情報系の大学の学部を出た人々が増えたせいか、HaskellやScalaなどの関数型プログラミング言語が流行ってきて、最近はクライスリ圏、モナド、モナドと呟く人々をネット上でよく見かけるようになった。圏論プログラミングなるモノが流行っていると勘違いしだす人もいるようだ。しかし、これらの言語に触れた人は少なくないと思うが、圏論について学んだ職業プログラマーは少ないと思う。これから学ぶべきなのか気になっている人もいると思うが、実際問題使い道が無いので、スルーした方が無難だ。 圏論は数学の中でも広く教えているとは言えない部類のもので、20世紀も中盤以降に研究が進んできたものだ。圏論の土台部分はシンプルなもので、目的に応じて概念を追加して応用されており、例えばHaskellのモナドはクライスリ圏の中の概念であるクライスリトリプルに対応している。だからクライスリ圏に習熟していれば、数学的にモナドによる
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