ホンダ・RA121Eは、本田技研工業ホンダF1)が1991年のF1世界選手権用に開発・製造したレシプロエンジン。本記事では翌1992年に使用されたRA122ERA122E/Bについても述べる。

RA121E(ホンダコレクションホール所蔵)

歴史

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1989V10RA109EF1V101960F1V121V12[1]V1260[2]19907[3]

1991MP4/6 1991[4]1992使調[5]75RA122E/B[6]1992

RA109E退M-TECV121992F121993使1992RC-F1

スペック

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RA122E/B(ホンダコレクションホール所蔵)

RA122E/B

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  • エンジン形式: 水冷V型12気筒 DOHC 4バルブ
  • バンク角: 75度
  • 総排気量: 3,496cc
  • ボア×ストローク: 88.0mm×47.9mm
  • 圧縮比: 12.9
  • 最大出力: 774bhp/14400rpm
  • 燃料供給方式: ホンダPGM-FI 電子制御シーケンシャルインジェクション
  • スロットル形式: 12連バタフライ式スロットルバルブ可変吸気管長システム
  • 重量: 154kg

搭載マシン

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参考文献

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  • 田口英治『ホンダF1 設計者の現場』二玄社、2009年3月25日。ISBN 9784544400359 

脚注

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  1. ^ 田口英治 2009, p. 37.
  2. ^ 田口英治 2009, pp. 161–162.
  3. ^ 田口英治 2009, p. 162.
  4. ^ 田口英治 2009, pp. 165–172.
  5. ^ 田口英治 2009, pp. 177–178.
  6. ^ McLaren Honda MP4/7A - Honda Racing Gallery