相田洋
日本のテレビ番組ディレクター
人物・経歴
旧朝鮮・全羅北道出身、小学生のときに引き揚げた。早稲田大学法学部卒業後1960年にNHK入局。NHKでは一貫してドキュメンタリー畑を進み、NHKスペシャル﹃電子立国日本の自叙伝﹄で1992年︵平成4年︶に芸術選奨文部大臣賞を受賞したほか、ドキュメンタリー番組で多数の受賞歴がある。
自らも番組に出演しアナウンサーとトークを展開するという独特のスタイルも有名で、特に﹁電子立国﹂シリーズ等でコンビを組んだ三宅民夫とは絶妙なコンビネーションを見せたことで知られる。
NHKを定年退職後は慶應義塾大学環境情報学部教授を務めた時期もあった。2000年には紫綬褒章を受章している。
自分の作品︵﹃電子立国﹄シリーズ︶で扱ったためかコンピュータに強く、アスキー・ドットPCにエッセイを連載︵﹃相田洋のデジタル大好奇心﹄︶している。また同エッセイにおいて、2005年発表の作品﹃鼓の家﹄ではローランド社製のダイレクトリニア編集機﹁DV-7DL﹂を駆使して一切の編集作業を自ら行ったことを明らかにしている。︵しかし、﹁新・電子立国﹂番組内で、撮影用に提供を受けた起動中のApple IIをポンポン叩き、提供者を激怒させるなど思慮に欠ける一面も伺われる︶
主な担当番組
主な著書
ほとんどは放送に関連したものである。相田はこれについて当時、『電子立国』放送時の会長・島桂次(故人)に「本を売りまくってその印税収入で番組を作れ」と言われたと語っている。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。
- 電子立国日本の自叙伝 (全4巻、NHK出版)
- 新・電子立国 (全7巻、NHK出版) ※共著
- マネー革命 (全3巻、NHK出版) ※共著
- ドキュメンタリー 私の現場 記録と伝達の40年 (NHK出版) ISBN 978-4140808184
- 航跡 移住31年目の乗船名簿 (NHK出版) ISBN 978-4140805893