トワノクオン
『トワノクオン』(TOWANOQUON)は、2011年6月18日より全6章を6か月かけて随時上映された日本のアニメーション映画[1]。
トワノクオン 第一章 泡沫の花弁 第二章 混沌の蘭舞 第三章 夢幻の連座 第四章 紅蓮の焦心 第五章 双絶の来復 第六章 永久の久遠 | |
---|---|
TOWANOQUON | |
監督 |
飯田馬之介 もりたけし(協力監督) |
脚本 |
根元歳三 大野木寛 |
出演者 | 神谷浩史 |
音楽 | 川井憲次 |
主題歌 | LAZY「Reckless」 |
撮影 |
福士享 木村俊也 |
編集 | 重村建吾 |
制作会社 | ボンズ |
製作会社 |
トワノクオン製作委員会 バンダイビジュアル ボンズ 博報堂DYメディアパートナーズ ショウゲート ランティス ムービック SonyPCL |
配給 | ショウゲート |
公開 |
第一章:2011年6月18日 第二章:2011年7月16日 第三章:2011年8月13日 第四章:2011年9月10日 第五章:2011年11月5日 第六章:2011年11月26日 |
上映時間 | 各45分(第一章 - 第四章) |
製作国 |
![]() |
言語 | 日本語 |
概要
編集ストーリー
編集この節の加筆が望まれています。 |
第一章
編集- 泡沫の花弁(うたかたのかべん)
2050年の東京では、ベスティアと呼ばれる特殊能力に目覚めた少年少女が次々発見されていた。 自らの能力に飲み込まれ、暴走するそんなベスティアたち。そのベスティアを人知れず鎮圧するためにサイボーグ部隊クーストースが暗躍する。 ある夜、ベスティアの少年がクーストースに追いつめられた。その時、獣のようなベスティアが現れ、深手を負いながらも、少年を連れ去る。それはインサニアと呼ばれ、クーストースがかねてから狙っている謎のベスティアだった。 翌朝、ベスティアの少年――ユーマは目を覚ます。そこはファンタジアム・ガーデン。ベスティアとなった少年少女が集う場所だった。 そしてユーマは、クオンという少年と出会う……。ため行動を開始する。
第二章
編集- 混沌の蘭舞(こんとんのらんぶ)
第三章
編集- 夢幻の連座(むげんのれんざ)
能力者の少年を確保しようとしたテイとサイボーグのイプシロン(瞬)が接触する。 なんとか少年とテイの救出には成功するが、テイは意識を失い倒れてしまう。 そしてその異変はイプシロンの体にも起きていた。 イプシロンと繋がったテイの脳波を辿り、クオンたちベスティアの本拠を探ろうとするクーストース。 ファンタジアム・ガーデンの秘密を守るには、 テイを医療装置から切り離さなくてはならないが、そうすればテイは再び目覚めることはない。 テイを救うためクオンは、その心の中へと入り込んでいく。 そこでクオンが目撃したのは、瞬を「お兄ちゃん」と呼ぶテイの姿だった。 そしてクオンにも「お兄ちゃん」と声をかける存在が現れる。 それぞれの記憶が絡み合った心の迷宮から、クオンはテイを救うことができるのか。
第四章
編集- 紅蓮の焦心(ぐれんのしょうしん)
封印していた過去に直面した瞬(イプシロン)は、クーストース本部に帰還しても、情緒不安定のままだった。 そんな状況下で、クーストースは、ベスティアの拠点探しを着々と進行しつつあった。同じ頃、街に出たテイが若者に絡まれ、 能力を暴走させてしまう。テイのテレパシー能力によって、己の暴力衝動を跳ね返された若者たちは、争いを始める。 テイを守るために現れたインサニア・クオンと、ベスティア捕獲に現れた瞬が戦う。 だが瞬は、ともに記憶の迷宮に迷い込んだテイを見て 深い混乱に陥る。そして、思わぬ異変が瞬の体を襲う……
第五章
編集- 双絶の来復(そうぜつのらいふく)
第六章
編集- 永久の久遠(とわのくおん)
トワ、そしてテイを取り戻すために、クオンは瞬と共にクーストース本部に向かう決意を固める。 神無月はトワのことを知らないユリたちに、クオンが1000年間背負ってきたものを説明する。 そこで待ち受けていたのは、インサニア・クオンを宿敵として戦い続けてきたアルファだった。 瞬は自らの存在をかけてアルファに立ち向かっていく。 そんな能力者とサイボーグの戦いをほくそ笑みながら見ている上代。 上代は何が目的なのか。クオンの戦いがついに終局を迎える。 その時、クオンの瞳に映るのは一体、どのような風景だろうか。
登場人物
編集この節の加筆が望まれています。 |
アトラクター
編集クーストース
編集ゲストキャラクター
編集スタッフ
編集- スタッフロールの最後に、Iida Umanosuke(1961~2010)とクレジットされている。
- 協力監督 - もりたけし[7]
- シリーズ構成 - 根元歳三[7]
- キャラクターデザイン・アニメーションディレクター・総作画監督 - 川元利浩[7]
- コンセプチュアルデザイン - 武半慎吾[7]、出渕裕[7]
- ベスティアデザイン - 水畑健二[7]
- デザインワークス - 斎藤恒徳[7]、吉岡毅[7]、片貝文洋[7]、鎌田誠[7]
- アクション監修 - 中村豊[7]
- 美術デザイン - 成田偉保[7]、青井孝[7]
- 美術監督 - 根本邦明[7]
- 色彩設計 - 水田信子[7]
- 撮影監督 - 福士享[7]、木村俊也[7]
- 編集 - 重村建吾[7]
- 音響監督 - 若林和弘[7]
- 音響効果 - 倉橋静男[7]
- 音楽 - 川井憲次[7]
- プロデューサー - 湯川淳、渡辺マコト、細川修、臼井久人、堂下律明、雪田雅人
- 3D・CG制作・モニターグラフィックス - サンジゲン[7]
- アニメーション制作 - ボンズ[7]
- 製作 - トワノクオン製作委員会(バンダイビジュアル[7]、ボンズ[7]、博報堂DYメディアパートナーズ[7]、ショウゲート[7]、ランティス[7]、ムービック[7]、SonyPCL[7])
- 配給 - ショウゲート[7]
主題歌 / 挿入歌
編集各章リスト
編集章 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第一章 | 泡沫の花弁 | 根元歳三 | もりたけし 中村豊(プロローグ・アクションパート) |
原口浩 | 川元利浩、吉岡毅 藤田しげる |
第二章 | 混沌の蘭舞 | 大野木寛 | 原口浩 | 水畑健二 | 斎藤恒徳、水畑健二 |
第三章 | 夢幻の連座 | 根元歳三 | もりたけし 樋口真嗣(回想パート) |
池添隆博 | 永作友克 |
第四章 | 紅蓮の焦心 | 大野木寛 | 池添隆博 | 三浦陽 | 金栄範、岩本貴玲 伊藤岳史 |
第五章 | 双絶の来復 | 三浦陽 もりたけし |
高橋健司 成田歳法 |
柴田淳、杉浦幸次 永作友克 長野伸明(エフェクト) | |
第六章 | 永久の久遠 | 根元歳三 | もりたけし 中村豊(アクションパート) |
大西景介 池添隆博 |
藤田しげる、倉島亜由美 吉岡毅、斎藤恒徳 長野伸明(エフェクト) |
Blu-ray / DVD / ネット配信
編集巻数 | タイトル | 発売日[9] | 規格品番 【初回限定版】[9] |
規格品番 【通常版】[9] |
PC配信サービス 『アニメワン』 |
STBサービス 『PlayStation®Network』 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1巻 | トワノクオン 第一章 泡沫の花弁[10] | 2011年8月26日 | BCXA-0328 (BD) BCBA-4148 (DVD) |
BCXA-0361 (BD) BCBA-4200 (DVD) |
2011年7月16日 | 2011年7月20日 |
第2巻 | トワノクオン 第二章 混沌の蘭舞[11] | 2011年9月22日 | BCXA-0329 (BD) BCBA-4149 (DVD) |
BCXA-0362 (BD) BCBA-4201 (DVD) |
2011年8月13日 | |
第3巻 | トワノクオン 第三章 夢幻の連座[12] | 2011年10月26日 | BCXA-0330 (BD) BCBA-4150 (DVD) |
BCXA-0363 (BD) BCBA-4202 (DVD) |
2011年9月10日 | |
第4巻 | トワノクオン 第四章 紅蓮の焦心[13] | 2011年11月25日 | BCXA-0331 (BD) BCBA-4151 (DVD) |
BCXA-0364 (BD) BCBA-4203 (DVD) |
2011年10月26日 | |
第5巻 | トワノクオン 第五章 双絶の来復[14] | 2011年12月22日 | BCXA-0332 (BD) BCBA-4152 (DVD) |
BCXA-0365 (BD) BCBA-4204 (DVD) |
2011年12月3日 | |
第6巻 | トワノクオン 第六章 永久の久遠[15] | 2012年1月27日 | BCXA-0333 (BD) BCBA-4153 (DVD) |
BCXA-0366 (BD) BCBA-4205 (DVD) |
2011年12月24日 |
漫画
編集『トワノクオン Episode at Daybreak』のタイトルで、月刊コンプエース2011年5月号(角川書店)より連載を開始[16]。
ラジオ
編集『トワノクオン〜ファンタジアム・ガーデン放送局』のタイトルで、文化放送「超!A&G+」内で放送された本作品のタイアップラジオ番組[17]。公式サイトでも放送翌週月曜日に期間限定無料配信されている。
- パーソナリティ
- 白石涼子(ユリ役)[17]、小見川千明(ミウ役)[17]
- 放送期間
- 2011年4月29日 - 2011年12月2日(全31回)
- 放送日時
- 毎週金曜 24時30分 - 25時00分[17](リピート:2011年5月2日から 毎週月曜日 12時30分 - 13時00分)
ゲスト
編集- 2011年6月10日(第6回)・17日(第7回)放送分:神谷浩史(クオン役)
- 6月17日放送分は全編動画放送されていた。
超!A&G+ 金曜日深夜24時台後半枠(24:30 - 25:00) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
小野坂昌也・竹本英史のネオロマ&無双
|
トワノクオン〜ファンタジアム・ガーデン放送局 |
特別番組
編集- 「トワノクオン」劇場上映記念!先行映像すべて見せます!!
映画公開に先駆け放送された[18]。本編第1章の前半映像を放送したほかユリ役・白石涼子、ミウ役・小見川千明がナビゲーターとして簡単な作品解説を行った。アニメワンでも期間限定配信されている。
放送地域 | 放送局 | 放送日 | 放送時間 |
---|---|---|---|
東京都 | TOKYO MX[18] | 2011年6月10日 | 金曜 26時00分 - 26時30分 |
福岡県 | RKB毎日放送[18] | 2011年6月14日 | 火曜 26時00分 - 26時30分 |
北海道 | 北海道放送[18] | 2011年6月16日 | 木曜 25時26分 - 25時56分 |
近畿広域圏 | 毎日放送[18] | 木曜 27時10分 - 27時40分 | |
中京広域圏 | 中部日本放送[18] | 2011年6月17日 | 金曜 27時05分 - 27時35分 |
- トワノクオン 第一章〔泡沫の花弁〕の本編放送しちゃいます!!
第三章公開直前にプロモーションの一環として、本編第一章を概ね全部放送。このほか第二章のダイジェストや第三章の見所を解説。ナレーターは白石涼子が担当。
放送地域 | 放送局 | 放送日 | 放送時間 |
---|---|---|---|
東京都 | TOKYO MX | 2011年8月6日 | 土曜 26時30分 - 27時30分 |
近畿広域圏 | 毎日放送 | 土曜 27時58分 - 28時58分 |
- トワノクオン 第一章 泡沫の花弁 前半パート見せます!!
第四章上映中・第五章上映前のプロモーション。作品紹介・舞台挨拶・第一章の前半パートを放送。ナレーターは白石涼子が担当。
放送地域 | 放送局 | 放送日 | 放送時間 |
---|---|---|---|
神奈川県 | tvk | 2011年9月27日 | 火曜 25時45分 - 26時15分 |
東京都 | TOKYO MX | 2011年9月30日 | 金曜 22時00分 - 22時30分 |
愛知県 | テレビ愛知 | 2011年10月5日 | 水曜 25時30分 - 26時00分 |
脚注
編集外部リンク
編集- 公式サイト
- 公式ブログ[リンク切れ]
- トワノクオン (@TOWANOQUON) - X(旧Twitter)
- 第一章 泡沫の花弁 - allcinema
- 第一章 泡沫の花弁 - KINENOTE
- 第二章 混沌の蘭舞 - allcinema
- 第二章 混沌の蘭舞 - KINENOTE
- 第三章 夢幻の連座 - allcinema
- 第三章 夢幻の連座 - KINENOTE
- 第四章 紅蓮の焦心 - allcinema
- 第四章 紅蓮の焦心 - KINENOTE
- 第五章 双絶の来復 - allcinema
- 第五章 双絶の来復 - KINENOTE
- 第六章 永久の久遠 - allcinema
- 第六章 永久の久遠 - KINENOTE