ガス警報器またはガス検知器: Gas detector)とは、漏れた燃料用ガス不完全燃焼によって生じた一酸化炭素(CO)を検知して警報を発する装置である。

ガス警報器(2センサタイプ 新コスモス電機製 XZ-193G型)

概要

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LP使

センサ数の違い

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1センサタイプ

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燃料ガスのみを検知するタイプ。都市ガス用とLPガス用がある(一酸化炭素のみを検出するタイプは不完全燃焼警報器と呼ばれる)。

2センサタイプ

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燃料ガスと一酸化炭素を検知するタイプ。現在販売されているのは都市ガス用のみである。

3センサタイプ

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燃料ガスと一酸化炭素に加え、火災も検知できるタイプ。対応する燃料ガスは都市ガス用とLPガス用があり、さらに火災検知方式は煙式と熱式がある。

警報方式

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単体警報方式

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戸外ブザー方式

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上記の単体警報方式の機能に加えて、建物の戸外にも警報ブザーを設置し、近所の人達にも異常を知らせることができる。

集中監視方式

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6V

検知方式

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燃料ガスの検知方式

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半導体式

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接触燃焼式

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電流を流している白金線にガスが接触すると微小な燃焼を起こし、白金線の電気抵抗が増加することで検知する。半導体式よりも歴史が古く、精度も高い方式であるが半導体式と比べてコストが高い。

気体熱伝導式

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空気とガスはそれぞれ熱伝導度が異なるため、電流を流している白金線(普段は空気に触れている)にガスが接触するとその温度が変化する。その結果電気抵抗も変化することで検知する。

電気化学式

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[1]

CO + H2O  CO2 2H+ + 2e- 1

(H+)e-[1]

O2 + 2H+ + 2e-  H2O 2

[1]

CO + 1/2O2  CO2 3

使[1]

付加機能

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ガス警報器にはガス漏れや不完全燃焼、火災発生時に警報を発する他に、外部機器を接続することでガス会社警備会社に自動的に通報したり、ガスメーターに接続することで自動的にガスの供給を停止する機能や、部屋の温度や湿度を常時監視し、熱中症や空気の乾燥の注意喚起メッセージを流す機能、電源表示灯に高輝度白色LEDと光を拡散させるカバーを用い、かつ調光機能も備えることで常夜灯としての機能等を持った製品もある。

設置位置や維持管理・注意点

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設置位置

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30cm8mLP30cm4m

空気より軽いガスの場合

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  • ガス器具からの排気や湯気・油煙等が直接かかる場所
  • ドア付近など風通しの良い場所
  • 空気吹き出し口から1.5m以内の場所
  • 周囲温度が-10℃以下又は50℃以上になるおそれのある場所
  • 電源にAC100Vを使うものにあっては、浴室内や水しぶきのかかる場所

空気より重いガスの場合

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1.5m

20cm



1040

AC100V使

維持管理

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その他注意点

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使使使調ABC!

メーカー

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関連項目

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脚注

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外部リンク

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