warとIraqに関するume-yのブックマーク (3)
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オバマ政権も早く﹁負の遺産﹂を清算したいだろう。﹁大量破壊兵器の脅威﹂を大義として侵攻しながら、イラクで同種の兵器を発見できなかったブッシュ政権。イラク戦争前、パウエル国務長官︵当時︶が国連安保理で説明したイラクの﹁移動式生物兵器製造施設﹂も、イラク人協力者のでっち上げと判明した。 いかにブッシュ政権がフセイン政権を倒した意義を強調しようと、お粗末な﹁証拠﹂と論理で他国を攻撃し、罪のない多くの人々の命を奪った事実を消すことはできない。 ﹁民主化﹂について主に米欧が反省すべき問題もある。ブッシュ政権は﹁大量破壊兵器﹂とともに﹁中東民主化﹂を戦争の大きな理由とした。民主化といえば聞こえはいいが、意に沿わない国の体制打倒︵レジーム・チェンジ︶を含みとした﹁民主化﹂では、イスラム世界が﹁価値観の強要﹂と警戒しても無理はない。 フセイン独裁が続いていたら、国連不正の陰で民衆の悲惨は続いた。露仏もその
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そしてオバマの戦争をネグると。 米軍の侵攻︵イラク戦争︶によってイラクに内在する対立が火を噴いたのは確かだ。米国にはいわば﹁パンドラの箱﹂を開けてしまった責任がある。﹁大量破壊兵器の脅威﹂という怪しげな理由の下に、イラク攻撃で何万もの市民を死に追いやった歴史的責任も問われ続けるだろう。 パンドラの蓋を開けずあのままイラクの国民をじわじわと殺害しつづけることもチョムスキーは憂慮していた。イラク戦争は肯定でないとしても、あの状態もまた肯定できるものではなかった。 そしてオバマ・アメリカの実態⇒Charles Krauthammer - Obama Adopts the Bush Approach to the War on Terrorism - washingtonpost.com
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ラムズフェルド国防長官が辞任することになった。中間選挙で共和党が敗北したことによる事実上の解任である。事ここに至ると、ブッシュ大統領もというかチェイニー副大統領もラムズフェルドをかばいきれないというのはあるだろうし、この成り行きは想定外というほどでもないだろう。中間選挙とはこういう傾向を持つものだし、与党敗北についてもともと米政府と議会の関係が伝統に戻ったというか平時に戻ったわけで、してみるとこれまでの議会の状態が事実上戦時だったのだなと再確認する。 朝日新聞の社説などでは早々に大義なきイラク戦争そのものが間違いであり、米軍はイラクから撤退せよというふうな論調で飛ばしていたが、実際のところ米民主党もこれまでみたいになんでもフカシの状態から政治責任の主体となったわけで、イラク問題への対処にそう大きな変更はないだろうというか、アフガニスタン統治のミスをベタに繰り返すわけもない。 民主党寄りに見
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