ラペル: lapel)は、洋服カラー(上襟)に続く身頃の折り返し部分。下襟とも言われる。

ラペルの外見

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ノッチドラペル

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菱形のラペルで、もっともオーソドックスな形状。背広襟ともいわれ、あらゆるシーンに対応する。シングルのスーツに多いスタイル。

セミピークドラペル

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ノッチドラペルとピークドラペルの中間

ピークドラペル

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ピークドラペル 



[1][2]

ローリングダウンラペル

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第一ボタンの襟が折返っている襟。

ショールカラー(へちま襟)

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ショールカラー 

()

マオカラー(立襟)

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人民服国民服学生服などに似た襟、スタンドカラーのワイシャツを合わせることが多い。マオカラースーツの特徴的な衿。

ラペルの幅

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5cm - 7.5cm



8cm - 8.5cm



9cm - 11cm12cm13cm


語源

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古英語で布の切れ端などを意味するlaeppaから来ている。

部位

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Boutonnière

lapel buttonhole

Boutonnière

[3]

(一)

(二)

(三)

(四)

脚注

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  1. ^ ピークトラペル peaked lapel”. FASHIION PRESS / Carlin, inc.. 2020年9月24日閲覧。
  2. ^ 剣衿”. ファッション用語 / オーダースーツ Pitty Savile Row. 2020年9月24日閲覧。
  3. ^ About that lapel buttonhole サイト:bespokeedge.com 更新日:June 9th, 2017、参照日;October 9th, 2021

外部リンク

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