ブックマーク / kikuchidesu.hatenablog.com (2)
-
アジもりだくさんの、魚問屋食堂さかなやくろへ 喫茶フレンドで電車を待ちながら 館山は小さなリゾートだった 海の街であるならば、寿司をたべよう 館山式モーニング、チキンバスケットセット 旅立ちのびわゼリー 内房の街をひたすら歩く 海水浴場の喫茶店 黄金アジフライという、天衣無縫の食べ物 突然、アジフライが食べたいなと思った。しかも、そのへんのアジフライということではなく、とびきりおいしいやつがいいなあと思った。そういうことが時々ある。揚げ物の引力だ。 それは、木曜日のことで、来る週末には何も予定がなかった。しかも月曜は有休である。しめしめと、僕はグーグルマップを開き、いいアジフライを食べられそうな場所を検討することにした。やはり海沿いがいいよな。茨城と神奈川はこの間行ったしなあ。ぱっと行けて海があるところということで、自然と目的地は千葉となった。外房はやや遠いということで、内房へとりあえず向
-
それは友人の結婚式前夜だった。式場は、香川県は高松市で、金曜に有給が取れたので、前日に高松入をしていた。大学の先輩も結婚式に出るというので、神戸で落ち合い、高松までバスで移動した。 高松は少し肌寒く、少しばかり雨が降っていた。薄着できてしまったので、風が吹くとひゅっと鳥肌が立った。 先輩とも久しぶりに会ったので、早い時間から飲みに出ることになった。1軒2軒と快調に飲み歩き、3軒目にカウンター形式のちょっとしたバーのような店に入った。静かな店で、静けさとシュールさを足して2で割ったようなマスターが、ハイボールを作ってくれた。 ﹁最近忙しくてね。週休3日という点ではいいんだけどね、ただ、忙しいといえば忙しいんだよ﹂ 週休2日の僕は﹁なるほど……﹂と相槌を打っていると、薄暗がりのカウンターの端から50代後半くらいと思われる女性が突然﹁旅行ですか﹂と話しかけてきた。 先輩は手を軽くあげ、おかわりを
-
1