御伽草子

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成立




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文正草子 - 鉢かづき - 小町草子 - 御曹司島わたり - 唐糸草子 - 木幡(こはた)狐 - 七草草子 - 猿源氏草子 - 物ぐさ太郎 - さざれ石 - 蛤の草子 - 小敦盛 - 二十四孝 - 梵天国(ぼんてんこく) - のせ猿草子 - 猫の草子 - 浜出(はまいで)草子 - 和泉式部 - 一寸法師 - さいき - 浦島太郎 - 酒顛童子 - 横笛草子

内容


17140


御伽草紙の分類


[1]











退












『新編御伽草子』


26190134

[2]
上巻
福富草子 - 十番の物あらそひ - 音なし草紙 - 若草 - かざしの姫君 - 常盤のうば - 小おちくぼ - 今宵の小将 - びしゃもんの本地 - 貴船の本地
下巻
浄瑠璃十二段草子 - 築島 - 化物草紙 - 狐草子 - こうろき草子 - 玉虫の草紙 柿本の系図 - 立烏帽子 - 尤の草子

太宰治の『お伽草紙』

これらの御伽草子とは別物だが、太宰治が日本の昔話などを題材に執筆した『お伽草紙』(1945年)という短編小説集がある。

日本人の誰もが知っている民話御伽話の中に込められた作者独特のユーモア・ウィットに富んだ解釈や語り口調が特徴。大胆で自虐的な空想が日頃の作者の深い人間洞察を反映しており、太宰の数ある翻案小説・パロディ小説の中でも傑出した作品と言える。

時代背景


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収録作品

なおこれらに加え、「カチカチ山」「桃太郎」「舌切雀」で完結する全5編を構想していたことが、「舌切雀」の冒頭で語られている。

出版物

室町時代物語大成』(角川書店)によって多くの御伽草子がまとめられている。

脚注

  1. ^ 市古貞次 『中世小説の研究』 東京大学出版会、1955年。
  2. ^ 萩野由之 『新編御伽草子』 誠之堂書店、1901年

参考資料

  • 上野友愛/丹羽理恵子(サントリー美術館)編集 『お伽草子 この国は物語にあふれている』展図録、サントリー美術館、2012年

関連作品

関連項目