滑川町
埼玉県比企郡の町
滑川町(なめがわまち)は、埼玉県の中部に位置し、比企郡に属する町。
なめがわまち 滑川町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 埼玉県 | ||||
郡 | 比企郡 | ||||
市町村コード | 11341-7 | ||||
法人番号 | 1000020113417 | ||||
面積 |
29.68km2 | ||||
総人口 |
19,967人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||||
人口密度 | 673人/km2 | ||||
隣接自治体 | 熊谷市、東松山市、比企郡嵐山町 | ||||
町の木 | マツ | ||||
町の花 | ツツジ | ||||
他のシンボル |
町の鳥:キジ 町の魚:ミヤコタナゴ | ||||
滑川町役場 | |||||
町長 | 大塚信一 | ||||
所在地 |
〒355-8585 埼玉県比企郡滑川町福田750番地1 北緯36度03分58秒 東経139度21分39秒 / 北緯36.066度 東経139.36097度座標: 北緯36度03分58秒 東経139度21分39秒 / 北緯36.066度 東経139.36097度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
人口は約2万人。
概要 編集
埼玉県のほぼ中央、東京から60km圏内に位置し、川越市や所沢市を中心とした埼玉県西部地域に属し、北を熊谷市、南を東松山市に囲まれた、比企郡7町のうちの1町である。南北は約7.2km東西は約4.8kmとやや南北に長い広がりを持ち、面積は約 29.71km2 と小さい。台地と丘陵が混在するため、面積は小さいながらも標高は約 30m~130mとやや差がある︵ただし住居地域や主要道路があるのは40~60mの場所がほとんどである︶。町南端を東西に東武東上線が走り、南西部につきのわ駅、南東部に森林公園駅が存在する。池袋駅までは急行でほぼ1時間である。以前は県内でもかなり人口の少ない町であったが、つきのわ駅開業︵2002年︶と周辺の土地区画整理事業に合わせ東武鉄道が住宅開発を行ったことや、それに伴うショッピングセンターの開業で人口がかなりの伸び率で増加している。2000年-2005年の出生率は埼玉県内一、人口増加率は全国の町村のうち第3位であった[1]。また、2005年-2010年にかけても人口増加率が埼玉県内で北足立郡伊奈町に次いで第2位、全国の町村でも第8位、2010年-2015年にかけても人口増加率5.1%で県内3位となった。このように人口増加率には鈍化傾向が見られるものの、つきのわ駅周辺など南部地域において人口増加が目覚しい。
地理・気候 編集
●河川‥和田川、滑川、市野川 ●山‥二ノ宮山︵132m︶、大立山︵113m︶、高根山︵105m︶ 町の北端熊谷市との境付近を和田川、町南部を市野川、ほぼ中央を滑川が流れ、この三本の川はほぼ平行に東西方向に流れている。滑川は町名の由来にもなっている。町の大部分︵市野川より北側︶は比企北丘陵で占められるが、南端︵市野川より南側、つきのわ駅、森林公園駅周辺︶は東松山台地がかすめる。北東部には東西約1km、南北約4kmに渡る武蔵丘陵森林公園が広がる。 南部は鉄道路線があったり住宅・商業施設などが増えているが、一方、町北部はほとんど手つかずで自然が残されており、田園風景が広がっている。その自然や田園風景︵里山︶を活かした観光施設︵森林公園、谷津の里など︶も存在する。二ノ宮山と大立山は町中西部の同じゴルフ場内に存在する。高根山は北中部の別のゴルフ場内に存在する。二ノ宮山は町により展望台が付けられ山の入口には駐車場もあるため軽い気分で観光できる。 自然が多く残されている北部を中心にため池が非常に多い。県内に大小合わせて800近いため池があり、うち約80%︵600︶を比企郡で占めるが、その中でも一番多いのが滑川町であり、県全体のおよそ1/4に当たる200ほどのため池が存在し、関東随一の多さを誇っている。なお、このため池の一部から1986年に県内では既に絶滅していたと考えられていたミヤコタナゴ︵国の天然記念物︶が発見されたことから、滑川町エコミュージアムセンターではミヤコタナゴに関する調査・研究を行っている。 気候は温暖湿潤であるが内陸性の傾向が強く、隣接自治体の熊谷アメダスとほとんど差の変わらない変化や値を取ることが多い。夏は高温多湿で雷雨が多く、冬は低温乾燥で北西の季節風が強く晴天の日が多いのが特徴で、寒暖差が大きい。また、冬の降雪・積雪機会や量も熊谷とほとんど変わらない。歴史 編集
●1954年︵昭和29年︶11月3日 - 比企郡福田村、宮前村が合併し、滑川村となる。 ●1974年︵昭和49年︶7月 - 国営武蔵丘陵森林公園が開園する。 ●1979年︵昭和54年︶11月 - ﹁滑川村歌﹂﹁滑川音頭﹂を制定︵村歌は5年後に﹁滑川町歌﹂へ改題︶。 ●1984年︵昭和59年︶11月3日 - 町制施行し、滑川町となる。平成の大合併 編集
●比企地区8市町村合併協議 ●2003年︵平成15年︶ ●3月3日 - 比企地区任意合併協議会設置︵東松山市・比企郡嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・吉見町・当町、秩父郡東秩父村︶ ●4月1日 - 協議会事務局設置︵東松山市役所内︶ ●5月21日 - 第4回協議会において、比企地区任意合併協議会解散を決定。 ●比企地区6町村合併協議 ●2003年︵平成15年︶ ●7月 - 当町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は、合併研究会を設置。 ●12月 - 当町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は、比企地域3町3村合併協議会を設置。 ●2004年︵平成16年︶ ●7月 - 当町で合併の枠組みを問う住民投票を行った結果、東松山市・吉見町を含む8市町村で合併が過半数を占めたため、当町は比企地域3町3村合併協議会から離脱。 ●8月 - 比企地域3町3村合併協議会が解散。 ●3市町村合併協議 ●2008年︵平成20年︶7月7日 - 東松山、滑川、東秩父の3市町村議で比企地域合併推進議員連絡協議会を8月22日に設置する方針を決めた。 ●2009年︵平成21年︶9月17日 - 東松山、滑川、東秩父の比企地域合併推進議員連絡協議会を解散決定。人口 編集
滑川町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 滑川町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |
■紫色 ― 滑川町 |
■青色 ― 男性 | |
滑川町(に相当する地域)の人口の推移 | ||
総務省統計局 国勢調査より |