ペーパーバック

書籍の形態のひとつ。表紙の装幀による区分

: paperback: softcover, softback

分類

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使使


一方では、デジタルブックと比較し従来の書籍をペーパーブックと表現する場合が見られるため、電子書籍全般を扱うコミュニティーなどでは解釈に注意を要する。

製本

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簡便な出版物であり、コストを抑えるため、のりで背を貼り付けた無線綴じや、雑誌などで見られる針金ホッチキス)で綴じる平綴じ中綴じを用いることが多く、ハードカバーの本より価格が安い。

歴史

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18使1919301950

ヨーロッパ

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1809

1837100

193218×11.1

19356

アメリカ合衆国

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18291900

1939



1950

日本

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19381982

19701 131B6B6

1979920

19997

200211



20155P+D BOOKSB6[1]




洋書におけるペーパーバックの種類

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マスマーケット・ペーパーバック

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マスマーケット・ペーパーバック(Mass-market paperback)とは、廉価・小型のペーパーバックである。ハードカバーの再版から始まった。判型としてはイギリスのA-format(110mm×178mm)と、ほぼ同寸法のアメリカのPocketbook(4-1/4インチ×7インチ、約114mm×178mm)を指す[2]

アメリカでは1960年代までは、新聞や雑誌と同じような扱いで、ニュース・スタンドやドラッグストアで売られていた。1970年代、大型チェーン書店が積極的に取り扱った事で、一般的な小売書店でも売られるようになった[3]

トレード・ペーパーバック

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Trade paperback5-1/2×8-1/2140mm×216mm6×9152mm×229mmC-format135mm×216mm[2]



1950[3]

B-format

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130mm×198mmA-formatC-format5.12×7.8[2]

脚注

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  1. ^ 日本経済新聞 2015年4月12日 朝刊 読書面
  2. ^ a b c Why size matters”. The Guardian (2001年8月11日). 2016年8月29日閲覧。
  3. ^ a b 『アメリカの出版・書店』

参考文献

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関連項目

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