ブックマーク / number.bunshun.jp (2)
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遠藤がレギュラー奪取に奮闘していた昨冬、旧知のテレビディレクターが偶然リバプールを訪ねていた。観戦のつもりが、予期せぬ密着取材が始まって――移籍後の初タイトルがかかるカラバオカップ決勝︵日本時間2月25日24時︶を前に、日本代表キャプテンがこぼした本音と素顔を、全3回にわたってお届けする。
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ところが、昨年12月になってイチローが突然﹁日が迫ってるからしっかりやれ﹂と言い出した。打撃投手やノッカーを務めるのは、本気モードのイチロー自身だ。 高田たちが練習場で歩いていただけで、﹁ダッシュだ!﹂とどやされる。イチローがノックする打球を下がって捕ったら﹁前へ出ろ、前へ!﹂。打球を身体で止めると﹁そうそう、それだ!﹂。時には﹁野球をナメるな!﹂と厳しい活も入れられる。 ﹁もう、怖い、怖い。イチローに散々しごかれたおかげで足がパンパン。当日は強力なロキソニン飲んで試合に出ました﹂ 投手イチローとバッテリーを組んだ捕手が覚えている練習 イチローは現役時代、人一倍練習で汗を流し、自らを限界まで追い込んでいた。草野球でも妥協を許さぬ姿勢は変わらない。高校時代、投手のイチローとバッテリーを組んだ同級生の捕手・畑憲作が言う。 ﹁僕らの高校時代、1980~'90年代の“名電野球”です。昔は毎日そうい
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