今年度の最低賃金について厚生労働省の審議会は物価高が続いていることなどを踏まえ、全国平均の目安で50円程度引き上げ、時給1050円台半ばとする方向で詰めの調整が行われています。審議会は24日、最終盤の議論が行われ決着する見通しです。 最低賃金は企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、現在の時給は全国平均で1004円です。 23日の審議会では約8時間にわたって議論が行われ、物価高が続いていることや春闘の賃上げなどを踏まえて全国平均の目安で過去最大となる50円程度引き上げる方向で詰めの調整が進んでいます。 このままいけば全国平均の時給は1050円台半ばとなります。 審議会は24日午前10時から最終盤となる5回目の議論が行われる予定で、24日中に決着する見通しです。 これまでの議論で、労働者側は物価高で労働者の生活が厳しさを増しているなどとして大幅な引き上げを求めているのに対し、企業側
![最低賃金 50円程度引き上げの方向で調整 きょう決着の見通し | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/33b5a51e6ef0e27342580781bbbb82850714bc06/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240724%2FK10014520991_2407240108_0724055555_01_02.jpg)