コンクリート充填鋼管構造

鋼管の内部にコンクリートを充填した構造

コンクリート充填鋼管構造(コンクリートじゅうてんこうかんこうぞう、CFT; Concrete Filled Steel Tube)は、主としてに使用される鋼管の内部にコンクリートを充填した構造。CFT構造またはCFT造と略される。

コンクリート充填鋼管構造の柱

概要

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CFTSRCSRCCFT使SCFT使

1H1980S使CFT1987調CFTCFTSRCS198521CFT1996CFT  60mCFT199319975CFT2002[1][2]CFTCFT1990CFT[3]

長所

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CFTCFT[4]SRCSRC使使

S使RCSRC

短所

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使[5]H使SSRCRC

21SRC[3]

工法

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鋼管の中にコンクリートを充填する方法には、大きく分けて2種類の工法がある。

  1. 圧入工法:柱鋼管下部に設けた圧入口からコンクリートを強い圧力で上部まで充填する。
  2. 落とし込み工法:柱鋼管の上部からトレミー管やサニーホースなどを下部まで挿入し、管を引き上げながらコンクリートを充填する。

ダイアフラム

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柱に鋼管を使用する場合、梁の応力を鋼管柱に伝達するために、梁フランジ位置の鋼管内部または外部にダイアフラムと呼ばれる水平の補強材を設ける必要がある。ダイアフラムには鋼管内部にプレートを溶接する内ダイアフラム、鋼管を切断してプレートを挟んで再度溶接する通しダイアフラム、鋼管の外側にプレートを溶接する外ダイアフラムの3種類がある。CFT造では、内ダイアフラムと通しダイアフラムには、コンクリートを充填するための開口部(打設孔)を設ける必要がある。

脚注

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(一)^ 464_. . 20221216

(二)^ 131024_. . 20221216

(三)^ ab   . _. World Organization of Building Officials. 20221218

(四)^ 1980ISBN 9784818900257 

(五)^ 西 (2010128). CFT21cmJIS使CFTJIS. . 201534

参考文献

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  • 国土交通省国土技術政策総合研究所他編 『コンクリート充填鋼管(CFT)造技術基準・同解説』 新都市ハウジング協会、2009年
  • 日本建築学会 『コンクリート充填鋼管構造設計施工指針 』 日本建築学会、1997年、ISBN 9784818905078

外部リンク

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