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ほくろ

ほくろ

英語 Nevus
器官 感覚器
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lentigopigmented nevusnevus cell nevus/nevocellular nevusnevus cell/nevocyte

WHOICD-O8720/0

[1]


診断 編集

 
正円で色味が均一のものは一般的なほくろであることが多いです。

体の上でのほくろの位置が年月とともにゆっくり移動することがあり、複数のほくろの位置関係が変化することもあるが心配ない。

もし成人の手の平、指、足底、足指、目のあたり、鼻、上唇周辺などの“ほくろ”が急に大きく(長径6mm以上に)なったり、その境界がぼやけていたりいびつな形だったり、出血、膿、あるいは崩れがあるなら、いじらずにすぐ皮膚科形成外科に行って、良性かどうか診てもらうのが良い。数年で盛り上がった“ほくろ”でも、真珠状の光沢や青黒さがあったり、斑(まだら)状のもの、あるいは中央部が潰瘍で落ち込み周囲が黒く盛り上がっている場合も同様である。

治療 編集

以前はメスを使用した切除法が多かったが、近年では、レーザー治療などを使ってほくろを除去する人も増えている。生活に支障をきたすと認められた場合の切除法のみ保険適用であり、それ以外の美容目的などのレーザーによる除去施術は自由診療となっている。[2]

レーザーによる除去は患部が大きい場合は除去した患部の凹みが大きくなり、周りの皮膚との色も異なってしまう。切除法は傷跡が一本の線であり目立たない。以上の特徴から、レーザーによる除去は比較的小さい患部に適している。

2016年(平成28年)9月29日に、株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリングの自家培養表皮「ジェイス」が、先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした製造販売承認事項一部変更(適応拡大)について、 厚生労働省より承認された。

脚注 編集

関連項目 編集