書店で本を購入した際に付けてくれる無料のブックカバー。﹁書皮﹂とも呼ばれるこのブックカバーは、日頃何気なく使っているが、中には書店の強いこだわりが表されたユニークなデザインのものがあることを御存知だろうか。たかが書皮、されど書皮。ここでは、都内で手に入る、つい人に見せたくなってしまうような個性派書皮10選を紹介する。 あゆみブックス 宮城と都内を中心に店舗を展開するチェーン書店。シンプルだが個性的なショップロゴとブックカバーのデザインは、原研哉の主宰する原デザイン研究所によるものだ。永井一正が描く動物をモチーフとした線画は、ファンタジックでどこかシュール。独特の世界観に、思わず引きこまれてしまう。 ﹃あゆみブックス五反田店﹄の詳しい情報はこちら タロー書房 ﹁精神の散歩道﹂をテーマに掲げる書店。店名のロゴは岡本太郎が制作したもので、レジ奥にはその原画が飾られている。2010年に現地へ移