エクセルのデータを見やすくする5つの簡単なテクニック

Post on:2008年3月17日

テーブルの横列・縦列をハイライト

テーブルのデータを見やすくするために、横列・縦列を交互にハイライト表示にします。

(一)ハイライトにするテーブル全体を選択します。 (二)メニューより、[書式] - [条件付き書式] を選択。 (三)﹁数式﹂を選択し、﹁=MOD(ROW(),2)=0﹂を入力します。書式に﹁黄色いパターン﹂を選択し、﹁OK﹂ボタンをクリック。 (四)これで、横列に交互に黄色のパターンで、ハイライトされます。 (五)縦列の場合は、﹁=MOD(COLUMN(),2)=1﹂を記述します。

条件付き書式を使用したガントチャート

プロジェクトのスケジュールなどのガントチャートを条件付き書式を使用して作成します。

(一)上記の画像のようなテーブルを作成し、﹁開始日(Start)﹂﹁終了日(End)﹂﹁日付(Day)﹂の欄を設けます。 (二)開始日と終了日を入力したら、自動で日付がハイライトするように設定します。 (三)日付のセルを選択します。 (四)セルのデータに、﹁=IF(AND(F$8>=$D9, F$8<‖$E9),"1","")」を入力します。
※D9, E9は開始日と終了日のセル。 (五)次に、メニューより、[書式] - [条件付き書式] を選択。 (六)﹁セルの値が﹂﹁次の値に等しい﹂を選択し、﹁="1"﹂を入力します。書式に﹁水色のパターン﹂を選択し、﹁OK﹂ボタンをクリック。 (七)これで、開始日・終了日を入力すると、自動で日付に紐付きます。 [ad#ad-2]

セル内に配置する棒グラフ

﹁|﹂記号を使用して、セル内に棒グラフのように配置します。

(一)棒グラフを配置するセルを選択します。 (二)セルのデータに、﹁=REPT("|",C9/5)﹂を入力します。 ※C9は数字のセル、﹁|﹂は棒グラフの元。 (三)上記のように平均値以上を赤くするには、棒グラフのセルを選択します。 (四)メニューより、[書式] - [条件付き書式] を選択。 (五)﹁数式﹂を選択し、﹁=($C14>AVERAGE($C$8:$C$67))﹂を入力します。書式にフォントの色﹁赤﹂を選択し、﹁OK﹂ボタンをクリック。 ※AVERAGEを使用。 (六)これで、セル内に棒グラフが記述されます。

ミスやエラー・データ欠落などのハイライト表示

ミスやエラー・データの欠落などの箇所をハイライト表示にします。

(一)ミスやエラーの対象となるセルを選択します。 (二)メニューより、[書式] - [条件付き書式] を選択。 (三)﹁数式﹂を選択し、﹁=ISERROR()﹂を入力します。書式に、﹁黄色いパターン﹂を選択し、﹁OK﹂ボタンをクリック。 (四)エラーのセルを黄色にします。 (五)また、データの欠落を調べるために、同様の方法で﹁countif()﹂を使用します。

直感的に把握できるデータテーブル

データの増減を直感的に把握できるようにします。

(一)新しいテーブルにデータをコピーします。 (二)データ部分を空にして、﹁=ROUND(C10,0) & " " & IF(C9<C10,"▲", IF(C9=C10,"●","▼"))﹂を入れます。 ※C10は元のデータ、C9は比較するデータ、●▲▼は上げ下げ。 (三)次に、条件付き書式で、データのフォントの色を赤・青・緑にします。 (四)メニューより、[書式] - [条件付き書式] を選択。 (五)﹁数式﹂を選択し、﹁=C9C10﹂は﹁赤﹂を選択します。 (六)これで、直感的に把握できるデータになります。