サリュート1号

ソビエト連邦によって打ち上げられた世界初の宇宙ステーション

1: Салют-1Salyut 11971419101133調31011(салют)
サリュート1号
基本項目
製造国 ソビエト連邦
NSSDC ID 1971-032A
打ち上げロケット プロトンロケット
打ち上げ日 1971年4月19日
通算搭乗員数 3名
通算滞在日数 23日
再突入日 1971年10月11日
設計寿命 3か月
物理的特性
長さ 13.07 m
最大直径 4.15 m
与圧区画容積 99m3
質量 18,210 kg
メインエンジン
出力 4089 N
推進剤の種類 HNO3 / N2H4
推進剤質量 2000kg
比推力 282 秒
デルタV 320 m/秒
電力
太陽電池枚数 4枚
太陽電池面積 33 m3
発生電力 平均 1.0 kW
サリュート1号とソユーズ。

設計

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DOSOPS21DOS

152 (OKB-52) 1(OKB-1)DOS

113m4m99m3184

4使

11128cm200-380 (nm) 5nm

運用

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119714198K82K使

ソユーズ10号

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4月22日、宇宙ステーションへ宇宙飛行士3人を送り届けるためにソユーズ10号が打ち上げられた。4月23日、ソユーズはサリュート1号とのドッキングを試みた。途中で自動装置が故障したため、手動操作による接近が行われた。ソフトドッキング(完全な結合の前段階として宇宙船を固定すること)に成功したものの、完全なドッキングには失敗し、宇宙飛行士がステーションに移乗することはできなかった。5時間30分後、ソユーズはサリュート1号から離れ、24日に地上に帰還した。

ソユーズ11号

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663116718

11姿調1β調

62923311630調

ソユーズ12号

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ソユーズ12号はサリュート1号とドッキングする計画だったが、11号の事故を受けて中止された。実際のソユーズ12号は、安全性を改善した新型ソユーズのテスト飛行として打ち上げられた。

再突入

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無人となったステーションは設計寿命の3か月を過ぎても運用された。推進剤の消費量や空力特性のデータが集められ、以後の参考になった。1971年7月・8月には、空気抵抗による落下を防ぐ目的でより高い軌道へ移動するためのエンジン噴射が行われたが、同年10月に電子機器が故障し、大気圏に安全に突入できなくなる恐れが生じたため、10月11日に軌道修正を行って太平洋上の大気圏に突入した。

参考文献

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  • Salyut 1” (英語). NASA - NSSDC. 2008年6月6日閲覧。
  • Salyut 1” (英語). Encyclopedia Astronautica. 2008年6月6日閲覧。

関連項目

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