「アプリケーションエンジニアが知るべきDNSの基本」というタイトルで、builderscon tokyo 2018 で登壇するスライドです
![Basics_of_DNS_that_application_engineers_should_know - Speaker Deck](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/31ef9f7c53124c11996287b581d11b8efe5024e9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Ff53838df4f8b49efb9dc1970ae6b4695%2Fslide_0.jpg%3F10716851)
2017年8月25日、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)のインターネット接続サービス「OCN」で発生した通信障害に関して、インターネット通信関連の識者は誤った経路情報が大量に流れたことが原因ではないかとの見方を示した。ここでいう経路情報はルーターがBGP(Border Gateway Protocol)というプロトコルを使って交換するものだ。 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)の岡田雅之氏は、NTTコムは複数の組織と対等な関係でネットワークの経路情報をやり取りしているが(これを「ピアリング」という)、そのうちのある組織が誤った経路情報を大量に流したのではないかと話す。その結果、「NTTコムを介してインターネットに接続していた企業のルーターが、大量の経路情報を受け取り高い負荷がかかり、一部はフリーズしたような状態に陥るなどして通信障害につながったのではないか」(岡
インターネットとの接続部分にNATルータが存在すると、どうしてVoIPクライアントが接続困難になるのかを考えるため、NATの仕組みについてみてみよう。ただし話を簡単にするため、ここではUDPパケットについてのみ解説しておく。 UDPとは? UDPは、TCP/IPにおける基幹プロトコルの1つであり、データグラム型の通信を行うために利用される。データグラム型の通信とは、TCPのような事前のセッション確立なしに、データを送信するためのプロトコルである。UDPでは「信頼性はない」ながらも、軽量で高速なプロトコルを目指して設計されている。実際には、下位のIPプロトコルの機能をほぼそのまま利用するためのプロトコルである。 UDPパケットには送信元とあて先のIPアドレス、ポート番号の情報が含まれている。送信されたパケットは、あて先IPアドレスに基づいてルーティングされ、相手ノードまで届いた後は、あて先ポ
サーバ負荷分散の基本構成と動作 負荷分散装置(ロードバランサ)のニーズは現在も高まる一方です。従来はWebサーバのみを主な対象としていましたが、現在ではルータ#1/アプリケーションサーバ/メールサーバ/SIPサーバ/ファイアウォール/VPNゲートウェイ/ウイルスゲートウェイ/IDSなど、多種多様の機器やプロトコルが負荷分散の対象となっています。それに応じてロードバランサも現在では非常に多機能となっていますが、本連載では、全3回に渡ってアプリケーションベースではなく、ネットワークベースの技術、基本となるパケットフローやサーバヘルスチェック、接続維持などの動作について紹介します。また、パフォーマンス測定についてもお話ししましょう。 #1 ルータはレイヤ3でインターネット回線のマルチホーミングとして機能する(=複数のWAN回線を接続して、同時に通信させることで負荷分散し、必要な帯域を確保するし、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く