ダイヤルパルス
用語
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●ダイヤル回線 - 日本のNTTの用語でトーンダイヤルに対応していない電話回線。
●パルス - 回線の接︵メーク︶と断︵ブレーク︶により送出される信号。
●パルス列 - パルスを複数個連続して送る信号。ブレークの回数が数字を意味し︵但し0は10回︶、続くポーズによって数字1個の送信が終わる。
●メーク率 - 1回のパルスを構成するメークとブレークを合わせた時間のうち、メークの占める時間の割合=メーク時間÷︵メーク時間+ブレーク時間︶。
●ミニマムポーズ - 隣接するパルス列を識別する為に規定された最小の休止時間︵=数字と数字の間の区切り時間︶。
条件
編集ダイヤルパルスの種類 | ダイヤルパルス速度 | メーク率 | ミニマムポーズ |
---|---|---|---|
10パルス毎秒方式 | 10±1.0/s | 30%以上42%以下 | 600ms以上 |
20パルス毎秒方式 | 20±1.6/s | 30%以上36%以下 | 450ms以上 |
回転ダイヤル式電話機
編集「黒電話」も参照
問題点
編集関連項目
編集参考文献
編集- 電話サービスのインタフェース NTT東日本 (PDF)
- 電話機のあゆみ NTT東日本 (PDF)
- 鈴木利雄・川治健一・関口理希 ほか、日本の家庭を隅々までつないだ黒電話 601A型のダイヤルの開発に携わって 『科学・技術研究』 2016年 5巻 1号 p.123 - 1128, doi:10.11425/sst.5.123