高橋泥舟

日本の武士・幕臣

高橋 泥舟(たかはし でいしゅう、天保6年2月17日1835年3月15日[1] - 明治36年(1903年2月13日[1])は、日本武士幕臣)。

高橋泥舟

生涯 編集

 
高橋泥舟(中)。田辺太一(左)、三宅秀(右)と。

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27婿

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西使使駿西使使[2]


 

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人物評 編集

  • 山岡鉄舟が亡くなったとき山岡家に借金が残り、その返済を義兄の泥舟が工面することとなったが、自分にも大金があるはずがなく、金貸しに借用を頼むとき「この顔が担保でござる」と堂々と言い、相手も「高橋様なら決して人を欺くことなどないでしょう」と顔一つの担保を信用して引き受けた等々、その人柄を示すような逸話が多く残っている。
  • 勝海舟、山岡鉄舟と並んで「幕末の三舟」と呼ばれているが[1]、勝は後年「あれは大馬鹿だよ。物凄い修行を積んで槍一つで伊勢守になった男さ。あんな馬鹿は最近見かけないね」と泥舟を評している。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i 高橋泥舟|近代日本人の肖像”. 近代日本人の肖像. 国立国会図書館. 2023年10月11日閲覧。
  2. ^ 岩下哲典『江戸無血開城: 本当の功労者は誰か? (歴史文化ライブラリー)』(吉川弘文館、2018年 ISBN 978-4642058704

関連項目 編集

参考文献 編集

  • 『泥舟遺稿 伝記・高橋泥舟』(安部正人編、復刻大空社[伝記叢書]、平成9年(1997年))
  • 頭山満 『幕末三舟伝』(新版・島津書房/国書刊行会、平成19年(2007年))
  • 子母澤寛 『逃げ水』(新版・中公文庫 上下)
  • 松本健一 『幕末の三舟 海舟・鉄舟・泥舟の生きかた』(講談社選書メチエ、平成8年(1996年))
  • 岩下哲典『江戸無血開城―本当の功労者は誰か? 』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー」、2018年)ISBN 978-4642058704
  • 岩下哲典『山岡鉄舟・高橋泥舟―もとの姿はかわらざりけり』(ミネルヴァ書房ミネルヴァ日本評伝選」、2023年)ISBN 978-4623095780
  • 水野靖夫『勝海舟の罠―氷川清話の呪縛、西郷会談の真実』(毎日ワンズ、2018年)ISBN 978-4901622981
  • 水野靖夫『定説の検証「江戸無血開城」の真実―西郷隆盛と幕末の三舟 山岡鉄舟・勝海舟・高橋泥舟』(ブイツーソリューション 2021年) ISBN 978-4434284953