1920981945208

沿革

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少尉候補者制度にいたる経緯

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[1][2][* 1][* 2][* 3][* 4][* 5][* 6]


准尉制度

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1917687[3]9795[4][5]1937122[6][* 7]

[* 8]()[7]

[* 9]2[4]6104[8]

[9][10]4542[7]3[11][12]192098241[13]810[14]31286[15]22873204[16]

少尉候補者制度

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1920982443[* 10][17]19208



1422







[17]

19208[* 11][* 12]

19221131812[* 13][* 14][18]192312489[* 15][* 16][19]

1924135118[* 17][20]192514

1927212331382[21]

少尉候補者の拡大

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193712211[* 18][22]2[23]

4112[23][24]193710



381[25][26]



3821[27]



381[28][* 19]



381[29]



38381[30][31]



381[32][33]



381[34]

1940159580[35]584384[36]

少尉候補者制度の終了

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1945208815818[37][* 20]26[* 21]194621614319[38]

少尉候補者教育

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概説

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19209236111211[* 22]1211[39]

[* 23]2[* 24][* 25]

10224[40]

各兵科(憲兵科を除く)

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192012120819211011205[16][41]

193712108[42][25]

194015106896901937[43][44]12211920

194012[45]194116[46]

19441972837123194412[47]456[48]

航空兵科

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19351011264[49][50][51]

1937101849193813512

[52]

1940121942622[53]

1944534426[54]24625

砲・工兵科の技術従事、技術部

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1938年(昭和13年)10月、砲兵科および工兵科の技術従事少尉候補者教育が行われていた陸軍工科学校が神奈川県高座郡大野村に移転し、以後の教育を行った。同校は1940年(昭和15年)7月に陸軍兵器学校に改編され、教育を受ける少尉候補者は丙種学生と定められた[55]

同年9月の陸軍補充令(勅令第584号)により陸軍兵器学校で教育を受ける少尉候補者は兵技准尉と兵技軍曹から選抜された技術部少尉候補者となり、翌1941年(昭和16年)8月の陸軍兵器学校令改正(勅令第786号)により技術部少尉候補者は己種学生と改まり修学期間は約1年と定められた[56]

1944年7月、陸密第2837号により前年12月に陸軍兵器学校へ入校した己種学生は修学期間を約3か月短縮され、1944年12月に入校予定の己種学生は採用中止となった。

憲兵科

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19377[29]1940750519421711799[57][58][59][60]

経理部

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194234305[61]

19441121[62]72837212

衛生部・獣医部

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1943[63]

19441121[62]72837212

少尉任官以後

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30[* 26][64]

12051921101129[65]22819251421931681934991144743[66]4897[67]193611913[68]

1937127[69]

著名な出身者

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第6期
第7期
第13期
第18期
第21期

脚注

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注釈

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(一)^ 193111便

(二)^ 193111便

(三)^ 

(四)^ 151152

(五)^ 

(六)^ 1719053380181904111905119691919051219075118337-38

(七)^ 19372()  Ref.A03020522600 

(八)^ 

(九)^ 

(十)^ 

(11)^ 

(12)^ 

(13)^ 

(14)^ 1922456  Ref.A03021372400 

(15)^ 

(16)^ 

(17)^ 

(18)^ 

(19)^ 1937201012  ()  Ref.C01005043500 

(20)^ 

(21)^ 262511945720267

(22)^ 2425()  Ref.A03021257400 

(23)^ 

(24)^ 16572406192089

(25)^ 調

(26)^ 

出典

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  1. ^ 御署名原本・明治二十年・勅令第二十七号・陸軍各兵科現役士官補充条例(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03020012500 
  2. ^ 「歩、騎、砲、工、輜重兵科現役士官ノ補充ハ士官候補生ニシテ少尉ノ資格ヲ備フル者ヲ以テス 憲兵科士官ハ他兵科ノ士官ヨリ轉科セシム」「御署名原本・明治二十九年・勅令第三百七十九号・陸軍補充条例制定(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03020261900 
  3. ^ 密大日記 4冊の内1 大正6年(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C03022403900 
  4. ^ a b 御署名原本・大正六年・勅令第九十七号・陸軍補充令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021102800 
  5. ^ 御署名原本・大正六年・勅令第九十五号・陸軍武官官等表中改正」 アジア歴史資料センター Ref.A03021102600 
  6. ^ 御署名原本・昭和十二年・勅令第一二号・明治三十五年勅令第十一号(陸軍武官官等表)改正」 アジア歴史資料センター Ref.A03022080400 
  7. ^ a b 大正6年 「密大日記 4冊の内1」(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C03022403300 
  8. ^ 陸軍士官学校准尉候補者教育条例 「大日記甲輯 大正06年(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C03010054300 
  9. ^ 御署名原本・大正六年・勅令第九十五号・陸軍武官官等表中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021102600 
  10. ^ 陸軍准尉ノ位次ニ関スル件 軍令陸第10号『官報』第1624号、1917年12月29日
  11. ^ 永存書類甲輯第1類 大正6年(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C03010038500 
  12. ^ 『陸軍士官学校』21頁
  13. ^ 御署名原本・大正九年・勅令第二百四十一号・明治三十五年勅令第十一号(陸軍武官官等表)中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021257900 
  14. ^ 『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正9年9月1日調』480頁ほか
  15. ^ 彙報 学生退校『官報』第1573号、1917年10月29日
  16. ^ a b 『陸軍士官学校』221頁
  17. ^ a b 御署名原本・大正九年・勅令第二百四十四号・陸軍補充令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021258200 
  18. ^ 御署名原本・大正十一年・勅令第百八十一号・陸軍補充令中改正加除(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021384900 
  19. ^ 御署名原本・大正十二年・勅令第八十九号・陸軍補充令中改正加除大正九年勅令第二百四十四号(陸軍補充令中改正)中削除明治三十七年勅令第百十五号(戦時事変ノ際ニ於ケル士官候補生教育ニ関スル件)廃止(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021438300 
  20. ^ 御署名原本・大正十三年・勅令第百十八号・陸軍補充令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021501100 
  21. ^ 御署名原本・昭和二年・勅令第三三一号・陸軍補充令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021670300 
  22. ^ 御署名原本・昭和十二年・勅令第一二号・明治三十五年勅令第十一号(陸軍武官官等表)改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022080400 
  23. ^ a b 御署名原本・昭和十二年・勅令第一一二号・陸軍補充令、昭和八年勅令第七十一号(陸軍補充令中改正)及昭和十年勅令第三百二十六号(陸軍補充令中改正)中改正(第六百五十四号ヲ以テ本号中改正)(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022090400 
  24. ^ 『陸軍現役志願兵』24頁
  25. ^ a b 御署名原本・昭和十二年・勅令第一一一号・陸軍予科士官学校令(第五百六十七号ヲ以テ本号中改正)(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022090300 
  26. ^ 御署名原本・昭和十二年・勅令第五六七号・陸軍予科士官学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022135900 
  27. ^ 御署名原本・昭和十二年・勅令第五六六号・陸軍士官学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022135800 
  28. ^ 御署名原本・昭和十二年・勅令第三七六号・陸軍工科学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022116800 
  29. ^ a b 御署名原本・昭和十二年・勅令第三七八号・陸軍憲兵学校令制定憲兵練習所令廃止(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022117000 
  30. ^ 御署名原本・昭和十年・勅令第三二五号・陸軍経理学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022009300 
  31. ^ 御署名原本・昭和十三年・勅令第五三五号・陸軍経理学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022221300 
  32. ^ 御署名原本・昭和十四年・勅令第五八二号・陸軍軍医学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022392900 
  33. ^ 『陸軍現役志願兵』167-168頁
  34. ^ 御署名原本・昭和十三年・勅令第五三六号・陸軍獣医学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022221400 
  35. ^ 御署名原本・昭和十五年・勅令第五八〇号・昭和十二年勅令第十二号(陸軍武官官等表)改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022498000 
  36. ^ 御署名原本・昭和十五年・勅令第五八四号・陸軍補充令及昭和十三年勅令第百三十七号(陸軍補充令中改正)中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022498400 
  37. ^ 大陸命綴 (終戦に関する書類) 昭和20年8月15日~20年8月21日 (第1381~1387号) (防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C14060914200 
  38. ^ 御署名原本・昭和二十一年・勅令第三一九号・陸軍武官官等表等を廃止する勅令(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A04017827200 
  39. ^ 御署名原本・大正九年・勅令第二百三十八号・陸軍工科学校令(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021257600 
  40. ^ 『陸軍航空士官学校』395-397頁
  41. ^ 『陸軍士官学校』23-24頁
  42. ^ 御署名原本・昭和十二年・勅令第六五四号・陸軍補充令及昭和十二年勅令第百十二号(陸軍補充令中改正)中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022144600 
  43. ^ 御署名原本・昭和十五年・勅令第六八九号・陸軍士官学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022508900 
  44. ^ 御署名原本・昭和十五年・勅令第六九〇号・陸軍予科士官学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022509000 
  45. ^ 御署名原本・昭和十四年・勅令第七三一号・幹部候補生等ヨリ将校ト為リタル者ノ役種変更ニ関スル件(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022407800 
  46. ^ 御署名原本・昭和十六年・勅令第六〇七号・陸軍士官学校令中改正ノ件(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022611000 
  47. ^ 陸密綴昭和19年(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C01007848500 
  48. ^ 御署名原本・昭和十九年・勅令第四五六号・陸軍補充令外二勅令中改正ノ件(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022300300 
  49. ^ 『陸軍航空士官学校』364頁
  50. ^ 御署名原本・昭和十年・勅令第二六四号・陸軍補充令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022003200 
  51. ^ 御署名原本・昭和十年・勅令第二二五号・陸軍航空技術学校令(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03021999300 
  52. ^ 『陸軍航空士官学校』368-398頁
  53. ^ 『陸軍航空士官学校』384頁
  54. ^ 御署名原本・昭和十九年・勅令第三四四号・陸軍航空関係少尉候補者教育令(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022289100 
  55. ^ 御署名原本・昭和十五年・勅令第四九八号・陸軍工科学校令ヲ陸軍兵器学校令ト改題シ同令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022489800 
  56. ^ 御署名原本・昭和十六年・勅令第七八六号・陸軍兵器学校令中改正ノ件(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022628900 
  57. ^ 御署名原本・昭和十五年・勅令第五〇五号・陸軍憲兵学校令中改正(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022490500 
  58. ^ 御署名原本・昭和十七年・勅令第七九九号・陸軍憲兵学校令中改正ノ件(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03022769900 
  59. ^ 陸密綴昭和19年(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C01007850800 
  60. ^ 陸密綴昭和19年(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C01007841500 
  61. ^ 御署名原本・昭和十七年・勅令第三〇五号・陸軍経理学校令中改正ノ件(国立公文書館」 アジア歴史資料センター Ref.A03022720500 )
  62. ^ a b 「陸軍経理学校、陸軍軍医学校及陸軍獣医学校各種学生の修学期間短縮に関する件達」(陸密第28号)「陸密綴昭和19年(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C01007839700 
  63. ^ 公文類聚・第六十七編・昭和十八年・第十四巻・官職八・官制八(大蔵省二・陸軍省)(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A03010072900 
  64. ^ 『日本陸海軍総合事典』515-581頁
  65. ^ 学生卒業『官報』第2803号、1921年12月5日
  66. ^ 『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和9年9月1日調』414頁
  67. ^ 『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和10年9月1日調』394頁
  68. ^ 『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和11年9月1日調』371-372頁
  69. ^ 『帝国陸軍編制総覧』第三巻

参考文献

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関連項目

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