お船祭り (須々岐水神社)

須々岐水神社 (松本市) > お船祭り (須々岐水神社)

お船祭り(おふねまつり)は、長野県松本市里山辺の須々岐水(すすきがわ)神社にて、毎年5月5日御柱祭(干支でいう卯、酉)の年には4日)に行われる祭事のこと。

鳥居を勢い良く潜るお船

概要

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9西1198661825姿

信仰の対象

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1812

「お船」について

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構造

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二十四孝(唐婦人の授乳)

5m2.82m4.44m

要目

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船順に説明を行う。

薄町

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or





 





湯の原

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新井

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下金井

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下金井のお船
  • 連名:かねこ連
  • 作者:不明
  • 補作:立川富種の弟子・原田蒼渓
  • 建造:安政四年(1857年)
  • 彫刻:源義家常盤御前新田義貞、五條の橋の牛若丸弁慶、粟穂に鶉、竹に虎など
  • 幕の色:赤と白
  • 特徴:金箔の雲天井(二階の軒天井に雲の彫刻をつけ、内部が漆箔の鏡天井)、手毬獅子(天井)、高士園遊(下段)は建造当時の彫刻

荒町

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 15



 



1767218291869

西荒町

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西荒町のお船
  • 連名:かやの連
  • 作者:清水湧水
  • 建造:大正11年
  • 彫刻:国生物語かまどの煙、龍、花鳥 など
  • 幕の色:赤と白
  • その他:屋根はせり上げ式。

上金井

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上金井のお船
  • 連名:圓上連
  • 作者:不明
  • 補作:立川東渓(明治中期)
  • 建造:天保六年(1835年)前
  • 彫刻:上り龍、下り龍、水流と鯉、波と亀 など
  • 幕の色:赤と白
  • 特徴:9つの町会の中で唯一二階に人形を飾る。その人形は源義経である。せりの柱についている上り龍と下り竜の彫刻は目を見張るものがある。公式の記録上一番古いお船と思われる。

藤井

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1920

兎川寺

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兎川寺のお船
  • 連名:都連
  • 作者:立川流 不明
  • 補作:立川東渓の次男・清水島太郎(昭和三年)
  • 建造:天保頃か?
  • 彫刻:楠木公村上義光、宝尽し、盧敖、ねずみと大根 など
  • 幕の色:赤と白
  • その他:

問題点

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100

20002014[1]

脚注

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  1. ^ 昨年に続き暴力排除決議 実行委と祭典委『長野日報』2015年6月25日

外部リンク

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