大石神社
赤穂市と京都市にある赤穂浪士を祀る2つの神社
赤穂の大石神社
大石神社 | |
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所在地 | 兵庫県赤穂市上仮屋旧城内 |
位置 | 北緯34度44分57秒 東経134度23分19秒 / 北緯34.74917度 東経134.38861度 |
主祭神 |
大石内蔵助良雄公以下四十七士命 萱野三平 浅野家三代 森家七将 |
社格等 | 県社・別表神社 |
創建 | 明治33年(1900年) |
札所等 | 神仏霊場 巡拝の道76番(兵庫11番) |
例祭 | 12月14日(義士祭) |
歴史
元禄赤穂事件以降、義士を称揚する人々によって旧赤穂城内の大石邸内に小さな祠が設けられ密かに祀られていた。明治33年︵1900年︶、あらためて﹁大石神社﹂として神社を創建することが政府から許可され、明治43年4月起工、大正元年︵1912年︶に社殿が竣工した。昭和3年、無格社から県社に昇格された。第二次大戦後、城内の神社に祀られていた赤穂藩主浅野家の三代︵内匠頭長直・采女正長友・内匠頭長矩︶、および城外の赤穂神社に祀られていた、浅野家の後に赤穂藩主となった森家の祖先の七武将︵森蘭丸ら︶を合祀した。
施設
境内社として浅野家が藩主だった時代から藩民の崇敬を受けた神社が多数ある。
他に、義士の遺品などを陳列する義士宝物殿、浅野長矩・四十七士らの木像を展示する木像館、大石邸長屋門(国の史跡「大石良雄宅跡」のうち)などがある。
外部リンク
- 赤穂大石神社(公式サイト)
京都の大石神社
大石神社 | |
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所在地 | 京都市山科区西野山桜ノ馬場町116 |
位置 | 北緯34度58分12秒 東経135度47分44秒 / 北緯34.97000度 東経135.79556度 |
主祭神 | 大石良雄 |
社格等 | 府社 |
創建 | 昭和10年(1935年) |
本殿の様式 | 流造 |
例祭 |
4月14日(春季大祭) 12月14日(義士大祭) |
京都市山科区にある。旧社格は府社。大石内蔵助良雄を祀る。社地の附近は、元禄14年7月から15年9月まで大石内蔵助が京都に隠棲し、義挙の議をめぐらしたときに居宅を構えた地である。主君の仇討ちという大願を果たした祭神に因み、﹁大願成就﹂の神徳で信仰を集める。近くには阪神高速8号京都線の山科出入口がある。
歴史
昭和初期、赤穂義士を熱心に崇拝していた浪曲師の吉田大和之丞︵吉田奈良丸︶が、内蔵助ゆかりの地に神社を創建することを計画した。府・市など関係方面に活動を行った結果、府知事を会長とする大石神社建設会などが設立され、募金によって昭和10年︵1935年︶に社殿が竣工した。
創立が許可されたのは1933年12月9日であった。1937年4月府社に列せられた。
施設
摂社として、討入のための武器を納入したといわれる天野屋利兵衛を祀る義人社がある。
外部リンク
- 大石神社(公式サイト)