ブックマーク / chikawatanabe.com (3)
-
本日のNew York TimesのFrom Taxis to Textiles, Italy Chooses Tradition Over Growth。かなーり面白かったです。 なぜなら、そのまま日本に置き換えられそうな内容だったので。たとえば・・・ 冒頭は、超高級ブティック繊維メーカーのおはなし。6ヶ月糸を寝かせ、その後ヒミツの15ステップを経て生まれる布地はArmaniやらZegnaやらが買っていくゴージャスなもの。でも、最近そんな高価なスーツを買う人も減り、業績はガタ落ちで息も絶え絶え。が、しかし、イタリアがモノづくりをやめてどうする、とがんこなオーナー。 国全体を見ると、経済状況はギリシャ並にやばいが、政府債務のほとんどがイタリア国内から借りているから、ある意味OK。 問題の根源は、政府債務の多さではなく、成長が止まってしまったこと。 インタビューされるイタリアの経済学者は﹁ア
-
人里はなれた隠遁生活(笑︶をしているのであるが、それでもいろいろな人からキャリア相談を受ける。周りにも、同じく相談される、という人がちらほらいて、タイトルのような話になったことがあった。(多分、我々が、人と違うキャリアの選び方をしているので、﹁どうやったら私も違うことができるだろうか﹂と聞かれるのだと思う。︶ 結論から言うと、本当にキャリアチェンジできるのは、具体策がある人。結論が先にあって、そこから逆算して何をすべきかがある人。 ︵﹁がんばっていればいつかは道が開ける﹂というフェーズも人間にはもちろんあるのだが、﹁もはや、今の仕事をどれだけがんばっても何も起こりそうにもない﹂というところに来た人を想定しています。︶ というわけで、以下、キャリアチェンジを望むのであればしてはいけない二つと、すべきことひとつ。 してはいけないこと1︶ゴールなき努力を始める たとえば、留学して心機一転新たな
-
これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。1︶日本はもう立ち直れないと思う。 だから、2︶海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。 これまでは、1︶は言わずに、2︶だけ言ってきた。で、﹁海外で働く﹂の中でも、私が知っている﹁シリコンバレーで働く﹂ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が﹁もはや国内に機会はない﹂と気づく頃には、そういう﹁進路変更大変状態﹂になってしまっていることが多い訳です。 というわけで、明言することにした次第。 (後日
-
1