ふるさと (戯曲)
略歴・概要
編集構成と配役
編集- 第1幕 - アルプス連峰の麓、町近くの農村にある雑貨を兼ねた居酒屋の内部
- 第2幕第1場 - 居酒屋の表通り(前幕より一年後)
- 第2幕第2場 - 居酒屋の内部
- 堅太郎 - 坂東簑助
- お杉 - 高橋豊子
- おもと - 藤間房子
- 彦作 - 中村もしほ
- 八兵衛 - 神田三朗
- 通行人 - 市川美喜造
- 喜多子 - 夏川静江
映画
編集故郷 | |
---|---|
監督 | 伊丹万作 |
脚本 | 伊丹万作 |
原作 | 金子洋文 |
製作 | 森田信義 |
出演者 |
夏川静江 丸山定夫 坂東蓑助 藤間房子 三木利夫 高堂國典 |
音楽 | ポリドール・レコード |
撮影 |
三木茂 照明 上林松太郎 |
製作会社 | ゼーオー・スタヂオ |
配給 | 東宝映画 |
公開 | 1937年5月1日 |
上映時間 | 84分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
﹃故郷﹄︵ふるさと︶は、金子洋文の戯曲﹃ふるさと﹄を原作とした1937年︵昭和12年︶製作・公開、伊丹万作脚本・監督による日本の劇映画、トーキー作品である[2][3][4]。主役のキャスティングについては、前年に初演された東宝劇団による演劇を踏襲している[1][2][3][4]。東京国立近代美術館フィルムセンターは、本作の上映用プリントとして、オリジナルと同一の完全尺の35mmフィルムを所蔵している[3]。ビデオグラムについては、VHSベースで東宝が﹁日本映画傑作全集﹂の1作として発売していた時期があるが、DVDは未発売である。
スタッフ・作品データ
編集- 監督・脚色 : 伊丹万作
- 製作者(製作) : 森田信義
- 原作 : 金子洋文
- 撮影 : 三木茂
- 照明 : 上林松太郎
- 録音 : 中大路禎二
- 装置(美術) : 髙橋庚子
- 衣裳 : 橋本忠三郎
- 小道具 : 山本保次郎
- 結髪 : 都賀かつ
- 床山 : 濱田金三
- 監督補助 : 毛利正樹、松村四郎、尾崎橘郎
- 撮影補助 : 荒木秀三郎、直江隆
- 音楽 : ポリドール・レコード
- 現像 : J・O現像所
- 製作 : ゼーオー・スタヂオ
- 上映時間(巻数 / メートル) : 84分(10巻 / 2,294メートル) / 現存版 84分(NFC所蔵[3])
- フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - モノラル録音(発声版トーキー)
- 公開日 : 日本 1937年5月1日
- 配給 : 東宝映画
- 初回興行 : 有楽町・日本劇場
キャスト
編集脚注
編集参考文献
編集- 『金子洋文作品集 2』、金子洋文、筑摩書房、1976年11月1日
- 『近代歌舞伎年表 京都篇 第10巻 昭和十一年 - 昭和十七年』、国立劇場調査養成部調査資料課近代歌舞伎年表編纂室、八木書店、2004年5月 ISBN 4840692327