PSYCHO-PASS サイコパス単語

新章、起動。
﹁PSYCHO-PASS サイコパス﹂10周年プロジェクト始動！！
﹃劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE﹄
2023年5月12日より公開。

﹃PSYCHO-PASS サイコパス﹄とは、Production I.Gおよびタツノコプロ制作の
日本のオリジナルTVアニメーションである。
また、コミカライズ版がジャンプスクエア公式サイト上にて連載。

概要

2012年3月30日に行われた﹁ノイタミナ2012ラインナップ発表会﹂にて、2012年10月クール作品として制作発表。同時にティザーサイトも公開されたが、当初は銃のCGと﹁正義の在処﹂という5文字のみが表示されるティザームービーだけであった。

その後、2012年8月23日放送︵フジテレビ・東海テレビ︶の﹁ノイタミナ﹂にて、ようやく情報が解禁。以後、毎週の放送にて最新情報を小出し。2012年7月クール最終回となる2012年9月13日の放送︵フジテレビ・東海テレビ︶と同時に全情報が明らかとなった。

総監督に﹃踊る大捜査線﹄など多くの実写映画の監督を務めた本広克行、シリーズ構成・脚本に﹃魔法少女☆まどかマギカ﹄などのアニメ・ゲーム作品に携わっている虚淵玄を起用するなど、実写・アニメの枠を越えた豪華スタッフで構成されており、放送前から話題となった。

2014年3月には﹁Re:START PROJECT﹂として、2014年7月から第1期に新規カットを追加した新編集版を1時間枠にて放送、2014年10月より第2期﹃PSYCHO-PASS サイコパス2﹄を放送、2014年冬に﹃劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス﹄の公開を発表した。なお、第2期と劇場版を並行して製作するスケジュール都合から、第2期はProduction I.Gに代わってタツノコプロがアニメーション制作を担当するほか、スタッフも大幅に変更されている。

2019年には﹁Next Project﹂として、劇場アニメ3作品が1月から連続で公開されることが決定。タイトルは﹃PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System﹄。アニメーションの制作は第1期と劇場版を担当したProduction I.Gとなっている。こちらは専用記事も参照のこと。

2019年、﹃PSYCHO-PASS サイコパス Virtueand Vice﹄として舞台化。テレビ1期・劇場版の総監督である本広克行が演出を担当、脚本の深見真による書き下ろし完全オリジナルストーリーである。
公安局刑事課三係を舞台とし、オリジナルキャラクターのほか、ボイスキャストとして常守朱︵CV‥花澤香菜︶、禾生壌宗︵CV‥榊原良子︶、ドミネーター︵CV‥日高のり子︶が登場。
4月18日～4月30日︵東京・日本青年館ホール︶、5月3日～6日︵大阪・森ノ宮ピロティホール︶上演。大千穐楽はライブビューイングも開催された。

2019年8月21日、TVアニメ第1期を原作とした舞台﹃PSYCHO-PASS サイコパスChapter1―犯罪係数―﹄が製作発表。狡噛慎也を久保田悠来、宜野座伸元を真田佑馬、縢秀星を橋本祥平、槙島聖護を前山剛久が演じる。
10月25日～11月10日︵東京・品川プリンスホテルステラボール︶上演。

2019年3月8日におこなわれた﹃PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System﹄Case.3﹃恩讐の彼方に＿＿﹄の初日舞台挨拶においてテレビアニメ第3期﹃PSYCHO-PASS サイコパス3﹄の制作が発表。2019年10月17日より放送。3期最終回放送直後後に、続編にあたる劇場アニメ﹃PSYCHO-PASS サイコパス3FIRSTINSPECTOR﹄の制作が発表。2020年3月27日より2週間限定ロードショーとして公開。Amazon Prime Videoにおいても独占配信された。

2022年8月14日、﹁PSYCHO-PASS サイコパス﹂10周年プロジェクトが発表され、これまで空白の期間となっていた﹃PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に＿＿﹄と﹃PSYCHO-PASS サイコパス3﹄の間の時系列の物語である﹃劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE﹄の制作が発表。2023年5月12日より公開。

あらすじ

その銃口(システム)は、正義を支配する。

舞台は人間の心理状態や性格的傾向などを計測・数値化できるようになった近未来世界。

あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向がすべて記録・管理されるその社会において、大衆は﹁良き人生﹂の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。そして、人々は人間の心の在り方、個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになったこの計測値を﹁PSYCHO-PASS(サイコパス)﹂の俗称で呼び慣わした。

犯罪に関する数値も"犯罪係数"として計測され、一定の数値を超えた人間は﹁潜在犯﹂として矯正施設へと送られ、実際に罪を犯した者は、システムの代行者たる﹁公安局﹂によって裁かれる。

﹁公安局﹂に所属する刑事は、犯罪者を追跡し実力を行使する﹁執行官﹂と、その執行官を制御する﹁監視官﹂のチームで活動している。執行官は全て高い犯罪係数を持つ﹁潜在犯﹂であり、犯罪の根源に迫りうる能力の高さと、犯罪者としてシステムに裁かれる危険を表裏一体に抱え込む存在である。故に彼らはその捜査活動を、冷静な判断力を備えたエリートである"監視官"に監視されている。

公安局刑事課1係のメンバーは、数多の事件を通して﹁正義とは何か﹂と言う問いを突き付けられながら、任務に挑み続ける。

登場人物

第1期

狡噛慎也︵コウガミ・シンヤ︶ - CV‥関智一

本作の主人公。犯罪取締の実動部隊﹁執行官﹂の任に就く刑事。元々は監視官でもきってのエリート刑事だったが、﹁標本事件﹂の捜査中にコンビを組んでいた執行官・佐々山を失ったことがきっかけでサイコパスが規定値を超え、執行官に降格させられた。佐々山が掴みかけた﹁標本事件﹂の真犯人を執拗に追い求める。

常守朱︵ツネモリ・アカネ︶ - CV‥花澤香菜

公安局に就職したばかりの新米﹁監視官﹂。性格は天真爛漫だが、どのような過酷な状況に置かれてもサイコパスが曇りにくい強靭なメンタルを備える。任官早々に曲者ぞろいの執行官たちを束ねる立場となるが、経験不足でミスも多い。過酷な任務を遂行していく中で、同僚たちとの軋轢や相互理解を通して成長していく。

宜野座伸元︵ギノザ・ノブチカ︶ - CV‥野島健児

朱の先輩にあたる﹁監視官﹂。犯罪係数の高い人間に対し嫌悪感を抱いており、執行官も彼にとっては﹁猟犬﹂に過ぎない。﹁シビュラシステムが下す判断こそが全て﹂だと信じ込んでおり、シビュラシステムの判断より刑事の勘に重きを置く征陸とは、過去の軋轢もあり特に関係が悪い。狡噛からは﹁ギノ﹂と呼ばれている。

征陸智己︵マサオカ・トモミ︶ - CV‥有本欽隆

狡噛と同じ執行官のひとり。頼れるベテランで昔気質の﹁デカ﹂。シビュラの判断を盲信しがちな宜野座とは対照的な搜査アプローチを取り、経験に裏打ちされた判断の確かさや鷹揚な性格には狡噛も﹁とっつぁん﹂と呼んで信頼を寄せる。

縢秀星︵カガリ・シュウセイ︶ - CV‥石田彰

狡噛と同じ執行官のひとり。性格は軽く、冗談や軽口もぽんぽんと飛び出すいまどきの若者だが、現場での仕事ぶりはマジメで的確。
5歳のときにサイコパス判定に引っかかって以来、自由の身を奪われている。

六合塚弥生︵クニヅカ・ヤヨイ︶ - CV‥伊藤静

狡噛と同じ執行官のひとり。沈着冷静な物腰と、ポニーテールの黒髪が特徴的な美女。口数はそれほど多くないためパーソナリティーが見えにくいが、時折柔らかい眼差しを見せることも。

唐之杜志恩︵カラノモリ・シオン︶ - CV‥沢城みゆき

刑事課メンバーをラボからアシストする﹁分析官﹂。怪我を負った刑事たちの治療も行う。
くわえ煙草に胸元が大きく開いたワインレッドのブラウス、そして白衣がトレードマークの、気だるげな雰囲気を漂わせた美女。言動もどことなく気だるげだが、情報分析の迅速・的確さは群を抜く。彼女もまた、サイコパスが規定値を超えた潜在犯である。

禾生壌宗︵カセイ・ジョウシュウ︶ - CV‥榊原良子

公安局局長。宜野座を初めとする刑事課所属職員の最上位者にあたる。

槙島聖護︵マキシマ・ショウゴ︶ - CV‥櫻井孝宏

数々の事件の裏で暗躍する謎の男。人々が悪と呼ぶものをこよなく愛している。狡噛とは因縁の仲。

チェ・グソン︵崔求成／최구성︶ - CV‥増谷康紀

槙島の右腕的存在で、六本木のクラブ﹁エグゾゼ﹂の経営者。複数のホログラムをクラッキングするほどの腕を持つハッカー。

ドミネーター︵dominator︶ - CV‥日高のり子

有事の際、監視官と執行官のみが携帯を許される特殊拳銃。銃口を向けた相手のサイコパスを読み取り、潜在犯だった場合のみセーフティが解除される。目標の犯罪係数に応じて自動でモード変更され、数値が軽度であれば制圧用の﹁パラライザー﹂、更生不可と判断された潜在犯には殺害用の﹁エリミネーター﹂モードとなる。他にもモードがある模様。使用者の自動認証、及び本人にのみ聞こえる音声ガイド付き。

コミッサちゃん - CV‥高森奈津美

公安局のマスコットキャラクターで、男の子が﹁コミッサ太郎﹂、女の子が﹁コミッサ花子﹂。
ドローンや執行官・監視官が任務を行う際に、コミッサちゃんのホログラムを身に纏うことで、一般市民のサイコパスに影響を与えない効果がある。なお、仏語では警察署をコミッサリア︵commissariat︶と言う。

第2期

常守朱︵ツネモリ・アカネ︶ - CV‥花澤香菜

本作の主人公であり、公安局刑事課一係の監視官。シビュラシステムの真実を知る数少ない人物の1人。1期の初々しさはなくなり、2期では刑事として大きく成長した姿を見せ、監視官として一係を引っ張る。

宜野座伸元︵ギノザ・ノブチカ︶ - CV‥野島健児

公安局刑事課一係の執行官。槇島事件の捜査に当たる上でサイコパスが濁ったため、執行官になった。1期でつけていた眼鏡は外し、左腕は義手となっている。1期では朱と衝突することもあったものの、2期では朱の理解者として支える立場となっている。

霜月美佳︵シモツキ・ミカ︶ - CV‥佐倉綾音

1期で槙島が関わった連続猟奇殺人事件で友人をなくした過去をもち、1期のラストにて異例の人事として未成年でありながら公安局監視官として就任する。潜在犯は直ちに執行するべきという考えを持っており、朱とは考えの違いから度々衝突している。

東金朔夜︵トウガネ・サクヤ︶ - CV‥藤原啓治

公安局刑事課一係に所属する新人執行官。元セラピストであり、鋭い観察眼を持つ。トレーニングの姿やタバコの銘柄から狡噛慎也の姿を彷彿とさせ、朱と行動を共にすることが多い。10歳時検診にて観測史上最高値である犯罪係数769を計測され潜在犯認定されたが、公にはされていない。

雛川翔︵ヒナカワ・ショウ︶ - CV‥櫻井孝宏

公安局刑事課一係に所属する新人執行官。元ホロデザイナー及びリサイクル・ドラッガー。コミュニケーションが不得意だが自分を信頼してくれる朱のことは﹁お姉ちゃん﹂と慕うようになる。

六合塚弥生︵クニヅカ・ヤヨイ︶ - CV‥伊藤静

公安局刑事課一係の執行官。どんな事件にも冷静沈着に対応するクールな女性。2期ではサポート役としても優秀な姿を見せる。

唐之杜志恩︵カラノモリ・シオン︶ - CV‥沢城みゆき

刑事課メンバーをラボからアシストする﹁分析官﹂。1期と変わらず分析室では一係のサポート役として欠かせない存在となっている。

雑賀譲二︵サイガ・ジョウジ︶ - CV‥山路和弘

元臨床心理学者。優れた観察力と分析力、洞察力を持ち、卓越プロファイリング技術を持つ。槇島事件において狡噛に協力したことから自分から隔離施設に収容されている。

青柳璃彩︵アオヤナギ・リサ︶ - CV‥浅野真澄

公安局刑事課二係の監視官。宜野座や狡噛とは同期入局。

酒々井水絵︵シスイ・ミズエ︶ - CV‥井上麻里奈

公安局刑事課二係の監視官。両親は厚生省の官僚で、監視官になる以前は医薬局に努めていた。

禾生壌宗︵カセイ・ジョウシュウ︶ - CV‥榊原良子

公安局局長。その正体は公にされていないほどの技術で作られた義体で、シビュラシウテムの構成員のユニット脳たちが共用で使用し必要に応じて交換している。

鹿矛囲桐斗︵カムイ・キリト︶ - CV‥木村良平

投薬と心理誘導により、潜在犯の犯罪係数を下げることができる。シビュラシステムが認識すらしない存在。自身を社会から切り離したシビュラシステムを裁くべく、﹁WC﹂というメッセージを残しながら様々な事件を起こす。

狡噛慎也︵コウガミ・シンヤ︶ - CV‥関智一

槙島聖護の殺害後、そのまま姿を消した。朱にとって重要な存在であり、幻影の対話相手として登場する

第3期

慎導灼︵シンドウ・アラタ︶ - CV‥梶裕貴

本作の主人公であり、公安局刑事課一係の監視官。24歳。特A級メンタリストであり、高度な共感により精神的ボーダーラインを越境し追跡対象者になりきる。メンタルトレースで深く潜り過ぎると本来の自分に戻れないリスクがあるため、炯が精神的ザイルパートナーとして引き上げる役目を負っている。明るく飄々としていて、誰にでも物怖じしないポジティブな性格。過去の事件が原因で、父親の車でしか熟睡できない。父の死の真相を探るため監視官となる。

炯・ミハイル・イグナトフ︵ケイ・ミハイル・イグナトフ︶ - CV‥中村悠一

本作の主人公であり、公安局刑事課一係の監視官。24歳。ロシア系移民の二世で帰化準日本人。幼少期は海外の紛争地帯で育つ。軍事訓練を受けており、格闘・射撃・解析技術に優れた元兵士。正義感が強く生真面目な性格だが、家族のことでは熱くなりやすい一面も。幼なじみの灼とは互いに精神的ザイルパートナーであり、無茶をしがちな彼を気にかけている。ある未解決事件の真相を突き止めるために、灼とともに監視官の道を選んだ。既婚者であり、妻は同じロシア系移民の舞子・マイヤ・ストロンスカヤ。

雛河翔︵ヒナカワ・ショウ︶ - CV‥櫻井孝宏

公安局刑事課一係の執行官。25歳。一係の中では一番の古株だが、内向的で人付き合いが苦手な性格で、天馬や入江にはよく絡まれている。鬱病を患った経験から薬物依存になりドラッグバイヤーをしていたが、顧客が命を落としたことで潜在犯となる。元ホロデザイナーでもあり、その知識や技術を生かし捜査に貢献している。

廿六木天馬︵トドロキ・テンマ︶ - CV‥大塚明夫

公安局刑事課一係の執行官。55歳。荒々しい性格で、やられたらやり返すファイタータイプ。政治家の家系である上流階級に育ったことで、返って粗暴な力を求めるようになった。潜在犯認定されたのちは、一族からは縁を切られ絶縁状態にある。他の執行官たちのリーダー的存在として振る舞い、配属される監視官を試すような態度を取る。

入江一途︵イリエ・カズミチ︶- CV‥諏訪部順一

公安局刑事課一係の執行官。32歳。スラム︵廃棄区画︶出身で、サイマティックスキャンすら存在しない最下層で育つ。そのためスラムの住人たちや裏社会の動向に詳しい。馴れ馴れしく悪意ある軽薄さで人に接するが、優しい一面も持つ兄貴肌。如月によくちょっかいを出しているが相手にされていない。

如月真緒︵キサラギ・マオ︶- CV‥名塚佳織

公安局刑事課一係の執行官。26歳。元スイミングアスリート。他の執行官たちとも馴れ合わないクールな性格で、職務は適切に遂行するものの基本冷めたスタンスを取る。上司である監視官にも期待を抱いていないが、型破りな行動を取る灼や炯には戸惑いを感じている。

唐之杜志恩︵カラノモリ・シオン︶ - CV‥沢城みゆき

公安局総合分析室の分析官。35歳。情報収集・解析の面から刑事課一係の捜査活動をバックアップする。鑑識ドローン、高機能小型ドローン(通称ダンゴムシ)などを駆使し、ときには違法ハッキング行為を行うことも。執行官同様、潜在犯でもある。

霜月美佳︵シモツキ・ミカ︶ - CV‥佐倉綾音

公安局刑事課課長、統括監視官。24歳。︿シビュラシステム﹀の適性判断により、最年少で厚生省公安局に入局。刑事課一係の監視官として数々の難事件の捜査に関わってきたが、現在は刑事課を統括しており、現場からは一線引いている。奔放な新人監視官の灼と炯に手を焼きつつも、陰ながら二人の行動を支援する。ただし、メンタル薬は手放せない様子。



常守朱︵ツネモリ・アカネ︶ - CV‥花澤香菜

元・公安局刑事課一係の監視官。28歳。自らの信じる正義を貫き、過酷な事件をいくつも乗り越え一係をまとめていた。ある事件により、現在は勾留中の身となっている。



狡噛慎也︵コウガミ・シンヤ︶ - CV‥関智一

外務省行動課特別捜査官。36歳。元・厚生省公安局刑事課一係の執行官。海外へ逃亡し、傭兵として放浪生活を送っていたが帰国。高い戦闘技術と強靭な肉体を誇り、元刑事らしい知性と正義感も持ち合わせる。

宜野座伸元︵ギノザ・ノブチカ︶ - CV‥野島健児

外務省行動課特別捜査官。35歳。元・厚生省公安局刑事課一係の執行官。冷静な判断力と観察眼、包容力で一係を支えていたが、現在はフレデリカのもと、主に国外に関する事件を追っている。

須郷撤平︵スゴウ・テッペイ︶ - CV‥東地宏樹

外務省行動課特別捜査官。30歳。元・厚生省公安局刑事課一係の執行官。実直で生真面目な性格。外務省に籍を移し、宜野座らと共に国際犯罪に関する事件を追っている。

花城フレデリカ︵ハナシロ・フレデリカ︶ - CV‥本田貴子

外務省行動課課長。36歳。開国に向けた動きを予見し、外務省内に部隊を新設。危険度の高い国際犯罪対策チームとして行動課を率いる。



法斑静火︵ホムラ・シズカ︶ - CV‥宮野真守

︿ビフロスト﹀のコングレスマン。32歳。常に冷静沈着であり、その思考は柔和な笑みに隠され窺い知ることはできない。唯一の癒しは飼っている愛犬。

代銀遙煕︵シロガネ・ハルキ︶ - CV‥中博史

︿ビフロスト﹀のコングレスマン。77歳。策謀を巡らせ、頭脳戦に興じる老獪な紳士。新たに加わった静火の反応を楽しむ。

裁園寺莢子︵サイオンジ・キョウコ︶ - CV‥田中敦子

︿ビフロスト﹀のコングレスマン。48歳。浮世離れした妖艶な美女だが、その言動にはサディスティックな一面が垣間見える。

梓澤廣一︵アズサワ・コウイチ︶ - CV‥堀内賢雄

︿狐﹀を使った事件のプランメーカー。46歳。様々な肩書きを持つ、捉えどころのないニヒリスティックな中立者。事件に迫る一係の前に次々と罠を仕掛けていく。

小畑千夜︵オバタ・チヨ︶ - CV‥矢作紗友里

梓澤の協力者。23歳。梓澤が設計した事件のサポートを行う優秀なクラッカー。仕事は適切かつ迅速に行うが、梓澤にはいつも口汚く悪態をついている。



六合塚弥生︵クニヅカ・ヤヨイ︶ - CV‥伊藤静

フリーランスのジャーナリスト。30歳。元・厚生省公安局刑事課一係の執行官。サイコパス良化により社会復帰し、現在は公安局と捜査コンサルタント契約を結んでいる。

小宮カリナ︵コミヤ・カリナ︶ - CV‥日笠陽子

東京都知事選に立候補した元アイドルの政治家。20歳。18歳の時にシビュラの適性審査により政治家に転身。移民を非難し、日本国民を重視した﹁隣人政策﹂を推し進める。

舞子・マイヤ・ストロンスカヤ︵マイコ・マイヤ・ストロンスカヤ︶- CV‥清水理沙

炯の妻。24歳。炯と同じくロシア系移民であり、灼と炯の幼馴染。軍役経験者であり、格闘術や銃器取り扱いの心得を持つが、空爆によって視力を失っている。

スタッフ

●総監督 - 本広克行︵第1期︶

●監督 - 塩谷直義

●企画監修 - 本広克行︵第2期︶、虚淵玄︵ニトロプラス・第2期︶

●ストーリー原案 - 虚淵玄︵ニトロプラス・第1期︶

●脚本 - 虚淵玄︵ニトロプラス・第1期︶、深見真︵第1期、第3期︶、高羽彩︵第1期︶、熊谷純︵第2期︶、冲方丁︵第3期︶、吉上亮︵第3期︶

●シリーズ構成・脚本協力(第2期) - 冲方丁

●キャラクター原案 - 天野明

●キャラクターデザイン・総作画監督 - 浅野恭司︵第1期、第2期︶、高田晃︵第2期︶、恩田尚之︵第3期︶

●ドミネーターデザイン - 石渡マコト︵ポリゴン番長・第1期、第2期︶

●シリーズディレクター - 鈴木清崇︵第2期︶

●色彩設計 - 上野詠美子︵第1期︶、永井留美子︵第2期︶、鈴木麻希子︵第3期︶

●美術監督 - 衛藤功二︵第1期︶、松浦隆弘︵第2期︶、草森秀一︵第3期︶

●3D監督 - 佐藤敦︵第1期︶、笠永祥文︵第2期︶

●3Dディレクター - 大矢和也︵第3期︶

●撮影監督 - 荒井栄児︵第1期︶、中村俊介︵第2期︶、村井沙樹子︵第3期︶

●撮影視聴効果 - 荒井栄児︵第3期︶

●編集 - 村上義典

●音楽 - 菅野祐吾

●音響監督 - 岩浪美和

●アニメーション制作 - Production I.G︵第1期、第3期︶、タツノコプロ︵第2期︶

●制作 - サイコパス製作委員会

主題歌

第1期

第1クールオープニングテーマ﹃abnormalize﹄

歌‥凛として時雨

第2クールオープニングテーマ﹃Out of Control﹄

歌‥Nothing's Carved In Stone

第1クールエンディングテーマ﹃名前のない怪物﹄

歌‥EGOIST

第2クールエンディングテーマ﹃All AloneWith You﹄

歌‥EGOIST

第2期

オープニングテーマ﹃Enigmatic Feeling﹄

歌‥凛として時雨

エンディングテーマ﹃Fallen﹄

歌‥EGOIST

第3期

オープニングテーマ﹃Q-vism﹄

歌‥Who-ya Extended

エンディングテーマ﹃bullet﹄

歌‥Cö shu Nie