」をピックアップしてみたいと思います。 1.至聖生神女の母聖アンナ キリストの祖母 伝説によると、アンナは聖母マリアを生んだ時かなり老齢だったらしく、 マリアを授か
キリスト教が世界宗教となるまで拡大する要因はいろいろありますが、 一つとして「その時々の為政者が時と場合によって解釈を変えていける普遍性と汎用性があった」ということがあります。 つまり、教えがかーなりざっくりしてた。 時代が変わっても、その都度その時代、またその国・地域に即した解釈ができる柔軟さを持っていたってことですね。 ローマ・カトリック、プロテスタント、ギリシア正教はじめ、主なキリスト教の流派はみなさんご存知の「三位一体説」をもって絶対としています。 神は一つの実体と、「父なる神」・「イエス・キリスト」・「聖霊」の三つの位格を持っている、とされています。 トーシロにゃあよく分かりませんが、聖書解釈や人民統治の諸問題をクリアするには、 これが一番都合が良かったんでしょう、きっと。 キリスト教2000年の歴史の中でも様々な宗派が興り、今でも増え続けていますが、 その中で異端として歴史の彼
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