アサーティブコミュニケーション アサーティブコミュニケーションは1950年代にアメリカの心理学者・ジョゼフウォルピが開発した行動療法のひとつである(アサーティブ・コミュニケーション (日経文庫))。その後コミュニケーションの訓練法として広がり、1982年に日本で平木典子氏が日本・精神技術研究所でトレーニングを開始した。 コミュニケーションは「相手尊重する/しない」「自分尊重する/しない」という2軸で考えることができる。これによって生じる型は4つある。 攻撃型 相手を責めたり相手を傷つけてしまう。「なんでわかんないの?」「いい加減にしろ!」(自分尊重) 受身型 我慢する。なにか思っても主張しない。「相手に悪いし」「言うと失礼だし」「冷たい奴だと思われる」(相手尊重) 操作型 相手にそれとなくわかってもらおうとする。主張を直接は言わない。「無視する」「噂を流す」「嫌味を言う」(自分も相手も尊重