ブックマーク / diamond.jp (28)
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ふかた・あきえ/ファイナンシャルプランナー︵CFP︶、生活設計塾クルー取締役。1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である﹁生活設計塾クルー﹂のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて﹁買い手寄り﹂のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかに﹁ダイヤモンド・オンライン﹂での﹃老後のお金クライシス!﹄の連載も好評。 主な著書に﹃30代で知っておきたいお金の習慣﹄﹃投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本﹄﹃住宅ローンはこうして借りなさい﹄︵いずれもダイヤモンド社︶、﹃共働き夫婦のための﹁お金の教科書﹂﹄、﹃図解 老後のお金安心読本﹄、﹃知識ゼロの私でも!日本一わかりやすい お金の教
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税理士。円満相続税理士法人代表 中学・高校とバンド活動に明け暮れ、大学受験の失敗から一念発起し税理士を志す。 大学在学中に税理士試験に4科目合格︵﹁資格の大原﹂主催の法人税法の公開模試では全国1位︶。大学卒業前から国内最大手の税理士法人山田&パートナーズに正社員として入社する。 税理士法人山田&パートナーズでは相続専門の部署で6年間、相続税に専念。これまで手がけた相続税申告︵相続手続︶は、上場企業の創業家や芸能人を含め、通算500件以上。相続税の相談実績は5000人を超える。また、全国の銀行や証券会社を中心に通算500回以上の相続税セミナーの講師を務める。 2017年1月に独立開業。現在、東京・大阪の2拠点で相続専門税理士が多数在籍する円満相続税理士法人の代表を務める。﹁最高の相続税対策は、円満な家族関係を構築すること﹂をモットーに、依頼者に徹底的に寄り添い、円満相続実現のために日々尽力す
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1985年、北海道生まれ。ADHD︵注意欠如・多動症︶と診断されコンサータを服用して暮らす発達障害者。二次障害に双極性障害。 幼少期から社会適応がまるでできず、小学校、中学校と不登校をくりかえし、高校は落第寸前で卒業。極貧シェアハウス生活を経て、早稲田大学に入学。 卒業後、大手金融機関に就職するが、何ひとつ仕事ができず2年で退職。その後、かき集めた出資金を元手に一発逆転を狙って飲食業界で起業、貿易事業等に進出し経営を多角化。一時は従業員が10人ほどまで拡大し波に乗るも、いろいろなつらいことがあって事業破綻。2000万円の借金を抱える。 飛び降りるためのビルを探すなどの日々を送ったが、1年かけて﹁うつの底﹂からはい出し、非正規雇用の不動産営業マンとして働き始める。現在は、不動産営業とライター・作家業をかけ持ちする。 著書に﹃発達障害の僕が﹁食える人﹂に変わったすごい仕事術﹄︵KADOKAWA
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ULTRA LEARNING 超・自習法 ﹁入学しないまま、MITの4年間のコンピュータ科学のカリキュラムを1年でマスターした﹂﹁1年間で4つの日常会話レベルの外国語を習得した﹂﹁たった1ヵ月で写実的なデッサンが描けるようになった﹂ことが知られる著者が解説する﹁学習の思考法﹂。全米で話題のどんなスキルでも最速で習得できるメソッドを紹介。 バックナンバー一覧 どんな種類のスキルの習得にも使える﹁ウルトラ・ラーニング﹂という勉強法が話題だ。このノウハウを体系化したスコット・H・ヤングは、﹁入学しないまま、MIT4年分のカリキュラムを1年でマスター﹂﹁3ヵ月ごとに外国語を習得﹂﹁写実的なデッサンが30日で描けるようになる﹂などのプロジェクトで知られ、TEDにも複数回登場し、世界の勉強法マニアたちを騒然とさせた。本連載では、このノウハウを初めて書籍化し、ウォール・ストリート・ジャーナル・ベストセラ
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︵株︶ダイエーと中国との合弁商社勤務を経て、96年、﹃中国てなもんや商社﹄︵文藝春秋︶でデビュー。同作は松竹にて映画化された。2001年から北京大学経済学部留学を経て、そのまま執筆の拠点を中国に移し、現在北京在住18年目になる。一筋縄ではいかない中国ビジネスの実務経験と、堪能な中国語、長い現地滞在、中国との30年になるかかわりからの、未来予測の正確な著書が好評。近刊に﹃本当は中国で勝っている日本企業 ﹄︵集英社︶、その他、﹃日本人の値段 中国に買われたエリート技術者たち﹄︵小学館︶、﹃中国人の裏ルール﹄︵中経の文庫︶など著書多数。会社員時代はダイエーの中内功社長から社長賞を受賞。ツイッターアカウント‥@tanizakihikari 谷崎光の中国ウラ・オモテ 中国経済の発展は想像以上に目覚ましい。特にこの5年がすさまじく、一般の日本人が中国に対して考えていること、想像していることは“遠い過去
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経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中︵世界︶はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計︵デザイン︶していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から﹁いまをいかに生きるか﹂を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊﹃幸福の﹁資本﹂論 あたなの未来を決める﹁3つの資本﹂と﹁8つの人生パターン﹂﹄好評発売中! ﹁幸福な人生﹂を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資本。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!︵1,650円 税込︶ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ︻DIAMOND PREMIU
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くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング︵取材対応トレーニング︶を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした﹃スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する﹁情報操作﹂の技術﹄︵講談社α文庫︶など。﹃14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件﹄︵小学館︶で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊﹃潜入 旧統一教会 ﹁解散命令請求﹂ 取材NG最深部の全貌﹄が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない﹁不祥事﹂だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
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くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング︵取材対応トレーニング︶を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした﹃スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する﹁情報操作﹂の技術﹄︵講談社α文庫︶など。﹃14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件﹄︵小学館︶で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊﹃潜入 旧統一教会 ﹁解散命令請求﹂ 取材NG最深部の全貌﹄が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない﹁不祥事﹂だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
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つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に﹃結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法﹄︵中央公論新社︶、﹃離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152﹄︵小学館︶、﹃男のための最強離婚術﹄﹃男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則﹄︵共にメタモル出版︶などがある。 注︶離婚手続に関する一般的説明や経済的観点から必要な離婚条件に算定を超え、個別事情を踏まえた離婚手続や離婚条件に関する法的観点からの助言
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おくだ・ゆい/1975年生まれ。東京大学卒業。ダイヤモンド社入社後、ウェブ担当、週刊ダイヤモンド記者、ザイ編集部を経て独立。同社刊行物、人材開発教材、同社オンライン、ハーバード・ビジネス・レビュー・ネットの記事作成や編集、プレジデント社での記事作成、誠文堂新光社﹁アイデア﹂での翻訳をはじめ、経営・経済・ビジネス関連書、教育、芸術書のライティングや編集を行っている。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 年末年始は宴会が続く。罪悪感を持ちながらも、食べきれずに残したり、捨てたりする人も多いだろう。ところが、賞味期限内であっても、﹁業界の商慣行﹂によって大量の食品が廃棄されている実態があるという。そこで、食品ロス問題に詳しく、﹃賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか﹄
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要約者レビュー 運動習慣をいかに生活に組み込むか――便利になりすぎた現代社会において、運動はもはや国民的課題とすらいえる。実際、健康維持のために運動習慣が必要だと認識している人は多いだろう。 だが、本書﹃走れば脳は強くなる﹄はさらにそこから運動の必要性を掘り下げる。特に、脳への刺激と活性化という観点から、走ることの有用性について突きつめているのが興味深い。本書によれば、走ることによって、記憶力や集中力、発想力など、仕事で成果をあげるために欠かせない能力が鍛えられるという。忙しいからといって、長時間デスクに向かっているよりも、外に出て短時間でも走るほうが、かえって効率的だというのが著者の提言だ。読みすすめていくうちに、﹁すぐにでも走りたい!﹂と思ってくるに違いない。そういう意味で、モチベーションを向上させるという意味でも、役に立つ一冊なのは間違いない。 とはいえ、いきなりランニングやジョギン
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58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、23年3月から現職。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 正しい投資の普及に 熱心な金融庁 先般、金融庁から﹁平成27事務年度版 金融レポート﹂が発表された。森信親氏が長官に就任して以来、金融庁が従来のやや金融業界寄りの立ち位置を、顧客寄りに修正したこともあり、なかなか面白いレポートになっている。 同レポートの最大の読み所は、現在の日銀の金融政策による低金利の銀行経営・金融システムへの影響や、いわば従来の金融行政のやり残しである地方銀行の経営に関する見解などにある
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︵ながの・ひろゆき︶。永野数学塾塾長。1974年東京生まれ。父は元東京大学教養学部教授の永野三郎︵知能情報学︶。東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所︵現JAXA︶中退後、ウィーン国立音大へ留学。副指揮を務めた二期会公演モーツァルト﹁コジ・ファン・トゥッテ﹂︵演出‥宮本亞門、指揮‥パスカル・ヴェロ︶が文化庁芸術祭大賞を受賞。主な著書に﹃大人のための数学勉強法﹄︵ダイヤモンド社︶、﹃東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた数に強くなる本﹄︵PHP研究所︶など。これまでに1000人以上の生徒を数学指導してきた実績を持ち、永野数学塾は、常に予約キャンセル待ちの人気となっている。NHK︵Eテレ︶﹁テストの花道﹂出演。朝日中高生新聞で﹃マスマスわかる数楽塾﹄連載︵2016ー2018年︶。朝日小学生新聞で﹃マスマス好きになる算数﹄連載︵2019ー2020年︶。﹃とてつもない数学﹄︵ダイ
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Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?﹃週刊ダイヤモンド﹄編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 白いアヒルや招き猫ダックのCMでおなじみの外資系生命保険会社アフラック。業界ナンバーワンの保有契約件数を誇る同社に対し、異例ずくめの金融庁検査が行われたことで、保険金支払い体制のずさんさ、過度な営業姿勢、不透明な保険料の運用など、イメージと懸け離れた姿が浮かび上がってきた。 1983年にアフラック米国本社の社長に就任して以来、トップに君臨し続けているダニエル・P・エイモス会長兼最高経営責任者︵上︶。保険金支払い部門が入っているサウスゲートビル︵左下︶ Photo:JIJI 7月18日、前代未聞の長期にわたる金融庁検査がようやく終わりを告げた。 さかのぼること約5ヵ月、冷たい風が吹きすさぶ2月27日、コート
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電気にガスに水道、通信費… 高くてイヤになっちゃうと思っているそこのあなた。日々、節約を意識していてもなかなか固定費が減らないとお悩みのみなさん。ここで紹介するテクニックを実践すれば、年間12万円削減することも夢じゃないんです! <教えてくれたのは> ・ファイナンシャルリサーチ代表‥深野康彦さん ・ファイナンシャルリサーチ‥野尻美江子さん ・節約アドバイザー・FP‥丸山晴美さん ・節約・消費生活アドバイザー‥和田由貴さん 利用明細を読み解けば節約できる!<電気編> 東京電力が家庭向けの電気料金を10%値上げする方針を打ち出すなど、電気代は今後ますます生活費を圧迫していく。日々の節電も大事だが、まずは﹁契約アンペア﹂を見直すことから始めよう!
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1962年生まれ。大韓民国空軍除隊後、国立警察病院、ソウル市役所に 勤務。日本でのプログラマー経験を経て、韓国で株式会社ノーエル情報テック設立。2000年、日本でイーコーポレーションドットジェーピー設立。青森市の 情報政策調整監、佐賀県情報企画監、総務省の電子政府推進委員や政府情報システム改革検討会構成員を務めている。 廉宗淳 韓国はなぜ電子政府世界一なのか お隣の韓国は、国連の電子政府ランキングでここ数年、1位が指定席。かたや、日本は順位を下げ続け2012年は18位。韓国の電子政府は何がすごいのか、日本が学ぶべきポイントはどこか。90年代前半に日本でITを学び、現在は、行政、医療、教育などの分野でITコンサルティング事業を展開する廉宗淳氏が、日本の公共サービス情報化の課題を指摘する。 バックナンバー一覧 ﹁なぜ改札が必要なんですか?﹂ 私は、日本で政府や地方自治体の情報政策に関わる一方で
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1956年生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。ドキュメンタリー映画﹃A﹄﹃A2﹄で大きな評価を受ける。著書に﹃東京番外地﹄など多数。 森達也 リアル共同幻想論 テレビディレクター、映画監督、作家として活躍中の森達也氏による社会派コラム。社会問題から時事テーマまで、独自の視点で鋭く斬る! バックナンバー一覧 勝間和代の対談番組に 出演したときのこと この原稿を書く数日前、勝間和代がホスト役を務める対談番組﹁デキビジ﹂に出演した。テーマは死刑制度。事前に打ち合わせはまったくなかったけれど、勝間は自分が死刑廃止論者であることを、とても率直な言い回しで僕に語った。言葉を選んだり言い淀んだりする気配はまったくない。風当たりは厳しいですよと僕は言った。 でも勝間はひるまない。僕の余計なアドバイスを聞き流しながら、なぜこの国は死刑を廃止できないのでしょうと何度も訊ねてきたけれど、うまく答えること
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﹁ミクロ経済学﹂をマンガとシニカルな笑い、そして画期的な構成で学べるようにした﹃この世で一番おもしろいミクロ経済学﹄。この一見ふざけたようで、しかしグレゴリー・マンキューやノーベル経済学賞受賞者も絶賛する﹁お笑いと経済学を両立﹂させた本は、いかにして生まれ、なぜおもしろくなりえたのか。本書を翻訳した山形浩生さんの﹁訳者解説﹂を引用しながら、著者ヨラム・バウマン、そして本書の核となる部分に斬り込む。︵構成‥編集部 廣畑達也︶ YouTubeが生んだ自称﹁お笑い経済学者﹂バウマン、 パロった相手︵マンキュー︶に認められて世界に名を轟かす ヨラム・バウマン。経済学の博士号を持ち、温暖化対策で最近出番の多い﹁環境経済学﹂を専門とする経済学者だ。 だが彼には、そんなマジメなイメージとはかけ離れたもう一つの﹁顔﹂がある。長々と説明するかわりに、山形浩生さんのキレのいいご指摘を引用しよう。 世界で唯一無
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1956年生まれ。テレビディレクター、映画監督、作家。ドキュメンタリー映画﹃A﹄﹃A2﹄で大きな評価を受ける。著書に﹃東京番外地﹄など多数。 森達也 リアル共同幻想論 テレビディレクター、映画監督、作家として活躍中の森達也氏による社会派コラム。社会問題から時事テーマまで、独自の視点で鋭く斬る! バックナンバー一覧 今の学生は素直すぎる。 とても危機的なほどに 授業が終わると同時に、耳にイヤフォンを差し込んだまま、学生の一人が近づいてきた。 ﹁質問だけどいいでしょうか﹂ ﹁もちろん質問はいいけれど……﹂ 僕は言った。 ﹁どうして授業中に質問しないのかな﹂ ﹁だって誰も質問しなかったので﹂ ﹁誰かが質問するまではできないということ?﹂ ﹁場の空気がありますから﹂ あっさりと言われて、僕はため息をつく。 ﹁でもその﹃場の空気﹄は、あなたたちが作っているんだよ﹂ ﹁それはそうですが、最初の一人はま
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山口揚平︵やまぐち・ようへい︶ 早稲田大学政治経済学部︵小野梓奨学生︶・東京大学大学院修士。 1999年より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、独立・起業。企業の実態を可視化するサイト﹁シェアーズ﹂を運営し、証券会社や個人投資家に情報を提供する。2010年に同事業を売却したが、のちに再興。クリスピー・クリーム・ドーナツの日本参入、ECプラットフォームの立ち上げ︵のちにDeNA社が買収︶、宇宙開発事業、電気自動車︵EV︶事業の創業、投資および資金調達にかかわる。その他、Gift︵ギフト‥贈与︶経済システムの創業・運営、劇団経営、世界遺産都市ホイアンでの8店舗創業︵雑貨・レストラン︶、海外ビジネス研修プログラム事業、日本漢方茶事業、医療メディア事業、アーティスト支援等、複数の事業、会社を運営するかたわら、執筆、講演活動を行っている。専
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