![「エアロゾル対策に集中を」専門家グループ提言、感染研に苦言も | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7bcf15656613e392d09dcf4f159ab9340765060f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2022%2F07%2F28%2F20220728k0000m040337000p%2F0c10.jpg%3F1)
長野県の高校生が8年前、ゴム気球に乗せて高度3万2000メートルの成層圏へ飛ばし、行方不明になっていたカメラが11月に埼玉県ときがわ町の山中で発見された。カメラには地球の映像が残されており、卒業生らは「地球は青く、とても奇麗でした」と感動している。 気球による撮影は2012年11月、当時の長野県立飯田工業高校の3年生8人が授業の一環として挑戦した。カメラ2台とGPS(全地球測位システム)を搭載したスマートフォンを気球に設置し、人口密集地や空港などへの落下を避けるため、福井県永平寺町から空へと飛ばした。成層圏に到達後に破裂し、パラシュートで栃木県真岡市付近に落下させる計画だった。 しかし、高度1000メートル付近で電波が届かなくなり、位置が分からなくなった。後日、落下地点はときがわ町の飯盛峠だと推測して捜索したが見つからず、生徒らは卒業していった。
記者会見する西山美香さん(手前)と井戸謙一弁護団長=大津市で2020年2月3日午後5時27分、山田尚弘撮影 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、入院中の男性患者(当時72歳)の人工呼吸器を外して殺害したとして、殺人罪で懲役12年が確定し服役した元看護助手の西山美香さん(40)=同県彦根市=の再審(やり直しの裁判)の初公判が3日、大津地裁(大西直樹裁判長)であった。西山さんは「私は患者を殺していない」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。検察側は新たな有罪立証をしないと表明し、西山さんの無罪が確実となった。 検察側は04年7月27日付の起訴状を読み上げた。冒頭陳述で「被告が有罪との新たな立証はせず、確定審や再審公判の証拠に基づき、裁判所に適切な判断を求める」と述べた。新たな有罪立証をするとの当初の方針を撤回した理由は明らかにしなかった。求刑の放棄や無罪の論告をするかどうかにも言及しなかっ
参院選で当選した「れいわ新選組」の木村英子氏(中央右)と舩後靖彦氏(同左)。奥は山本太郎代表=東京都内で2019年7月、宮原健太撮影 参院議院運営委員会は25日午前の理事会で、参院選で重度の身体障害のある2氏が当選したことを受け、国会内のバリアフリー化に向け協議した。介助者の本会議場への入場や介助者による代理投票、パソコンなど必要な機器の持ち込みなどを認めることで合意した。 参院選比例代表では、いずれも「れいわ新選組」所属で、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者、舩後(ふなご)靖彦氏(61)、脳性まひで重度障害者の木村英子氏(54)が初当選した。 両氏の車椅子はサイズが大きく、8月1日召集の臨時国会までに、国会内の移動や意思表示などの支援策を決める必要があり、理事会では両氏の要望や今後対応が必要な項目などについて、事務局から報告を受けて協議した。
風疹の流行が収まらない。国立感染症研究所によると、3月24日までに報告された今年の累計患者数は1000人を超えた。約1万4000人の患者が出た2013年に次ぐペースだ。国は19~21年度にかけて、これまで公的な風疹ワクチン予防接種を受ける機会がなかったため、流行の中心になっている40~57歳男性の接種費用を無料(定期接種)にする事業を始めた。市区町村から届くクーポン券を使って抗体検査を受け、抗体が足りない人はワクチン接種を受けられる。働き盛りの世代が対象のため、「勤務先近くで検査や接種を受けたい」「職場の健康診断で抗体検査を受けたい」といった声にも応える仕組みだ。 クーポンの対象者は? 対象は1962年4月2日~79年4月1日生まれ(57~40歳)の男性。国は「事業を円滑に進めるため」として、1年目の19年度はまず、72年4月2日~79年4月1日生まれ(47~40歳)の男性にクーポンを送る
筋力が徐々に低下する遺伝性の難病「顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)」の原因遺伝子は、過度の運動など外的要因が起こす「酸化ストレス」で活発化することが分かり、京都大iPS細胞研究所の桜井英俊准教授らのチームが発表した。論文が英科学誌「ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス」電子版に掲載された。 FSHDの患者は第4染色体に異常があり、「DUX4」と呼ばれる遺伝子の作用で毒性の高いたんぱく質が筋細胞で作られることが知られる。根本的な治療法はないという。思春期に発症することが多いが、患者によって症状や進行に差があり、外的環境が関係している可能性があった。
平昌冬季五輪が幕を閉じ、2020年東京五輪へとバトンは受け継がれた。競技の枠を超えて思いを語り合う「Promises 2020への約束」は冬季と夏季の両競技の「司令塔」が顔を合わせた。20年ぶりに五輪出場を果たしたカーリング男子のスキップ両角友佑(33)=SC軽井沢ク=と、16年リオデジャネイロ五輪バスケットボール女子代表のポイントガード(PG)吉田亜沙美(30)=JX―ENEOS。仲間を導く手法は対照的だが、高みに至る道のりは一つではない。(対談は3月30日に実施)【構成・田原和宏、小林悠太、写真・根岸基弘】 ゲーム組み立て 支え 両角 SC軽井沢クラブで、カーリングをしています。両角友佑といいます。よろしくお願いします 吉田 JX―ENEOS所属の吉田亜沙美です。よろしくお願いします。 両角 Wリーグ10連覇、すごいですね。敵なしという感じですね。 吉田 そんなことないです。 両角 カ
難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら、惑星と生命の研究を続けた東京大准教授の阿部豊(あべ・ゆたか)さんが1日死去した。58歳。通夜は9日午後6時、葬儀は10日午前11時、東京都葛飾区白鳥2の9の1の四ツ木斎場。喪主は妻彩子(あやこ)さん。 大学院生だった1986年、地球の大気と海の起源を…
目の動きでパソコンに文字を入力していく嶋守恵之さん。目が疲れた時は、口にくわえたチューブを使って入力する=東京都北区の自宅で2017年11月16日午前11時54分、荒木涼子撮影 ALS発症した元外務省職員の嶋守さん 「『10年計画で治ろう』と、妻が励ましてくれた」--。神経難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を2008年に発症した元外務省職員の嶋守恵之(しまもり・しげゆき)さん(50)は、告知された当時をこう振り返る。ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと京都大などのチームが発表してから21日で10年。難病患者らは、iPS細胞を使った治療薬の開発を待ち望んでいる。 嶋守さんは1990年、同省に入省。01年の米同時多発テロ時はアフガニスタン担当部署に所属し、復興支援国際会議に首席事務官として参加した。発病は41歳。インド在住の外交官だった。
安倍政権が2015年9月に「1億総活躍社会」を打ち出した際、目玉施策として「一律65歳定年」の導入を検討していたことが分かった。高年齢層の生産性向上が狙いだったが、人件費増となる経済界の反対で断念した。しかし、労働力不足は深刻さを増しており、政府は再検討に向け環境を整えようとしている。 法令が定める定年は現在60歳が下限。12年の高年齢者雇用安定法改正で、企業には希望者全員の65歳までの雇用が義務付けられた。定年延長や非正規での継続雇用などの方法があり、8割の企業が継続雇用を選んでいる。 15年当時は緩やかな景気回復を背景に、中小企業を中心に人手不足が表面化していた。安倍晋三首相は同年6月に「労働力不足の解消がアベノミクスの最大の課題だ」と指摘。政府は定年延長が、長期的な視点でキャリアコースを描いたり、長年の経験を生かしたりして生産性を上げると考え、同年秋に事務方が経済界に「65歳に延長」
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