ブックマーク / tanakaryusaku.jp (3)
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この男がいなかったら、日本というブラックボックスは永遠に闇の中だった。 ジャーナリストの鈴木エイトが、きょう21日、日本外国特派員協会の﹁報道の自由賞﹂を受賞した。 権力に不都合な案件でも記者会見を開く特派員協会だからこその授与である。この日はジャニーズの性加害を追及した﹃週刊文春﹄も受賞した。 昨年7月、安倍晋三元首相が、統一教会信者2世に殺害された事件を機に、教団と与党自民党との関係が一気に表に出た。 鈴木エイトは20年も前から統一教会を追い、10年前からは安倍首相と菅官房長官︵両者とも肩書は当時︶が統一教会と裏で取引していることを追及してきた。 マスコミに持ち込んだが、あまり響かなかった。10年の歳月と共に転機が訪れた。安倍元首相暗殺事件である。 エイトは綿密な取材で長年蓄積していたデータをマスコミ各社に無料で提供した。 ﹁メディアが監視できていなかったから︵政治と教団の︶関係が強ま
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﹁もう老後はない。30年間掛けてきた年金は 米金融資本に捧げたんだろうか?﹂。厚労省の答弁を聞くと、誰しもが思うだろう。 きょう、国会内で民主党が厚労省と日本年金機構から﹁消えた年金﹂についてヒアリングした。 老後を支える公的年金を運用する﹁年金積立金管理運用独立行政法人︵GPIF︶﹂が、大きな運用損を出しているのではないか、と巷間言われてきた。 きょうのヒアリングで厚労省年金局の担当者は、10兆円の運用損︵7~9月期︶を出したことを認めた。 厚労省年金局の官僚は﹁10兆円の運用損失﹂について答弁すると苦悶の表情を浮かべた。そして気を失ったようにしばらく机にうつ伏した。=21日、衆院会館 写真‥筆者= ところが厚労省︵塩崎恭也厚労相︶は、これを奇貨として国民の老後を米金融資本に捧げる道に踏み出した。 利回りの高い海外の﹃低格付け債﹄への投資を始めるというのだ。 ﹃海外の低格付け債﹄は﹁ジャ
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飯舘村曲田地区。 土壌からチェルノブイリ原発事故の強制移住区域を上回る線量のセシウムが検出された。︵25日、写真‥筆者撮影︶ 福島県放射能リスクアドバイザーにして﹁Mr.100mSv﹂の異名をとる山下俊一・長崎大学大学院教授。現実離れした﹁放射能安全神話﹂を撒き散らし世論の反発が強いため、最近は自らの講演の録音、録画を禁止したと伝えられる。 そんな山下センセイが飯舘村で村議会議員と村職員を対象に非公開でセミナーを開いていた︵4月1日午後、村役場︶。今中哲二・京都大助教の調査により飯舘村の土壌からチェルノブイリ原発事故の強制移住区域と同じレベルのセシウムが検出され、文科省の調査でもセシウムが高い値を記録した直後のことである。マスコミ報道で動揺する村民をなだめるためだ。 この頃、山下センセイはテレビ番組でもしきりと﹁福島の人は放射能を浴びても心配することはない﹂と吹聴していた。通信環境が劣悪で
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