杉下右京
杉下 右京︵すぎした うきょう︶は、テレビ朝日系の刑事ドラマ﹃相棒﹄の主人公の一人。警視庁特命係係長。﹁陸の孤島﹂と揶揄される窓際部署﹁特命係﹂に在籍しながらも、卓越した捜査能力と強い正義感で数々の難事件を解決する︵公式サイト等より[要文献特定詳細情報]︶。
演 | |
年齢 | 45(S1時点) |
階級 | |
出身地 | 不明 |
経歴 | |
親族 | |
服装 |
●基本的にポケットチーフを挿した仕立てのスーツを着用︵PS3︶[注3]。
●ベルトは使わずにボタン留のサスペンダーを愛用しており、冬場にはフォーマルなチェスターフィールドコートを着用︵黒のシングル1着→黒のダブル、ライトグレーとダークブラウンのシングルの計3着︶。[要出典]
●また、不測の事態に備えて白手袋︵S6-10︶や紐付きの指錠︵S7-11︶を携行している。
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趣味 | |
好きなもの | 紅茶 |
苦手なもの |
経歴
東京大学法学部を首席で卒業後、国家公務員I種試験の合格を経てキャリアとして警察庁に入庁︵作中の履歴書より[要文献特定詳細情報]︶。警察官拝命後、最初に関わった事件は﹁昭和五十九年 文京区強盗殺人事件﹂である︵S5-1︶。20代後半のころ、3年間のスコットランドヤードでの研修に参加していた︵S1-7︶。この時はオックスフォード大学名誉教授の吉岡国光夫妻のもとで過ごしており、子供のいない夫妻から可愛がられていた︵season2 DVD特典映像︶。
その後、警視庁刑事部捜査第二課に出向して活躍を見せた。出向中、外務省高官の北条邸人質篭城事件において、当時公安部参事官だった小野田公顕が非公式に結成した緊急対策特命係に作戦参謀として招集され犯人との交渉にあたるが、政治的理由から早期解決すべく強行突入を望む小野田と対立し、作戦参謀を解任される。その後、小野田が決行した強行突入により隊員と人質に多数の死者を出す惨事となり、右京はその責任を全て擦り付けられる形で特命係へ押し込められる事になった︵S1︶。事件から15年後、当時の人質の変死事件に関連して薫と共に警察庁勤務の内示を受け捜査に着手、一連の事件に隠された北条晴臣の不正や殺人行為を明らかにし、過去の因縁に終止符を打った︵S1-最終話︶。
捜査終了後、警視庁警察学校の教官に異動となるが自ら休職してロンドンに渡航し、吉岡の妻・アリスの墓参をしている︵season2 DVD特典映像︶。浅倉禄郎から過去の事件の再捜査を依頼されたことで帰国し、その解決後は小野田による計らいで特命係に再度異動となった︵S2-1、2︶。内閣官房長官の圧力により懲戒処分を受けた︵S3-4、5︶他、警察庁FRSセンターの分析官として、尊と共に警視として警察庁復帰の内示が出た︵S8-最終話︶事もあるが、何れも立ち消えになっている。享が﹁ダークナイト﹂事件を起こした際には上司としての責任を問われ無期限停職の処分を受けた[警2]︵S13-最終話︶。
停職期間中は渡英してスコットランドヤードに捜査協力をしていた。帰国後、亘と一緒に殺人事件を捜査し、事件解決後に停職処分が解除され復職した︵S14-1︶。その後ある事件において、亘が裁判所の令状発行を阻止する﹁捜査妨害﹂を行なっていた︵S14-15︶事が警察上層部に発覚し、右京も﹁連帯責任﹂として亘と一緒に謹慎処分を受け[7]、再び懲戒免職の危機に晒される。しかし、直後に発生したテロ事件の解決に貢献した事を評価され、峯秋の根回しにより減俸処分に留まった︵S14-最終話︶。
人物
極めて理性的で冷静沈着。誰に対しても丁寧に、時には慇懃無礼に接しつつ思ったことをずばりと言ってのける[要出典]。大抵のことに動じることはなく周囲を振り回すマイペースな変わり者で、その強烈なキャラクターについていけずに配属された部下が次々に辞めていくことから、彼が籍を置く特命係は﹁人材の墓場﹂と呼ばれている[8]。不躾な質問や相手の心情を考慮しない辛辣な発言をして、会話相手を怒らせる事も多い。やや口が軽い一面もあり、他人のプライベートを勝手に喋ってしまうこともある。一人称はほとんど﹁僕﹂。二人称は相棒に対しては﹁君﹂、それ以外は﹁あなた﹂。普段は紳士的で、温厚な態度を崩さず部下や子供に対しても敬語で接する。また、自他の生命を粗末にしたり自らの行いを省みない犯人に対しては声を荒らげて激昂することがある[要出典]。
出世や手柄には全く興味を示さず、自ら解決した事件の手柄を他部署に横取りされても意に介さない。その一方で﹁情より法﹂﹁人は犯した罪を法で裁かれなければならない﹂という信条を持ち、﹁真実の追求による正義﹂を最重視している。しかし、組織の論理・政治的利害などの事情を全く顧みないため、上層部と対立して圧力がかけられることも多い。さらに、興味本位で醜聞を暴き立て、被害者の感情・関係者の立場を顧みずに断罪しようとする過激な側面もあり、関係者や相棒から深刻な反発を招くこともある[要出典]。峯秋は、享が﹁ダークナイト﹂事件を起こした切っ掛けを﹁右京への対抗心﹂だと推察し、その様な危険性を孕んでいる右京の正義感を﹁劇薬﹂と評した︵S13-最終話︶。
止むを得ない事情で罪を犯した人間についても、その動機や心情を汲み取りつつも決して犯罪を正当化しない︵S5-1、劇場版IIなど︶。状況や犯人の動機次第では、直ちに逮捕せず自首を勧める、もしくはさせるように仕向けたり、罪の重さによっては逮捕を見送ったりするなど右京なりの柔軟さを見せることもある︵S5-1、19、劇場版II、S13-2など︶。一方で、自殺で罪を償おうとすることに対しては否定的であるが、自殺を止めたことが最善であったか思い悩むことや、自殺を試みた犯人を必ずしも否定しないこともある︵S3-9、S11-11︶。復讐殺人に関しても決して容認しないが、切実な理由で復讐を遂行しようとした人物の想いを汲み取って捜査に臨むこともある︵劇場版II︶。
人命が失われる事態を嫌い拳銃は決して携行せず、警察官の義務である射撃訓練すら忌避している︵S2-4︶。また、過去のトラウマから籠城事件に対する強行突入はあくまで最後の手段とみなしている[要出典]。
特命係に配属される部下に対しては﹁来る者拒まず、去る者追わず﹂を原則としている一方、亘に対しては例外としてこの原則を自ら破り、歴代の相棒では初めて慰留の言葉をかけている︵S20-最終話︶。
趣味・嗜好
チェスや落語、クラシックやレコード鑑賞などが趣味である。特に落語は同じ趣味を持つ米沢と話が盛り上がり、調査協力の謝礼として落語がらみの物品をあげることもある[要出典]。
警察庁時代の研修以降度々イギリスを訪れており、特にS8以降は概ね3年に1回のペースで半年ほど渡英するのが恒例となっている[注4]。
幽霊や超能力を否定せずに深い関心を寄せており、心霊現象が絡んだ事件の際には嬉々として捜査に参加する[要出典]。自身は幽霊を実際に目撃した経験がないことを悔しがっているが、本人はそうと知らずに幽霊の少女と接したことがある︵S11-18︶。
宮部たまきとは元夫婦で、彼女が切り盛りしていた﹁花の里﹂を行きつけの店とし、芝居やコンサート、食事に連れ立って出かけるなど離婚後も良好な関係にあった[要出典]。﹁花の里﹂が閉店した︵S10-1︶際には、長年の習慣が崩れたことで推理のスランプに陥ったが、本人が宣言するまで周囲には全く気付かれていなかった︵S10-12︶。﹁花の里﹂が再閉店した際にも、普段ではありえない凡ミスを自覚なく繰り返して尊や亘などに心配されていた︵S18-最終話︶[9][注5]。
作中では右京の私生活などが触れられる事は少なく、出身地や自宅、少年期・青年期などの情報は明らかにされていない︵S11-15など︶。右京と血縁関係のある人物としては、遠縁の杉下花が登場している。
能力
明晰な頭脳と鋭敏な観察眼を持ち、鋭い推理力を発揮する(PS1~)。事件現場や聞き込みへ積極極的に出向き、他人が気にも留めない些細な事柄に着目し、現場の不審な点や証言の矛盾を論理的に突いて犯人を追い詰める(PS1~)。尊からは﹁ある種の天才﹂、亘からは﹁相手の守りをぐいぐい打ち破るタイプ﹂と評されている︵S14‐1︶、
型通りの捜査を他部署に委ねて独自の視点で事件に首を突っ込み、捜査一課の聞き込み先や取調室に割り込んで必要な情報を聞き出すことも日常茶飯事(PS1~)。真相究明のためなら違法行為も辞さず強引な手段に訴える事もあり、小野田から﹁杉下の正義は時に暴走する﹂と評されている︵S6-最終話︶。それらを警察上層部やそれ以外の政府や財界の権力者に咎められ警察官としての地位が何度も危うくなっているがそのたびに機転を利かせ相棒共々ほぼ無傷で済んでいる︵S3‐1、2、3等︶。
このように煙たがられる存在ではあるものの、警察幹部にもその能力を素直に評価する者は少なくない︵甲斐峯秋など︶。また、政府中枢︵瀬戸内米蔵など︶や法曹界︵連城武彦など︶から服役中の受刑者(遠峰小夜子など)や死刑囚︵浅倉六郎など︶に至るまでその有能さを評価する者は多い。自身が逮捕した犯人からもしばしばその能力を認める言葉をかけられている︵S12‐13等︶。
自身の趣味である紅茶や落語から嫌っている拳銃や戦争に至るまで分野を問わず様々な知識に精通しているほか、記憶力にも優れている(PS1~)。手先は総じて器用で、剣道︵S5-7︶や護身術の心得もあり、体格差のある相手や複数人相手の格闘でも難なく渡り合う。一方、恋愛や女性の機微を察することは不得手[注6]であるほか、﹁理屈の通じない﹂子供の尾行には苦手意識を持っている様子︵S14-7︶。
初期のシリーズでは相棒に車の運転を任せることが多かったが、S11よりフィガロ[10][注7] の助手席に享や亘を乗せて自らハンドルを握ることもあった。
現実世界での扱い
キャラクター造形
輿水泰弘は右京のキャラクターについて水谷が常に敬語の慇懃無礼なキャラを嫌味なく演じてくれたら面白そうだったからと語っている[11][12]。また右京の造形にはシャーロック・ホームズやエルキュール・ポアロのような名探偵ものの線で構成し、ネチネチ犯人を追い詰めたり、回りくどい言い方をしたりする部分は﹃刑事コロンボ﹄からインスパイアされた[13]。右京の名前の由来は﹃パパと呼ばないで﹄の石立鉄男演じる安武右京が由来となっており、作中での﹁右京さん﹂と言う呼び方の響きがとても良かったことから名前として採用され、名字に関してはパソコンであれこれ打ってしっくりきたものがあてられた[14][11]。ちなみに水谷と石立は﹃夜明けの刑事﹄﹃赤い激流﹄で共演している。水谷の刑事役は刑事貴族2以来となる。
プロデューサーの松本基弘は第31回﹁テレビ塾﹂での講演の中でシャーロック・ホームズをモデルとした部分もあることを認めた一方、伴組の企画の段階で水谷と会食を重ねる中で、﹁まっすぐで、公正に物事を見ようとしているという﹂という印象を抱き、これが右京というキャラクターの土台になったと明かしている[15]。
ニュースサイト﹁クランクイン!﹂は2023年に公開した記事の中で、PS1における右京は行動を共にするのが嫌になるほどの変人ぶりが強調されているとし、薫とのコンビが数シーズンにわたって続いていたことについて、右京がこれまでの行動を反省し、薫と一緒にいるうちに性格が丸くなったのかもしれないと分析している[16]。﹁クランクイン!﹂はこの時点において右京と薫という対照的な2人による﹁バディもの﹂として確立されていたことに加え、出世欲のないキャリアの右京と出世欲にとりつかれたノンキャリ幹部という対比も浮かび上がっていたとしている。一方、同サイトはシリーズを重ねるうちに右京のキャラクター性が肉付けされていったと分析しており、たとえば﹁おやおや﹂﹁妙ですねぇ…﹂などの口調はPS1の時点ではなかったという[17]。
米沢役の六角精児は右京について、初期はもう少し人情味を前面に出すべきだと考えていたが、水谷の細やかな演技を通じてそれが端々にちゃんと出ているため、これといった要望もないと﹁シネマトゥデイ﹂とのインタビューの中で振り返っている[18]。
右京がコスプレの題材となる例もあった。同人誌即売会﹁コミックマーケット103﹂︵2023年12月30日・31日︶に参加したあるコスプレイヤーは、ニュースサイト﹁マグミクス﹂のインタビューの中で、普段会社に行くときの服装でコスプレが成立することを利点として挙げている[19]。
右京と紅茶
当初右京は普通に紅茶を注いでいたが、カップに紅茶を注ぐ時にポットを高く引き上げて戻すようになり、シリーズが進むにつれて少しずつ高くなっていった[17]。これは水谷本人の﹁こんな風に注いだら、紅茶がおいしくなりそうだし紅茶の時間が楽しくなる﹂という考えに由来する。その際、熱い飛沫が自分の手に飛び散るところを我慢しながらやっており、水谷本人によると﹁本能が刺激されてどれだけ高くまでいけるかやってみたくなった﹂︵2008年4月30日放送の﹃スーパーJチャンネル﹄︶という。なお、この淹れ方はルール違反であり、紅茶の専門家から紅茶教室の生徒が真似をして困る、と抗議されかけた[20]。
また、水谷が他局の番組でこの注ぎ方を披露することもある︵例‥﹃FNS歌謡祭﹄[21]︶。
右京の紅茶好きを踏まえたコラボレーションが展開されることもあり、たとえば日東紅茶は2008年[22]と2009年[23]、および2012年[24]に本作とのコラボレーション商品を発売していた。また、紅茶風味のメロンパン︵ローソン︶[25]や、紅茶風味のミルクプリン︵北海道乳業︶[26]といったコラボレーション商品も発売された。
このほかにも、複数のエピソードでロケ地として登場した紅茶専門店﹁デンメアティーハウス 六本木店﹂もコラボレーション商品を発売しており、同店代表取締役の浦香織は、番組ファンの来店もあったとニュースサイト﹁Zakzak﹂の取材に対して語っている[27]。
なお、水谷本人は元々コーヒー党であったが、本作がきっかけで紅茶も好きになったという[28]
親族
杉下花(すぎした はな)
演 - 原沙知絵[29]︵S4-16︶
右京の遠戚。右京の曽祖父と花の高祖父が兄弟に当たる関係であるが、詳細な家族関係については右京と花の間で認識が食い違っており、互いに自身の知る家族関係こそが正しいと主張し合っている。このため、面倒を避ける目的で普段は﹁右京の姪﹂と紹介されている。
ニューヨーク在住のフォトグラファー[29]。ハーバード大学を卒業し同大学院に進むが、中退して現在の職業に就いている。頭脳明晰な点や人差し指を立てながらポイントを説明する癖、紅茶を入れる所作や理屈を並べたがる点、しゃべりだすと止まらない点などは右京とよく似ているが、後先を考えずに行動することがあり、それが原因で警察に連行されたことや犯罪に巻き込まれかけたこともある。また、﹁花の里﹂の名前は彼女に由来している︵S4-16︶[29]。
宮部たまき(みやべ たまき)
演 - 益戸育江︵PS1〜S10-1︶[注8]
右京の元妻。﹁花の里﹂︵PSでは﹁新ふくとみ﹂︶の初代女将[30]。生年月日は不明だが、S1時点で38歳[31]である。常に和服姿[注9] で、誰にでも分け隔てなく接する物腰の柔らかい女性。右京と結婚・離婚した経緯は明かされていないが、本人は惚れた理由と別れた理由について﹁頑固で不器用で天邪鬼な所﹂を挙げている。美和子とは違って事件に関与したり巻き込まれることは基本的にないが、右京の考えていることを言い当てたりするなど元夫婦ならではの鋭さを見せ、右京を度々感心させている[要出典]。尊にも友好的で、右京と彼の間を取り持とうとしたり︵S8-1、S8-10︶、尊と映画を観に行ったりしている︵S9-7︶。右京と薫だけがJR東日本の寝台特急カシオペアに乗ったことで不機嫌になっていたり、途中駅での発着時刻に妙に詳しかったりと、鉄道ファンらしき言動も見受けられるが、本人は否定している︵S6-10︶。雷が大の苦手︵S2-3︶。
日本や世界各地を旅することを理由に突如として﹁花の里﹂を閉店し︵S10-1︶[30]、店は後に幸子が引き継ぐことになった︵S10-12︶。
現実世界での扱い
﹃相棒﹄が連続ドラマ化される際、テレビ朝日から続投を要請されたが、同時期にハワイへ移住していたため、3カ月に1回の頻度で日本に戻り、まとめて撮影を行っていた[32]。
その後東日本大震災を契機に、益戸は﹃相棒﹄から退いて石垣島への移住を決意し、その際、全てを投げ出す形での辞め方となったため、水谷に謝罪の手紙を書いたが、返事はもらえなかったと述懐している[33]。
一方で益戸に対して水谷は自著にて﹁昔からいろいろなことに興味を持つタイプで﹃相棒﹄でも2回くらい辞めるという話が出たんです。﹂[34]、﹁チャンスがあったら、会いたいですねぇ。元気でいてくれたらいいなと思います﹂と語っている[35]。
相棒
シーズン開始から25年前のロンドン研修時代の相棒
関係についての詳細は亀山薫#右京との関係」を参照
関係についての詳細は神戸尊#右京との関係」を参照
関係についての詳細は甲斐享#右京との関係」を参照
関係についての詳細は冠城亘#右京との関係」を参照
相棒以外の特命係員
脚注
警察官
注釈
(一)^ 水谷はS11-11で、エンドクレジットでは未表記ながら右京とゲストキャラクターの一人二役︵国枝史貴役︶で出演した。
(二)^ PSでは警部補の設定であったが、PS1で伊丹が﹁警部殿﹂と呼ぶ場面がある。
(三)^ 一度だけ三つボタンを全開にしながら聞き込みをしていたシーンがある。︵PS3︶現在では三つボタンのシングルスーツに統一されているが、PS2まではスリーピース・スーツや二つボタンスーツも着ていた。また、捜査二課時代はダブルスーツも着ていた︵S1-11︶。
(四)^ 作中で渡英していた期間は、S1-最終話〜S2-1、S7-最終話〜S8-1、S10-最終話〜X DAY〜S11-1、S13-最終話〜S14-1、S17-最終話〜S18-1。いずれも本作のオフシーズンの間の時期︵4月〜9月頃︶である。
(五)^ 花の里消滅後のS18では陣川が薦めた﹁青びょうたん﹂︵S18-16︶、ヒロコが自ら店の名前の改名まで提案した﹁薔薇と髭と...。﹂︵S18-18︶、峯秋らの知人の﹁こてまり﹂︵S18-最終話︶などで夜を過ごしており、次のS19以降のシリーズにおいても同店を行きつけの小料理屋としている。
(六)^ 大学時代にフランス文学の講義を受講していたが、恋愛絡みの内容が多かったため単位を落としていた︵S7-15︶。
(七)^ ボディカラーは黒、屋根は白の﹁相棒専用カラー﹂。なお、本車はS19-11を最後に登場していない。
(八)^ PS1〜劇場版Iは旧芸名の高樹沙耶名義。
(九)^ 例外として劇場版IでのランナースタイルとS8-14で盲腸で入院していた時のパジャマ姿がある。
出典
(一)^ 水谷豊; 反町隆史︵インタビュー︶﹁︻相棒14︼水谷豊&反町隆史 放送直前インタビュー(1)初共演の手応えは?﹂﹃ORICON STYLE﹄、2015年10月14日。2016年2月9日閲覧。
(二)^ 水谷豊; 反町隆史︵インタビュー︶﹁︻相棒14︼水谷豊&反町隆史 放送直前インタビュー(2)気になる第1話は?﹂﹃ORICON STYLE﹄、2015年10月14日。2016年2月9日閲覧。
(三)^ “本日放送”. クラージュ キッズのブログ︵アメーバブログ︶. サイバーエージェント (2016年2月17日). 2016年10月18日閲覧。
(四)^ “﹇403﹈ 相棒に強力なレギュラー陣!元宝塚歌劇団花組トップ真飛聖さん!そして石坂浩二さん!さらに相棒シーズン11は香港ロケあり!”. 相棒 スタッフブログ (2012年8月31日). 2024年3月14日閲覧。
(五)^ “﹃相棒﹄成宮の彼女役・真飛聖に﹁姉さん女房すぎ…﹂の声”. 女性自身 (2012年10月31日). 2024年3月14日閲覧。
(六)^ 相関図・キャスト|相棒 season14 - テレビ朝日
(七)^ “﹃相棒14﹄最終回視聴率15.8% 4代目相棒は警察学校からやり直し”. ORICON STYLE (2016年3月17日). 2023年2月23日閲覧。
(八)^ “ドラマ﹁相棒season21﹂特集 あらすじ・キャスト・関連記事”. MANTANWEB. 2023年2月23日閲覧。
(九)^ “﹃相棒18﹄不調の原因は“花の里”ロスだった 全20話平均14.8%”. ORICON NEWS. (2020年3月19日) 2023年2月23日閲覧。
(十)^ “[410] 右京さんの車!そして広島で相棒展プレミア2開催!”. P DAY プロデューサーブログ. (2012年10月23日)
(11)^ ab﹃﹁相棒﹂10周年メモリアルBOOK 杉下右京10years﹄、32頁より
(12)^ ﹃オフィシャルガイドブック 相棒﹄、132頁より
(13)^ ﹃﹁相棒﹂10周年メモリアルBOOK 杉下右京10years﹄、33頁より
(14)^ “仮タイトルは?“右京”の名前の由来は?…﹃相棒﹄裏ネタ4”. 女性自身 (2013年10月23日). 2016年5月15日閲覧。
(15)^ “第31回テレビ塾リポート②~﹃相棒﹄制作秘話~”. touch!★テレアサ (2013年6月21日). 2024年3月16日閲覧。
(16)^ “﹃相棒﹄2000年の第1回を見てみたら…右京さんがティーポットを高くあげない! ︵1ページ目︶”. クランクイン!- エンタメの﹁今﹂がわかる 映画&エンタメニュースサイト (2023年1月21日). 2024年3月16日閲覧。
(17)^ ab“﹃相棒﹄2000年の第1回を見てみたら…右京さんがティーポットを高くあげない! ︵2ページ目︶”. クランクイン!- エンタメの﹁今﹂がわかる 映画&エンタメニュースサイト (2023年1月21日). 2024年3月16日閲覧。
(18)^ “﹁相棒﹂の人気キャラ、鑑識・米沢守にインタビュー!右京の弱点とは?”. シネマトゥデイ (2009年3月31日). 2024年3月9日閲覧。
(19)^ “︻コスプレ︼﹁犯人絶対つかまえそう﹂ ﹃相棒﹄杉下右京︵水谷豊︶と﹃逃走中﹄ハンターのコラボ写真が圧巻”. マグミクス (2024年1月19日). 2024年3月16日閲覧。
(20)^ 朝日新聞テレビラジオ;2014年1月1日見出し面より
(21)^ “フジで﹁右京さん﹂だと!?水谷豊、14年ぶりFNS歌謡祭で“紅茶対応” 番組飛び越えたサービスに﹁他局なのに﹂﹁まさか見れるなんて﹂”. ねとらぼ (2022年12月8日). 2024年3月8日閲覧。
(22)^ “﹃相棒﹄紅茶が限定発売 杉下右京の“紅茶コメント”入りカードも封入”. ORICON NEWS (2018年2月14日). 2024年3月16日閲覧。
(23)^ “[260] 今年も、︻相棒×日東紅茶コラボ紅茶︼が登場!”. 相棒 スタッフブログ (2009年12月19日). 2024年3月16日閲覧。
(24)^ “紅茶を飲んで右京さんカードを手に入れよう!”. www.tv-asahi.co.jp (2014年12月10日). 2024年3月16日閲覧。
(25)^ “映画﹃相棒﹄とコラボ!右京さんの “紅茶” を練り込んだメロンパン--ローソン各店で”. えん食べ [グルメニュース] (2019年8月8日). 2024年3月17日閲覧。
(26)^ “人気ドラマ﹁相棒﹂とコラボ!﹁相棒紅茶プリン﹂が期間限定で [えん食べ]”. えん食べ [グルメニュース] (2019年7月20日). 2024年3月17日閲覧。
(27)^ “︻実食! テレビで見たあのお店︼﹁相棒﹂ロケ地、右京さんの気分が味わえる東京・六本木﹁デンメア ティー ハウス 六本木店﹂”. ZAKZAK. 2024年3月16日閲覧。
(28)^ “水谷豊、﹃相棒﹄杉下右京の影響が私生活にも? ﹁あるとき気がついたら…﹂”. Sirabee (2022年12月31日). 2024年3月28日閲覧。
(29)^ abc“︻第24回︼過去に意外な接点があった右京の過去を知る男女7人|WEB連載企画!by相棒ラボ”. WEB連載企画!by相棒ラボ (2016年2月17日). 2024年3月11日閲覧。
(30)^ ab“﹃相棒﹄歴代の相方キャストと女将を紹介、最長出演者は誰?”. マイナビニュース. (2022年11月21日) 2023年2月23日閲覧。
(31)^ “相棒season1 ﹁キャスト﹂”. テレビ朝日. 2007年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月7日閲覧。
(32)^ “﹁相棒﹂を蹴って石垣島へ、最後に水谷豊さんに送った手紙…高樹沙耶が語る芸能生活30年︵2ページ目︶”. デイリー新潮 (2020年11月9日). 2024年6月21日閲覧。
(33)^ “﹁相棒﹂を蹴って石垣島へ、最後に水谷豊さんに送った手紙…高樹沙耶が語る芸能生活30年︵3ページ目︶”. デイリー新潮 (2020年11月9日). 2024年6月21日閲覧。
(34)^ 水谷 & 松田 2023, p. 204.
(35)^ 水谷 & 松田 2023, p. 205.
参考文献
- 水谷豊、松田美智子「第四章 相棒 顰蹙を恐れない」『水谷豊自伝』新潮社、2023年7月15日。ISBN 978-4-10-306453-4。