電子メールフィルタリング
(スパムフィルタから転送)
背景
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電子メールフィルタは、主にスパム︵いわゆる迷惑メール︶やコンピュータウイルスの除去に使われ、これをアンチスパムフィルタあるいはスパムフィルタと呼ぶ。また、企業が従業員の出す電子メールを調べ、法律違反などをしていないかチェックするのに使うこともある。電子メールの優先順位付けに使ったり、題名や内容などによって分類したりするのにも使うことができる。
利用
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電子メールフィルタは、ユーザ毎にインストールでき、電子メールクライアントの一部となっている場合もあるし、独立したプログラムの場合もある。フィルタの設定はカスタマイズ可能となっているのが普通である。特に自動スパムフィルタリングは最近の多くの電子メールクライアントに備わっている。インターネットサービスプロバイダが顧客へのサービスの一環として、メール転送エージェントに電子メールフィルタをインストールすることもある。企業も防衛のために利用している。
カスタマイズ
編集ソフトウェアの例
編集- CRM114
- dSPAM
- POPFile
- Postfix
- Policyd-weight
- Procmail
- Maildrop
- sendmail - libmilter によるフィルタリングが可能
- SpamAssassin
- Anti-Spam SMTP Proxy
- Spam Mail Killer - ウェイバックマシン(2000年5月11日アーカイブ分) - 日本語ベース。特定国(迷惑メールの主な発信元とされる中国など)経由のメールの削除が可能
- SPAMfighter - コミュニティソフトのフィルタリング(日本語対応版)
- milter manager - milterを使った効果的な迷惑メール対策