エレクトリックベース

電鳴楽器(複合弦鳴楽器)
ベースギターから転送)

electric bass guitar 4[1]56[2]1940[3]25
ベース
別称:
エレクトリック・ベース、エレキベース、
ベースギター、
各言語での名称
Electric Bass Guitar
Elektrische Bassgitarre
Guitare basse électrique
Chitarra Basso Elettrico
ベース
エレクトリックベースギター
分類

弦楽器撥弦楽器リュート属

関連楽器

エレキギターコントラバス

世界初のフレット付きのエレキベースは、1951年に発売されたフェンダー社プレシジョンベース(現テレキャスターベース)である[4][5]

概要

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 (electric bass guitar) 1970EMGTCT

[6]使

 (bass guitar)



 (Bassist)

著名な奏者

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R&B[1]JB[2]""[7]

[8][9][10][11]

[3]R&B西[4]

詳細/調弦

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3-611-4[12]5BLow-BE4C(High-C)G4454BG4BEAD調調D使EDDEDD4EADG
 
44E1

コントラバスとの比較

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コントラバス エレキベース 備考
サイズ  
・等身大ほどの大きさ
 
・通常のギターとほぼ同等 [1]
両者は弦長(スケール)が異なる為に、指板を押さえるポイントが異なる。またテンションが違う為に演奏性や音質が異なる。
演奏形態 ・楽器脇に立って弾く
・専用の椅子に座って弾く
・立って肩から吊るして弾く
・着席し膝の上に乗せて弾く
アコースティック・ベースもエレキベースと同様。
奏法 ボウイング
ピッツィカート
スラッピング
グリッサンド
タッピング
ピッキング
スラッピング
タッピング
グリッサンド
独特の音響効果を得るためにエレキギターでボウイングをすることは稀にあるが、エレキベースでボウイングをすることはまずない。
フレット ・ない ・ある [2] フェンダー社最古のエレキベース商標は「プレシジョン・ベース」である。「プレシジョン」とは英語で「正確」という意味で、フレットを付けたことにより誰でも容易に正確な音程を出せるようになったことを表した命名である。コントラバスにはフレットがないので、ある程度の修練を積んだ者でなければ正確な音程で弾くことは難しい。

1. ^ アコースティックギターのような厚みがなく、ネックの部分はやや長め(詳細は「クラシックギターとエレキギター」の項を参照)。
2. ^ ただしフレットのついていない特殊なエレキベースも存在する(詳細は「フレットレス ベース」の項を参照)。

エレキベースの種類

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4弦ベース Höfner500/1 "violin bass"

エレキベースの主な種類をカテゴリごとに記載する。

ボディの特徴による分類[13]

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  • ソリッド・タイプ(ボディに空洞がない)
  • ホロウ・タイプ(ボディに空洞がある)
  • セミホロウ・タイプ(センターブロックと呼ばれるものでボディ内が二分されており、両サイドに空洞がある)

弦の本数による分類

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前述したようにエレキベースは4弦が基本だが、5本以上の弦を持った多弦ベースや、3弦以下の少弦ベースなどが存在する。5弦ベースや6弦ベースは比較的頻繁に使用されるが、7弦以上のベースや少弦ベースになるとプレイヤー数も多くないため、チューニングの音がプレイヤーによってバラバラで確立された音はない。下に示すものは一つの例である。

多弦ベース

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  • 5弦ベース(チューニングは低音弦からLow-B、E、A、D、G)(E、A、D、G、High-Cのものも存在する)
  • 6弦ベース(チューニングは低音弦からLow-B、E、A、D、G、High-C)
  • 7弦ベース(チューニングは低音弦からLow-B、E、A、D、G、High-C、High-Fなど)
  • 8弦ベース(チューニングは低音弦からE、A、D、Gでそれぞれに1オクターブ高い複弦が1つ張られている)
  • 12弦ベース(チューニングは低音弦からE、A、D、Gでそれぞれに1オクターブ高い複弦が2つ張られている)

このように、ギターより多い弦のベースも多数ある。

少弦ベース

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フレットの有無による分類[14]

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ピックアップによる分類[15]

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  • プレシジョンベース・タイプ(スプリットコイル・ピックアップが1つ)
  • ジャズベース・タイプ(シングルコイル・ピックアップが2つ)
  • ハムバッカー・タイプ(ハムバッカー・ピックアップが1つもしくは2つ)
  • PJタイプ(スプリットコイル・ピックアップが1つ、シングルコイル・ピックアップが1つ)

プレシジョンベースジャズベースというのは本来フェンダー社のブランド名であったが、同じ特徴のベースが様々な会社で制作されたため、一般名称化してきている。

プリアンプの有無による分類[15]

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  • パッシブベース(プリアンプが内蔵されていない)
  • アクティブベース(プリアンプが内蔵されている)

脚注

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注釈

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  1. ^ ジェームス・ブラウンのJBズのあと、Pファンクに移ったファンク・ベーシスト。
  2. ^ アレサ・フランクリンらの録音に参加した南部のベーシスト。
  3. ^ ジミー・ジェイムズ&ヴァガボンズ出身のフィル・チェンは「ホット・レッグズ」でもベースをひいている。また彼はボブ・マーレー、レイ・チャールズ、ピート・タウンゼントなど、多くの音楽家と共演している。
  4. ^ ウィルトン・フェルダー、スティックス・フーパーらがメンバー。

出典

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(一)^ ? - 

(二)^ <Cap, Ariane (2018). Music Theory for the Bass Player: A Comprehensive and Hands-on Guide to Playing with More Confidence and Freedom. CapCat Music Media. p. 10. ISBN 978-0-9967276-3-1. Retrieved May 12, 2020.

(三)^ ? - RAG MUSIC  Web

(四)^ 5. . 2018921

(五)^ About | Fender Musical Instruments. 2018921

(六)^  - 

(七)^ Ohio Players bassist Marshall Jones dies at 75. Philadelphia Tribune. (2016527). https://www.phillytrib.com/ohio-players-bassist-marshall-jones-dies-at/article_c79f340a-8065-5877-88ff-59424940f483.html 202198 

(八)^   202187

(九)^ Grand Funk Railroad. NME. 202187

(十)^ Mel Schacher. Theamericanband.com. 202187

(11)^  

(12)^ 199681245ISBN 4-401-12023-X

(13)^ heymusic (2021822). . Bass-the-World~~. 2023427

(14)^ . Bass-the-World~~ (2020421). 2023427

(15)^ ab. . 2023427

関連項目

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外部リンク

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