天皇皇后両陛下の結婚記念日を前に、宮内庁は、静養中に天皇陛下が撮影されたご一家の写真などを公開しました。 両陛下は9日、結婚から31年を迎えられます。 これを前に、宮内庁は天皇ご一家が静養のため先月、栃木県高根沢町にある御料牧場に滞在された際の写真21枚を公開しました。
岩手県奥州市の寺で1000年以上続くとされる祭、「蘇民祭」は担い手不足から17日夜が最後の開催となり、惜しまれながら歴史に幕を閉じました 岩手県奥州市の黒石寺に伝わる「蘇民祭」は、五穀豊じょうや無病息災を願って行われる伝統の祭りで、1000年以上続くとされていますが、檀家の高齢化や減少から儀式などの運営が難しくなり、ことしが最後となりました。 最大の呼び物は五穀豊じょうなどを約束されるという「蘇民袋」と呼ばれる麻袋の争奪戦で、参加する地元と一般募集を合わせた祈願者は、例年の2倍以上のおよそ270人になりました。 はじめに、下帯姿の祈願者たちは寺と近くの川の間を往復し、川で全身に水をかけて身を清めました。 そして、最後に寺の薬師堂で蘇民袋の争奪戦が行われ、集まった祈願者たちの中に袋が投げ入れられると、激しくもみ合いながら奪い合っていました。 袋を得た最後の「取主」となったのは、地元の保存会の
20年ぶりに新人のみによる争いとなった青森県知事選挙は、無所属で、元青森県むつ市長の宮下宗一郎氏(44)が元青森市長の新人らを破り、初めての当選を果たしました。 宮下氏は44歳。 国土交通省を経て、平成26年に、むつ市長だった父親の死去に伴う市長選挙で初当選し、3期目を務めていました。 今回の選挙戦で、宮下氏は、企業誘致などで若者の働く場を確保し、人口減少に歯止めをかけると訴えたほか、農業従事者などの所得向上を掲げました。 宮下氏は「これからは、政策で日本をけん引する青森県にしていきたい。私が県のリーダーとしてこの『青森新時代』を大きく前進させ、120万の県民と一緒に歩んでいく」と抱負を述べました。 今回の県知事選挙の投票率は57.05%で、前回・4年前の選挙を16.97ポイント上回りました。
その会社は松山市にある水処理メーカー『愛研化工機』です。創業は1982年。従業員10人余りの中小企業で、工場から出た排水を処理する装置の開発を行っています。 今注目されているのが「ネット・ゼロ・エネルギー型排水処理システム」という最新装置です。排水の処理には大量の電力が必要となりますが、この装置は汚れた水をきれいにするだけでなく、処理過程でエネルギーを生み出し発電するといいます。 捨てられていた排水から電気を作ることができるこの装置で会社は特許を取得し、ことし1月に発表された「ものづくり日本大賞」で優秀賞を受賞しました。
大阪で2歳の女の子が保育所に預けたと思い込んだ父親の車の中で死亡したことについて、小倉少子化担当大臣は、保護者に欠席を確認する連絡をしていなかった保育所の責任は重いとしたうえで、再発防止に向けて検討を進める考えを示しました。 先週、大阪 岸和田市の保育所に通う2歳の女の子が、保育所に預けたと思い込んだ父親の車の中で熱中症で死亡し、その後、保育所が来ていないことを保護者に連絡していなかったことが明らかになっています。 小倉少子化担当大臣は記者会見で「子どもの命や安全を守る保護者の高い意識は必要だ。一方で、今回のケースは、保育所が当然やるべき所在確認をしていれば救えた命であり、保育所の責任は重い」と述べました。 そのうえで「保護者への確実な連絡を求めると、不在の場合などに保育所に過度な負担を求めるおそれがあることなども勘案して、どうすれば子どもの命を守れるか、関係府省と検討したい」と述べました
記録的な暑さとなっている中国では、猛暑と干ばつにより水位が低下した川で、およそ600年前に制作されたとみられる3体の仏像が現れ、話題になっています。 ロイター通信によりますと、仏像が見つかったのは、中国内陸部 重慶を流れる長江の岩礁で、通常は水の底に沈んでいる場所だということです。 水位の低下によって、横に並んだ3体の像が現れ、このうち真ん中の1体は、座っているように見えます。 ロイター通信は、中国の報道を引用する形で「およそ600年前に制作されたものだとみられる」と伝えています。 仏像を見に来た男性は「水位が元に戻ったらもう見られないと思うので、見に来ました。私たちの先祖が残してくれた文化財です」と話していました。
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