ばねばかり

フックの法則を利用して引っ張る力を測定する器具

ばねばかり: spring scale)とは、フックの法則を利用して引っ張る測定する器具。一般的には物体の重量の測定に用いられる[1]。東日本では「ばねばかり」西日本では「ばねはかり」ということが多い。

ばねばかり

特徴

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[1][1]

便[1]

[1]調


歴史

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イギリスで最初のばねばかりは1770年頃にウエスト・ブロムウィッチのリチャード・サルターによって製作された[2] 。彼はいとこのジョンとジョージと共にジョージ・サルータ社を作り、1838年にばねばかりの特許を取得した。現在でも広く知られる会社である。彼らはまた、ばねばかりの原理を蒸気機関車安全弁に応用し、自重を支える弁の改良を行った[2]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 宮下文秀「秤量の基礎 天びんの分類とその性質(少量の化合物を正確に秤量・分析するには)」『化学と教育』第60巻第11号、日本化学会、2012年、476-479頁、NAID 1100095545352020年5月22日閲覧 
  2. ^ a b Hewison, Christian H. (1983). Locomotive Boiler Explosions. David and Charles. pp. p. 18. ISBN 0-7153-8305-1 

関連項目

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