Photoshop 2020の新機能がかなり便利!かゆいところに手が届く改善点が盛りだくさん
Post on:2019年11月6日
Photoshop 2020のスプラッシュスクリーン
Adobe MAX2019に合わせて、Photoshopもアップデートがリリースされました。
Adobe Creative Cloudからアップデートできます。
縦横比のオン・オフ切り替え
オプションバーに表示される﹁縦横比を固定﹂ボタンで、縦横比のオン・オフを切り替えることができます。ボタン自体はv20にもありますが、レイヤーのコンテンツ︵ピクセル、タイプ、形状など︶に関係なく、一貫して動作させることができます。shiftキーを押すと、一時的に反対の動作に切り替わります。
ワープ機能の強化
ワープ機能がより細かいコントロールと精度を得るために、コントロールポイントを追加できるようになりました。
option+クリックでコントロールポイントを追加でき、オプションバーから分割のタイプを選択できます。
便利になったプリセットパネル
まずグラデーション、パターン、シェイプの新しいパネルが追加されました。
Photoshop 21.0のグラデーション パネル
既存のスウォッチ、スタイルパネルは新しくなり、アイテムの作成や整理が簡単になりました。
Photoshop 21.0のスウォッチ パネル
グループ分け機能を待っていた人も多いのではないでしょうか?
下部のフォルダアイコンをクリックすると、グループを追加できます。
属性パネルがさらに便利に
属性パネルに生産性を高めるアイテムが追加されました。
ドキュメントの場合(レイヤーが選択されていない場合)はキャンバスのプロパティをはじめ、「定規とグリッド」や「ガイド」に簡単にアクセスできます。
レイヤーが選択されている場合はレイヤーのプロパティをはじめ、「背景を削除」「被写体を選択」に簡単にアクセスできます。
Adobe Fontsのフォント数が無制限に
表記がTypeKitからAdobe Fontsに代わり、Adobe Fontsからフォントを簡単にアクティブにできます。
Adobe Fontsのフォントは商用プロジェクトでもCCユーザーなら無料で利用できます。また、一度にアクティブ化して使用できる数の制限がなくなりました。
AIにより進化した被写体を選択
被写体の選択および不要な情報の削除が今まで以上に簡単になりました。
操作方法は、下記の動画をご覧ください。
今まで以上に簡単に被写体を選択できます。
動画にある「オブジェクト選択ツール」は、私の環境では見つかりませんでした。
私の環境で「オブジェクト選択ツール」が使えなかった理由が分かりました。Photoshop 2017のイースターエッグでツールバーにバナナを表示していたのが原因でした。バナナを元に戻して、ツールバーのカスタマイズで予備ツールから「オブジェクト選択ツール」を加えることができました。
オブジェクト選択ツール
パノラマ画像のマージ
Adobe Camera Raw(Lightroomも)でパノラマをマージするときに、コンテンツに応じた塗りつぶしテクノロジーを使用して、パノラマの不均一なエッジを自動的に塗りつぶすことができるようになりました。
元の画像
不足分は、コンテンツに応じた塗りつぶしで補完されます。
欠落しているエリアは自動的に塗りつぶされます。
レイヤーカンプ
スマートオブジェクト内のレイヤーカンプのさまざまな組み合わせをキャプチャできるようになりました。
レイヤーコンテンツのズーム
optionキー(Winはaltキー)を押しながらレイヤーをクリックすると、そのレイヤーのコンテンツがズームされます。
グラデーションのライブラリサポート
CCライブラリに、グラデーションがサポートされました。Photoshop 21.0の隠された新機能
●スマートオブジェクトをレイヤーに変換するには、メニューの﹁レイヤー: スマートオブジェクト: レイヤーに変換﹂か、controlを押しながらクリックか、属性パネルの﹁レイヤーに変換﹂をクリックします。 ●ブラシツールを使用している時、矢印キー︵左右︶でブラシを回転できます。shiftを押しながらだと、増量。 ●チルダキーを押しながら、現在のブラシでペイントと消去を切り替えます。 ※実際にはクリアモードでペイントしています。 ●﹁トーンカーブ﹂﹂﹁明るさとコントラスト﹂が、32ビットドキュメントでサポートされるようになりました。 ●﹁別名で保存﹂した際に、ファイル形式でGIFが選択できるようになりました。 ※CompuServe GIFではありません。 ●メニューの﹁ファイル: 書き出し: 書き出し形式﹂で、書き出しを比較できるビューが加わりました。 ●メニューの﹁ファイル: 新規﹂での新規作成、およびホーム画面の読み込みがさらに高速になりました。 ●深度マップを含むHEICイメージを開き、焦点を設定するために使用できるアルファチャネルを作成できるようになりました。 ●すべての画像に新しい合成エンジンが使用されているため、スマートフィルターの合成はより高速になりました。 ●保存形式でPDFを選択すると、コピーが保存され、アクティブなドキュメントはそのまま残ります。 ●追加のファイル形式のサポートとDimensionとの互換性の改善が含まれています。sponsors