オオシマウツギ
植物の一種
(オキナワヒメウツギから転送)
オオシマウツギ(大島空木、学名:Deutzia naseana)とは、アジサイ科ウツギ属の落葉低木。
オオシマウツギ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Deutzia naseana Nakai | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
オオシマウツギ |
概要
編集変種
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オオシマウツギには基本変種var. naseanaの他に2変種が確認されている。
オオバナオオシマウツギ︵var. macrantha︶
徳之島のみに分布。オオシマウツギよりも葉は丸く、花弁の長さが8-11mmになる。
オキナワヒメウツギ︵var. amanoi︶
沖縄島のみに分布。日当たりの良い琉球石灰岩の岩場に生育する。葉は小型で長さ2-3cm。花序に付く花の数は少なく3-7個。
保全状態評価
編集- オオシマウツギ
- 鹿児島県レッドデータブック:準絶滅危惧
- オオバナオオシマウツギ
- 鹿児島県レッドデータブック:情報不足
- オキナワヒメウツギ
- 環境省レッドデータブック:絶滅危惧IA類 - 2007年版レッドリスト[1]
- 沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧IA類
脚注
編集参考文献
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●大野照好監修・片野田逸郎著 ﹃琉球弧・野山の花 from AMAMI﹄ 株式会社南方新社、1999年。
●沖縄県文化環境部自然保護課編 ﹃改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物︵菌類編・植物編︶-レッドデータおきなわ-﹄、2006年。
●鹿児島県環境生活部環境保護課編 ﹃鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物-鹿児島県レッドデータブック植物編-﹄ 財団法人鹿児島県環境技術協会、2003年。
●環境省自然環境局野生生物課編 ﹃改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 植物I﹄ 財団法人自然環境研究センター、2000年。
●島袋敬一編著 ﹃琉球列島維管束植物集覧﹄ 九州大学出版会、1997年。
●多和田真淳監修・池原直樹著 ﹃沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科﹄ 新星図書出版、1989年。
外部リンク
編集- ノパの庭 - オオシマウツギの写真
- J-IBIS絶滅危惧種情報 - 環境省版RDBでのオキナワヒメウツギの解説