: Machine-to-Machine, M2M (Machine-to-Management) 3GPP (Machine Type Communication) [1]

 M2M 

M2Mの主な活用分野

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様々な分野で活用されている[2]

  • 自然環境の監視
  • 見守り・ セキュリティ
  • 遠隔での使用状況等監視
  • 決済関係
  • 車両関係
  • 広告表示
  • インダストリー4.0

システム事例

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使 M2M 



M2M 

M2M 

諸国におけるM2Mサービス用電気通信番号の使用状況

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諸国におけるM2Mサービス用電気通信番号の使用状況
M2M用番号 番号容量 指定数 M2M用番号帯
識別子 加入番号桁数 専用 備考
ドイツ 015 9 約10億 × 携帯電話番号を使用
イギリス 07 9 約8億 × 携帯電話番号を使用
フランス 0700 10 約100億 約5,000万 携帯電話番号を使用することは禁止
オランダ 097 9 約8億 約1億 携帯電話番号を使用することは禁止
スペイン 59 11 約1000億 約7450万 携帯電話番号を使用することは原則禁止
米国 5 9 数十億 約5,600万 × 非地理的番号(5XX)等を使用
日本 020 8 約8,000万 約2,270万 携帯電話番号を使用することは原則禁止
0200 10 100億

M2Mサービス用識別子の候補

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M2Mサービス用識別子の候補(3GPP技術レポートTR22.988)
ソリューション 識別子 定義 体系 利用サービス例
現状の番号計画の継続利用 既存の番号長でのMSISDN ITU‐T勧告E.164 最大15桁の数字列 電話サービス
通信モジュール
番号計画の拡張 最大番号長15桁でのMSISDN ITU‐T勧告E.164 最大15桁の数字列
IMSI ITU‐T勧告E.212 最大15桁の数字列 携帯電話等でのSIMカード識別
その他の番号 必要に応じて定義
新識別子の導入 URI <任意の数字・文字列> WEBなど
SIP‐URI RFC3261 sip: <任意の数字・文字列>@<ドメイン形式> IP電話など
tel‐URI RFC3966 tel: <任意の数字列> IP電話など
FQDN STD13 <スキーム>:<任意の数字・文字列> WEBなど
NAI RFC4282 <任意の数字・文字列>@<ドメイン形式>
@以降を省略する場合あり
ネットワークでの端末等の認証
IPv4アドレス RFC791 32ビットのビット列 IPv4ネットワークでのルーティング
IPv6アドレス RFC2460 128ビットのビット列 IPv6ネットワークでのルーティング

M2Mサービス用の電気通信番号のオプション

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M2Mサービス用の電気通信番号のオプション(ITU-T SG2)
オプション 番号 特徴
A 既存の移動通信番号帯 既に多くの番号で利用されており番号容量が小さい
規制面で、M2M用番号を異なる取り扱いとすることが困難
B 新しいE.164番号帯 新たな番号帯により番号容量を大きく確保することが可能
番号分析、規制要件、課金などの処理について、簡便な方法等を新しく採用することが可能
C 国際共有番号 複数の国で共通に使用可能
ITU-Tが番号の割当てを行い、申請者は適格性が必要
自国内通信でも国際コードが必要だが、M2Mでは問題とならない
D 網内番号 電気通信事業者のネットワークに閉じられた番号であり、事業者間の相互接続は不可
事業者が利用するに当たり、網内独自の仕様での展開が可能

脚注・参照

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(一)^ M2M - NTT

(二)^ 54 IoTIoT2019513https://www.soumu.go.jp/main_content/000618963.pdf2019521 


関連項目

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