篠田英朗に関するtterakaのブックマーク (3)
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﹁自衛隊は合憲、集団自衛権は違憲﹂の根拠とは 長谷部恭男・東大名誉教授は、2015年に衆議院憲法審査会で﹁安保法制は違憲だ﹂という意見を述べて有名になった憲法学者である。憲法調査会を取り仕切っていた自民党の船田元議員は、長谷部教授が特定秘密保護法案などに賛成してくれていたので油断した、などと述懐した。しかし長谷部教授は、長きにわたり、集団的自衛権を違憲と論じる者であった。 長谷部教授は、﹃憲法と平和を問いなおす﹄︵2004年︶で、護憲派の立場を維持しつつ、自衛隊合憲論を打ち出した。東大法学部憲法学のエース・長谷部教授の自衛隊合憲説は、当時の憲法学に衝撃を与えた。しかし、今日、憲法学者が口をそろえて﹁自衛隊は昔から合憲なので改憲の必要はない﹂という立場で、﹁アベ政治を許さない﹂ために大同団結できるのは、長谷部教授が打った布石のおかげだ。 ﹁安保法制は違憲だ﹂という発言で、俗にいう長谷部教授の
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法律安倍政権の改憲に反対の憲法学者︵左は長谷部恭男・早大教授、右は小林節・慶大名誉教授=FCCJより‥編集部︶ 参議院選挙が終わり、改憲論議の行方が話題になっている。多くの人々が、﹁改憲問題は国民の関心事項ではない﹂といった主張をしている。改憲論の進展への強い警戒心は、改憲問題への強い関心の表れのようにも思えるが、議論はしないのだという。 わかりにくい。 議論しないという立場の人々は、﹁自衛隊は広く国民に認められているのだから、改憲の必要性はない﹂と主張している。しかし自衛隊が広く認められていることを肯定しているのなら、改憲に賛成してもいいではないか。 非常にわかりにくい。 アンケート調査では、具体的な改憲案の是非についての質問ではなく、﹁安倍政権下での改憲に賛成ですか﹂とか﹁改憲問題の優先順位はどれくらいですか﹂といった、ひねった質問がなされる。 とてもわかりにくい。 わかりにくい原因は
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歴史的な米朝会談が終わった 歴史的なシンガポールの米朝会談が終わった。大成功だった、というトランプ大統領の言葉は虚勢ではないだろう。 中身はまだ空虚であったとしても、最初の会談でなされるべきことはなされた、という印象は受ける。つまり﹁取引︵Deal︶﹂の基本構図の確定である。 合意文書調印後に一人で臨んだ広大な部屋での記者会見で、﹁こんなに沢山いたら落ち着かないなあ﹂と冒頭でジョークを言っていたトランプ大統領は、時間を延長し続け、一時間以上にわたって質問に答え続けた。 まさに独演会と言ってよかったが、その晴れやかな表情と、軽快な語り口に、大統領自身が誰よりも会談に満足していることがうかがわれた。 ﹁取引﹂をする会談はもっと早く開催されるべきだった、と繰り返し述べたトランプ大統領は、前任の大統領たちが成し遂げることができなかったことを自分だけが行えた、ということを強調した。 実際、金正恩氏に
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