スパーリング

格闘技における実戦形式や試合形式、またはそれに近い形の練習

スパーリング: Sparring)は、格闘技における実戦形式や試合形式、またはそれに近い形の練習。スパーと略されることもある。

目的

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スパーリングは基礎の肉体鍛錬や応用の身体操作ではなく、対人的な技術を磨くための模擬戦である。本番さながらの内容で行われることが多く、デビュー戦やタイトルマッチを控えた選手が仮想の相手と対戦する。ただし、本番では観客の声援が飛び交うなど本番ならではの雰囲気が漂っており、対戦相手も気合が入っているため、スパーリングでできた動きが本番の試合ではまったくできないといった事態になることも珍しくない。

スパーリングパートナー

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スパーリングをしてもらう相手のことをスパーリングパートナーという。一般により格上の者やより強い者とする方が上達が早いので、スパーリングパートナーは重要である。

各格闘技でのスパーリング

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ボクシング

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TWBA



# (JBC) 6[1]使使使[2]

合気道

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相撲

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注意点

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スパーリングでも、一歩間違えば選手の死亡につながることがある[3]

脚注

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  1. ^ 日本ボクシングコミッションルール・第80条5項
  2. ^ 興毅の“現役復帰戦”、公開スパーに変更 JBCが修正求める - スポーツニッポン・2018年4月26日
  3. ^ 選手がスパーリング中に死亡、豪ボクシング界に衝撃 写真1枚 国際ニュース”. AFPBB News (2019年11月10日). 2019年11月27日閲覧。

関連項目

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